
入場者特典の転売が即座に横行してファンから強い批判を浴びる一方、上映回数は鬼滅の刃シリーズに匹敵する規模となり、推定興収は公開5時間で3.5億円を突破した。
公開初日から特典転売が横行 ファンから大批判
入場者特典第1弾として配布されたチャームミニフィギュアはランダム全8種の非売品だ。
公式は転売禁止を明記し、同一上映回で1人1点までと制限をかけていたが、公開当日の午前中からフリマサイトに大量出品が確認された。
単品で2000円前後、欲しいキャラやセットになるとさらに高額で取引されるケースが目立ち、ポップコーンボックスなどの劇場グッズも同様に転売対象となった。
SNSでは、「転売するくらいなら観に行くな」「やっぱり転売出た」「公式が禁止と明記しているのにプラットフォームが厳しく取り締まらないのは問題」といった怒りの声が相次いだ。
上映前の大量出品から映画館関係者による抜き取り疑惑まで指摘され、転売ヤー滅するべしとの強い表現も見られた。
ランダム配布が転売を助長しているとの指摘や、無料で手に入る特典が高額で売られる現実に悲しい複雑な思いを吐露する投稿が目立っている。
純粋に映画を楽しみたい層から特典目当てで席を埋める行為への不満が強く表れている。
異例の上映回数 鬼滅の刃級の規模でスタート
公開に先立ち、都内主要シネコンでは1日20回以上の上映が目立ちTOHOシネマズ池袋では全スクリーンを活用した41回という突出した数字を記録した。
これは過去の鬼滅の刃無限列車編や名探偵コナン劇場版に匹敵する規模で、朝7時台から深夜帯まで埋め尽くすスケジュールが組まれた。
事前予約で多くの回が満席となり、週末には話題になって観てみようという一般の人や家族連れの当日券需要も見込まれるため、初週から高い動員が期待される状況にある。
興行収入100億円超えの可能性
公開10時間で推定興収2億円、5時間で3.5億円・動員約24万人を突破するなど初動は極めて強い。
ちいかわの根強いキャラクター人気とグッズ効果、大規模上映体制が重なり、関係者やファンの間では最終的に100億円を超える可能性が現実味を帯びて語られている。
競合作品の影響や口コミの持続性が鍵となるが、50億円以上の大ヒットはほぼ確実視されるスタートを切った。
過去の類似キャラクター映画を大きく上回るペースが期待値を押し上げている。
入場者特典の配布ルールに批判 一部で急遽変更の動き
特典は鑑賞者1人につき1点の原則だが、一部劇場チェーンが2歳以下の無料入場者にも配布すると明記したことで批判が集中した。
転売目的での悪用や小さな部品による誤飲リスク、映画館内の騒音を懸念する声が強く上がり、該当する文言が後に削除された劇場も確認されている。
公式からの全国統一の変更発表はないものの、劇場判断でトーンダウンする動きが見られ実際の配布は各館の運用に委ねられている状況だ。
純粋な子連れ家族への影響を心配する意見も出ている。
公開初日の映画感想 可愛さと不穏さが共存する作品
初日観客からは原作のセイレーン編に忠実で、作画と音楽の質が高いとの評価が多数寄せられた。
ちいかわらしい可愛らしさと終始続く不穏な雰囲気が同居し、ホラー寄りの印象を持つ人も少なくない。
「この夏一番のホラー」「可愛いのに怖い」「まどマギを見ている感覚に近い」といった表現が目立つ。
友情や罪、命をテーマにした展開に涙したという報告が多く、「ラストでこんなに泣くとは思わなかった」「打ちのめされた」「観終わった後に面白かったねと苦しいが同時に残る」との声が聞こえる。
島二郎の活躍やうさぎのラップバトルが特に好評で、原作を知っている人はもちろん初めての人でも楽しめるとの意見が優勢だ。
子供と大人で受け取り方が異なる作品で、エンドロール後まで見た方がいいとの注意も多い。
全体として一本の映画として完成度が高く、化け物じみた傑作との熱い賛辞も出ている。



