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弊社は、顧客の「覚悟を決めた挑戦」に寄り添う存在でありたいです。

新しい時代における存続をかけて、100年に1度というくらいのデジタル化やグローバル化にシフトチェンジしていくことは、大きな挑戦です。

我々は、そんな挑戦に共に乗り出す仲間です。土足でずかずか入ってきてほしいし、こちらからも入っていける関係性をつくりたいと思っています。

私は、「会社は学校」だと捉えています。社員は「労働しに来る」というより、「グローバルに活躍できる一流の商売人」へと主体的に育ってほしい。そのために弊社では、ジョブローテーション制を採用し、誰もが各事業や業務フロー全体を把握できるようにして、裁量の幅を広げていきます。

独自のMBAプログラムも、所属部署、ポジションを問わず受講できます。自ら経営者の視点とノウハウをもってビジネスを作っていけるイントレプレナー（社内起業家）を目指してほしいと思いますし、実際に性別、国籍、年齢を問わず、多くのイントレプレナーたちが活躍しています。社内制度も、社員の声から始まったものがほとんどです。

美容室や靴磨きなどの費用を補助する「おしゃれ手当」、公に異動や転籍を志願できる「引き抜き、社内FA自由」など、ちょっと変わった制度もあります。「この指とまれ」で集まった同志ですから、社員全員と共同経営している気持ちです。

取引先も、顧客や社員と同じように、仲間だと思っています。弊社にも自由に出入りしてもらっていますし、財務状況もほぼ公開しています。弊社のイベントや飲み会の席にも、当たり前のように取引先やOB、OGが参加していて、もはや違いが分からないくらいです。

年功序列・学歴主義が嫌でアメリカに行きましたが、日本という国の一員である自覚は一時たりとも忘れたことがありません。選択してこの国を好きになったわけではなく、日本に生まれおちた以上、その場所を良くしたいと願う気持ちが自然に芽生えました。

アメリカに行ったからこそ、そこで学んだ良い部分を日本の社会にインストールしたいとの想いで、一貫して取り組んできました。

新興国が勢いよく成長している中、日本は1980年代～1990年代の世界で1、2位を争う時代から長らく停滞しています。当時の後遺症ともいうべき平和ボケした現在の日本は、これからどうなっていくのでしょう。

なんとか、日本の若者に対して世界を開き、つないであげたいですね。生涯かけて、「若者と、企業と、世界をつなぐ」を実現したいです。