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一般社団法人公益資本主義推進協議会(PICC)

https://picc.or.jp/

東京都渋谷区神宮前5丁目-52-2号

倒産寸前の美容サロンが1年でV字回復できた理由|株式会社LIFEから見たPICC

ステークホルダーVOICE 地域社会
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「君は既に一歩目の成功を成し遂げている」。群馬県と栃木県で、美容室、エステ、ネイル、アイラッシュ、訪問美容を提供するトータルビューティサロン株式会社LIFEの代表取締役の松井直樹さんは、一般社団法人公益資本主義推進協議会(PICC)の大久保秀夫会長(代表理事)と出会ったことで人生が一変し、倒産寸前だった会社を見事V字回復させたというご経験をお持ちです。今回は、PICC栃木支部設立準備委員会の委員長を務めている松井さんに、PICCと大久保会長との繋がりについて、お話を伺いました。

PICCからLIFEへの感謝のメッセージ

—はじめに、一般社団法人公益資本主義推進協議会(PICC)の大久保秀夫会長から松井さんへのメッセージをお伝えします。

株式会社LIFE 代表取締役 松井直樹さんへ
(栃木支部設立準備委員会 委員長)

明るく、元気で、素直な松井さんは、いつも周りの雰囲気も良いものに変えてくれます。経営する美容室も、委員長として引っ張る栃木支部設立準備委員会も、松井さんの明元素に引っ張られて、生き生きと活動されています。
 
大久保秀夫塾で学び始めた当時は、経営的にかなり厳しい局面もあったと聞いていますが、私の教えを疑うことなく、愚直に実践していただき、上向きに改善することができました。その要となっているのは、松井さんの社員に対する優しさです。
 
一緒に働いてくれている社員に対して心から優しい気持ちで接することで、社員が大きく成長してくれていると語ってくださいました。その優しさは、社員だけでなくそのご家族にも届いています。例えば、社員が生き生きと働く姿を撮影し、それを社員の親御さんに対してお正月にお送りするという取り組みをされているそうです。
 
親御さんは生き生きと働くお子さんの姿を見て安堵され、社員さんはそうした親御さんの様子を見てある種の親孝行ができた気持ちになり、より力を発揮することにつながっているのだと思います。「経営は人だ」と語る松井さんの考えが社員にも、お客さまにも伝わり、お客さまがずっと通いたくなる、社員がずっと働きたくなる美容室づくりができているのだと思います。
 
ぜひその人に対する優しさで栃木支部準備委員会をこれからも引っ張っていってください。

君は既に1歩目の成功を成し遂げている

─株式会社LIFEとPICCのつながりの経緯を教えてください。

経緯をご説明するために、まずは私の会社のことをお話しさせてください。

私は16歳で美容師になりました。23歳で独立し、従業員を抱え何とかやってきたのですが、32歳のときに会社が倒産寸前というところまで追い込まれてしまったのです。取引先への支払いも滞り、金融機関からも会社を畳むことを促されるほど酷い状況でした。

そんなある日、地元のイベントで知り合ったのが株式会社ユニバースプロダクツの代表取締役である鈴木利和さんです。鈴木さんは栃木県でエステサロンを経営しているのですが、一見するだけで凄い経営者だということが分かりました。言葉で説明するのが難しいのですが、元気はつらつとして、一つひとつの言葉にしっかりとした説得力があり、とても輝いている方なのです。

今考えると非常に不躾だったと申し訳ないのですが、必死だった当時の私は同業者である鈴木さんに、「経営を教えてください!」と頼みこんでいました。

いきなりの申し出に鈴木さんも困っておられましたが、なんと後から連絡をくださったのです。「私が教えられることはないが、一緒に歩んでみないか?」と言っていただき、まずは勉強が必要だからと大久保秀夫塾を紹介してくださいました。

—大久保秀夫塾というと?

大久保会長の過去30年の経営者人生で習得した思考と行動を学び、成功する社長力を身に付ける経営者のための経営塾です。倒産寸前の会社を抱える私にとって、この塾で学ぶための費用を捻出することはかなりの負担でした。有難いことに鈴木さんはお金を貸すとまで言ってくださりました。しかし、ここは自分で払わないと変われないと思い、必死にお金を工面し、大久保秀夫塾に入会したのです。

 —入会してみていかがでしたか?

最初は圧倒されてしまいましたね。大久保会長ご自身の経歴も凄いですし、大久保秀夫塾に入会している経営者も名だたる方々ばかりなんですよ。かたや私は倒産寸前の会社を抱える状況。あまりの不安から、第一回目の受講日で初めて大久保会長にお会いしたときに、「実は私の会社は今、倒産の危機にあります。そんな私がこんなところに来て大丈夫なのでしょうか?」と聞いてしまいました。

すると大久保会長がこう仰ったのです。「君はここに来た。もう既に1歩目の成功を成し遂げている。私のところで学べば必ず成功するから」と。

その言葉が本当に心強くて…。私は大久保会長の教えを一つも漏らすまいと必死に勉強しました。その結果、倒産寸前だった会社がまるで奇跡のようにV字回復することができたのです。大久保会長の教えを受けて以降、売り上げは一度も下がったことがありません。

—何が一番変わったのでしょうか?

 やはり自分の意識、そして「在り方」の問題でした。そこをクリアにすると、何をすべきかが明確になるので、後はひたすら地道に努力し続けるだけです。暗中模索、右も左もわからない状況が一変しました。会社は命だと思えるようになり、その命を無駄にする時間なんてない、と内側からやる気が高まってきました。社名となっているLIFEも、その頃に思いついたものです。ある日パッと目が覚めたら『LIFE』という言葉を思いついて。本当に、私の人生は大久保会長と出会って一変しました。

PICCは「自分軸」

—大久保会長との出会いはまさに人生を変えるほどのインパクトがあったということですが、松井さんにとって大久保会長やPICCはどんな存在なのでしょう?

 自分軸ですね。PICCでは、自社が社員、会社、地域、日本、世界、地球のために何をすべきか納得できる答えが得られるまで考え抜いて、それを実践することが求められます。

大久保会長と出会う前は、会社の理念や存在価値を全く考えられていませんでした。何を目的としてどこに進んでいくかが定まっていない状態だったので、倒産の危機にまで陥ってしまったのだと思います。

大久保会長と出会い、PICCでの教えを受けてからは、自分は本当は何をしたいか、そして社会に何を還元していきたいか明らかにすることができました。やっとLIFEを本当の意味で自分軸に沿ったものとして考えられるようになったのです。この軸があれば今後会社を数百年続くものにできます。PICCには本当に大切なことを教えていただきました。

 —今後PICCに期待することを教えてください。

PICCでの学びを得れば、確実に良い企業となります。素晴らしい仲間もできます。この良さをもっとたくさんの人や会社に伝えていってほしい。そのためにも私は公益資本主義経営を体現し、実績をもって証明していきたいと思います。これからも世界を良い方向に変える行動を続けていきたい。そう思っています。

〈プロフィール〉

松井直樹

株式会社LIFE

所在地:〒373-0014 群馬県太田市植木野町182−1

連絡先: 0276-78-2718


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ライター:

1991年東京生まれ。中央大学法律学部出身。卒業後は採用コンサルティング会社に所属。社員インタビュー取材やホームページライティングを中心に活動中。

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