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株式会社Unpacked

グローバルパートナーズ株式会社

https://www.global-p.com/

〒171-0014 東京都豊島区池袋2-40-13池袋デュープレックスビズ 6F

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ステークホルダーVOICE サステナブルな取り組み コラム

Unpacked⼩嶋彗史さんが語るグローバルパートナーズ「高校生が創る高校生のためのオンライン大学校」構想から運営まで共創

取引先
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株式会社Unpacked代表取締役会長兼CEO ⼩嶋彗史さん
株式会社Unpacked代表取締役会長兼CEO⼩嶋彗史さん

5,000社を超える企業の海外進出や経営支援をしてきたグローバルパートナーズ株式会社が開発した「高校生が創る高校生のためのオンライン大学校」の動画教育アプリGlobal Partners University(GPU)。

その企画・運営をするのが「18歳以下を対象とした日本最大級のキャリアイベントU18キャリアサミット」や中高生向け探究型学習プログラムを提供する株式会社Unpackedだ。

今回はUnpacked代表取締役会長兼CEO ⼩嶋彗史さんに、グローバルパートナーズの代表取締役社長 山本康二さんとの協業やGPUに懸ける想いなどについて話を伺いました。

グローバルパートナーズ山本さんは起業をゼロから見守ってくれた父親、毎日モチベーションをもらえる存在

グローバルパートナーズとUnpackedは協働でGlobal Partners University(GPU)を展開されています。GPUの事業構想から運営までビジネスパートナーとして関わってこられたUnpacked小嶋さんにとって、グローバルパートナーズさんはどのような存在なのでしょうか。

小嶋

何かあったときには真っ先に相談する、ビジネス界の「父親」のような感じです。他の人には言いづらいことでも、山本さんをはじめ、グローバルパートナーズの皆さんには相談することができます。

山本さんも「小嶋さんは家族なんだからさ」と言ってくださり、とてもうれしいです。ですから「オヤジ」という感覚を抱いています。

グローバルパートナーズさんも山本さんも、弊社が登記する前、まったくのゼロのときからずっと見守ってくれているのです。

いまだに一緒に事業をしてくれていることもうれしいし、これからも一緒にできるように頑張りたいと、毎日モチベーションをもらっています。

⼩嶋彗史さん

ビジネスという枠を超えた深いつながりがあるのですね。小嶋さんは大学時代から積極的に起業家になる活動を展開されていたと伺っていますが、そもそも御社はどのようにしてGPUと関わるようになったのですか。

小嶋

私は大学1年生の4月から約250社に訪問して様々な方と話を聞く活動を始めたことで、今の価値観があるし、会ってくださった方々がいたから成長ができたという実感があります。

グローバルパートナーズさんとは当時から中高生向けに一緒にイベントを開催したり、「U18キャリアサミット」に山本さんにご登壇いただくなど、協業させていただく機会が多くありました。

そのような中で、山本さんからも私のように「もっと多くの高校生にいろいろな大人に会ってほしい」という想いをお聞きしていたことがきっかけで、一緒に事業をしよう、ということになったのです。

ただし、高校生は時間が限られています。対面で会うのはほとんど無理です。そこでグローバルパートナーズさんは動画を制作しているので、「動画を通じて大人との出会いをつくろう」という話になりました。

最初は1日1分でも2分でもいいから動画を開いて「こんな大人がいるんだ。へえ」というぐらいでも、そこから憧れる大人が見つかればいいと思いました。

そういった考えから始まったのがGPUです。ですから、企画構想の部分から協働しているプロジェクトなんですね。

GPUは「高校生が創るオンライン大学校」ですので、あまり大人が入り過ぎることは好ましくありません。

ですから高校生マネジメントの部分、つまり高校生に対してどういうことをやったらいいのかというところは弊社が担当しています。動画作成についてはプロのグローバルパートナーズさんに任せるという役割分担になっています。

どういう人と会ってほしいかというところについては、山本さんがいろいろな人を連れてきてくださいます。

憧れとの出会いが未来を描く意思を育む

Global Partners University(GPU)
Global Partners University(GPU)2
「高校生が創る高校生のためのオンライン大学校」の動画教育アプリGlobal Partners University(GPU)は、高校生が学びたいことが題材となり講座が作られていく仕組み。

GPUの効果や反応についてはいかがですか。

小嶋

GPUはスタートしたばかりですが既に効果が現れています。GPUは高校生と社会人の対談コンテンツを配信する映像プラットフォームなのですが、登壇する高校生たちが自分の意見を主張できるように変わってきているのです。

例えば高校2年生の引っ込み思案の女の子が、GPUに2~3回登壇することによって「私はこう思う。なぜなら……」と意見を堂々と言えるようになりました。

質問について考えることによって自分を深掘りすることになり、自分への理解が深まります。意見を言っても、他の登壇者たちが決して否定せず、「それでいいと思うよ」と肯定してくれるので、どんどん考えを言葉にできるようになるのです。

この変化がとても印象的でした。

私もたまに司会で入りますが、「これをやりなさい」と言う大人たちが登壇していないのです。

高校生に寄り添って、「君たちはどう思うの?」と、登壇しているにもかかわらず深掘りしてくれるというメンター的な立ち位置を取ってくださる方々ばかりです。

登壇してくれる高校生たちの考えがより深まり、熱量の多い意見を言うようになります。見ていた子たちがどう変化したかはまだ分かりませんが、登壇した子たちはどんどん変わっていきます。

そのような変化を目の当たりにして効果を実感しているのですね。GPUを通じて⼩嶋さんが一番実現したいことは?

小嶋

「憧れとの出会い」をつくりたいということが、私の中で一番強い想いです。

「将来の道を見つけなさい。将来に向かって頑張りなさい」と言っても、それほど頑張ることはできません。なぜならロールモデルがいないからです。私は「この人のようになりたい」というモデルが見つかったから頑張ろうと思えたのです。

GPUを通じて、高校生にいろいろな大人との出会いを提供し、「この人のようになりたい」と思えるような人が、1人でも2人でも見つかればいいと思っています。

GPUは「未来を描く意思を育む」という教育理念を掲げています。「この人のようになるためにどうしたらいいのか」と考え始めるところが、まさに「意思を育む」という部分なのです。

意思を育んだ後は、「あとは君たち自身が頑張りなさい」と言うのです。GPUは、そのゼロから最初の1歩になれたらいいと思うから、一緒にやらせていただいているのです。

ただの大人が登場する動画を見るだけならYouTubeでいいはずです。

そうではなくて、山本さんが本当に会ってほしいという選りすぐりの大人が登場する動画を、グローバルパートナーズさんのプロフェッショナルの方々が面白く仕上げてくれます。

また高校自身が学校運営に携わることによって、密に関わる機会を与えます。それを見た子たちが、また新しい運営スタッフとして入ってくるというように、どんどん渦を広げていきたいと思っています。

グローバルパートナーズさんの高校生から学ぶ姿勢が好き

⼩嶋彗史さん

グローバルパートナーズさんに期待していることをお聞かせください。

小嶋

今のスタンスから変わってほしくないですね。

教育によって自己肯定感が上がることは良いのですが、自分の考えが正しいという感覚になってしまうこともあります。

そういう傾向があるのは、実は教育をしている人たちです。たまに私もそうなってしまうことがあるので、いけないと思って軌道修正します。

しかしグローバルパートナーズさんには、「なるほど。こういう視点があったのか」と、逆に高校生から学ぶ姿勢があります。私はそこがとても好きです。

その姿を見て「私も学び続けなければいけないな」と思っています。そういった姿勢があるから、高校生と一緒にプロジェクトができていると思います。

いつしか「これが正解なのだ」と言い始められると嫌です。多分、その心配はしなくてもいいと思いますが、変わってほしくないというのが私の願いです。

大人と出会うインフラを整備から、世界に飛び出せる環境づくりへ

グローバルパートナーズは10代のうちから世界で活躍する大人との出会い、社会と世界を学べる事業を展開。

グローバルパートナーズさんとの関係について、今後の展望をお聞かせください。

小嶋

まずはGPUで、いろいろな高校生と、いろいろな大人との出会いをつくっていきたいです。欲を言えばその次の展開としては、世界を見てほしいと思っています。

私の父親はパイロットで母親が客室乗務員だったので、小学生から高校生のときまで、海外にはたくさん行っていました。海外へ行くとカルチャーが違うので、とても刺激を受けます。

GPUで「このような人たちと会うことができる」というインフラを整備した後は、世界に飛び出せる環境をつくりたいです。

グローバルパートナーズさんはドバイやセブなどで高校生のインターン事業を展開していますので、そこをベースにもっと気軽に海外へ行ける仕組みを作りたいと思っています。

本当は海外に1週間ほど滞在してほしいのですが、海外に行ったことがない人にとってみたら、行くこと自体が勇気の要る行動なので、その敷居を低くするようなプログラムを作りたいと思っています。

日帰り、あるいは土日だけの超短期留学も可能にしようと思っています。

GPUと超短期留学事業を通じて、「もっと海外について学びたい」という意思を育んでいくことを、ぜひグローバルパートナーズさんと一緒に実現したいです。

「経営者を助ける経営者」になりたいという夢

小嶋さんは現在24歳。学生時代から起業家として活躍されていますが、いつ頃から起業しようと思われたのでしょうか。

小嶋

私は小学校2年生のときから経営者になりたいと思っていました。図工の時間に作ったピンボールがとても人気になって利用者が殺到したため、チケット制にしたことがきっかけでした。

あまりの人気でチケットを作るために時間がかかり、休み時間に遊べなくて困りました。そこで友達に「チケットを10枚作ったら1枚あげる」と言ったら1日に400枚ぐらい集まりました。

このとき仕組みを作って大きいことを実現する喜びを味わいました。父に「将来こういうことをやりたいのだけれども、それってどういう仕事?」と尋ねたら、「それは社長だろう」と言われて、経営者を目指すようになりました。

経営者になることは全く難しくありません。30万円を用意して会社を登記するだけで、もう経営者です。では自分は何をして経営者になればいいのか、猛烈に悩んだ時期がありました。高校生になると、その延長線上で、なぜ大学に行くかと考えました。

そのとき、たまたま「僕は経営者を助けている経営者だ」と発言されている立教大学教授の存在を知りました。めちゃくちゃ格好いいと思いました。この人から学びたいと思い、立教大学に進学しました。

目指すべき経営者像を見つけたのですね。

小嶋

大学ではサークルにも入らず、1年生の4月から就職活動をしましたね。1年間で250社ほど訪問して、多くの経営者から話を聞かせていただきました。

その中で、大手外資系企業から「うちで働かないか」というオファーも受けたこともありました。そういう活動をしているうちに、経営者を助ける経営者になるという夢がだんだん薄れていきました。

それに代わって就職活動そのものに関心が向き、大学生のキャリア支援を始めました。1年間の活動で多くの企業とのつながりができたことと、協力してくれる友達がたくさんいたことが、その理由でした。

具体的にどのような活動かというと、合同説明会や座談会で欠員が出た企業から電話をいただき、即時に希望者を紹介するというものです。20人ほどの友達と任意団体をつくり、私がトップになって運営しました。

しかし、ワンマン経営をしてしまい、結果的に友達が全員去ってしまいました。

高校生のときから芸能プロダクションに所属していたこともあって、それを機に芸能活動に専念しようしました。

しかし心の中では、経営者を助ける経営者になりたいという夢は消えていませんでした。

そこでタレント同士あるいはマネジャーとタレントがコミュニケーションを取れるような仕組みを考えたところ、社長から「彗史君によって事務所が変わった。ありがとう」と言ってもらえたのです。

このとき、経営者を助けるというのはこういうことなのかと実感することができました。

その成功体験と、一度組織をつぶしているという失敗体験から、組織に悩む経営者を助けたいと思い、組織コンサルティングという軸で就職活動を始めました。

数社から内定をいただいていましたが、結局は一社員になる道であって、経営者になれるわけではありません。もやもやする気持ちは抜けませんでしたが、まずは会社のことを知ろうと思い、内定先の3つの会社でインターンを始めました。

上場大手の組織コンサル会社でインターンをさせていただいた経験をもとに、自分の力を試してみようと思い、ある会社にアルバイトとして入り、生産性を向上させ、退職者も減らすという成果を出すことができました。

それでも、もやもやは残ったままだったのです。

日本で一番、受け手の目線に立った教育プログラムを作る

Unpackedの設立までの経緯は?

小嶋

私が教育に関する問題意識を持ち始めたのは、大学3年生ぐらいからです。「なぜ高校生までは押しつけの教育なのに、大学生になって急に自由になるのだろう」と疑問に思いはじめました。

自由になると遊んでしまう大学生が多いですよね。250社の経営者の方とお会いして「日本が危ない」としばしばお聞きしたのですが、その原因は大学生活にあるのではないか。

日本の義務教育は世界最高水準と言われますが、大学生で英語すら話せなくなり、海外からは程度が低く見られているということを、日本自身が知らなさ過ぎることが課題だと思いました。

大学4年生の12月、「自分は一体何をしたいのか」と考えているときに、たまたま出会った高校生が、現在弊社の副代表をしている中澤治大です。

中澤は学生時代に起業し、カスタマーサクセスマネジャーを手掛けていました。

中澤との出会いがきっかけとなり、この課題を直接解決できるソリューションとして人材教育を手がけて、日本のプレゼンスを向上させようと思ったわけです。彼のような子たちがどんどん育っていったら日本が良くなるような気がしたのです。

日本を何とかするために若年層の育成をしようと本気で思いました。「教育」とは偉い人の押し付けです。中高生目線で彼らが受けたい教育は全然ありません。

その矛盾に気が付き、中高生が知りたい、やりたいことを、結果的に教育へ結び付けられる事業を始めたいと考えました。そこで内定を全て断って、弊社を立ち上げました。

したがって弊社の信条は、日本で一番、受け手の目線に立った教育プログラムを作るというものです。中高生が今どういうことに興味があり、何をしたいかを知り、それをやるための環境をつくることが弊社の役割です。

「U18キャリアサミット」と「みらい事業部」

現在、御社が最も注力していることは何でしょうか。

小嶋

具体的な事業の一つは、18歳以下の国内最大級のキャリアイベント「U18キャリアサミット」です。第5回「U18キャリアサミット」を8月末に開催します。第1回が300人、第2回が500人、第3回が1,000人、第4回が2,000人という規模だったので、次は4,000人を目指しています。

もう一つは「みらい事業部」で、中高生のクリエイティビティと企業の実現性を合わせて新しい社会価値を生み出す事業です。

U18世代が表に出る機会はだんだん増えてきているものの、まだまだ「意識が高い人が行うもの」というイメージがあります。

しかし、社会を知ることに早すぎることはありませんし、いつかは向き合う壁です。そこで、もっと企業とU18世代の距離を縮め、将来の働くイメージをみらい事業部を通じてU18へは伝えます。

企業様には中高生の発想を事業に生かしてもらったり、若者がターゲットの会社様には実際にマーケティングのアイディアを提案させていただいたりと弊社がU18との懸け橋になり、中高生のクリエイティビティを納品させていただいております。

現在、この「みらい事業部」の中で、グローバルパートナーズさんの新事業GPUを協働で進めています。

2024年度から高校の授業で「総合的な探究の時間」が学習指導要領に組み込まれ、生徒の主体性や考える力を伸ばすための授業がこれから始まります。学校の先生も何をやったらよいのか分からないのです。ここが弊社でお手伝いする領域です。

現場の実態を視察するため東大阪市立日新高校の「総合的な探究の時間」で私が教壇に立ったり、弊社が主催した高校と大学の接続プログラムで、慶應義塾大学の授業を高校生に受けさせようともしています。

このようなフィールドワークを重ねながら何が正解なのかを知り、高校の先生が教えやすく、かつ高校生が学びたいと思えるような、新しいソフトウエアを開発している最中です。

御社としても将来性があって、日本のためにもなる事業ですね。

小嶋

そうですね。ただ、本当の意味で成功させるためには、多くの課題があります。グローバルパートナーズさんを含め、いろいろな会社と組みながら、高校生に必要とされるプログラムを高校生と一緒に完成させようという「みらい事業部」を強化しています。

中高生と一緒に教育プログラムを作りたい会社があれば、いつでもお声を掛けください(笑)。

◎企業情報
株式会社Unpacked
https://www.unpacked-inc.com/
代表取締役会長兼CEO:⼩嶋彗史
所在地:〒150-6415 東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階

ライター:

1964年生まれ、群馬県出身。国立群馬高専卒。専攻は水理学と水文学。卒業後、日刊紙『東京タイムズ』をはじめ、各種新聞・雑誌の記者・編集者を務める。その後、映像クリエーターを経て、マルチメディア・コンテンツ制作会社の社長を6年務める。現在は独立し、執筆と映像制作に専念している。執筆は理系の読み物が多い。 研究論文に『景観設計の解析手法』、『遊水モデルによる流出解析手法』、著書に科学哲学啓蒙書『科学盲信警報発令中!』(日本橋出版)、SFコメディー法廷小説『科学の黒幕』(新風舎文庫、筆名・大森浩太郎)などがある。

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