
元交際相手の女性らへの暴行を文春オンラインに報じられた福岡ソフトバンクホークスの村上泰斗投手(19)が、報道2日後の9月4日、2軍のハヤテ戦に先発していた。球団の公式記録で確認できる。球団は9月2日の取材対応で、当事者間に認識の相違があり、本人が代理人弁護士を通じて対応していると説明していた。
9月4日のハヤテ戦に先発、4回1失点
福岡ソフトバンクホークス公式の試合記録によると、村上泰斗投手は9月4日、ちゅ〜るスタジアム清水でおこなわれたファーム交流戦のハヤテベンチャーズ静岡戦に先発した。4回を52球で投げ、被安打1、3奪三振、1失点だった。
4回に倉本寿彦内野手からソロ本塁打を被弾。試合は5回表終了後に降雨コールドとなり、ソフトバンクは0―1で敗れ、村上投手が敗戦投手となった。文春オンラインが暴行疑惑を伝えた9月2日から、2日後の登板だった。
球団は本人から報告済みと説明、当事者間に認識の相違
日刊スポーツが9月3日に報じたところによると、球団は前日の2日、記事内容について既に泰斗投手から報告を受けていたと説明した。そのうえで、当事者間で認識が異なる事項があり、本人が代理人弁護士を通じて対応しているとした。
球団は、個別の事実関係や選手の私生活に関するコメントを控えると説明している。
7月4日の暴行疑惑、元交際相手が被害届と文春報道
文春オンラインは9月2日、村上投手の元交際相手への取材をもとに、7月4日の暴行疑惑を報じた。女性は前日の3日に村上投手と別れ、自宅で高校時代からの友人男性に相談していたという。
同誌によると、村上投手は合鍵を使って女性宅に無断で入り、友人男性と女性に暴行したとされる。女性は1週間の治療が必要と診断され、福岡県警中央警察署に被害届を提出したと報じられている。
2024年ドラフト1位、1軍登録抹消は報道前の8月16日
村上泰斗投手は神戸弘陵学園高校出身で、2024年ドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスに指名され、2025年に入団した。球団公式の指名記録によると、ソフトバンクは宗山塁選手、柴田獅子投手の抽選を外した後、村上投手の交渉権を獲得した。
日刊スポーツによると、2024年12月1日に契約金8000万円(推定)、年俸800万円(推定)で仮契約を結んだ。
プロ2年目の2026年8月15日、楽天戦で1軍初登板を果たし、無死一、二塁から3者連続三振を奪って1回無失点に抑えた。この日の最速は154キロだった。
NPBの公示によると、1軍初登板の翌16日に1軍の出場選手登録を抹消された。



