
「ラーメン山岡家」で卓上のニンニクを使い切り、ネギも大量に入れる様子だとする動画が、2026年9月8日にSNSで紹介された。無料調味料の使い方をめぐっては、2024年にも運営会社の担当者が取材に答えている。ただ、その回答には条件と留保があり、大量使用を無条件に認めた説明ではない。
ニンニクを使い切る動画をSNSで紹介
爆サイ.comの公式Xは9月8日、山岡家でニンニクと有料のネギを大量投入する動画を紹介した。投稿はニンニクを使い切る様子に批判が出ていると説明し、「迷惑行為」のハッシュタグを付ける一方、好みの食べ方であれば容認できるのではないか、という趣旨の問いも添えている。
撮影日時や店舗、スタッフとのやり取りなども確認できていない。また、9月8日は紹介投稿の日付であり、動画が同日に撮影されたことを示すものではない。
なお、山岡家公式サイトのお知らせでは、9月9日時点で今回の動画に対する個別の見解や新たな措置の発表は見当たらない。
有料のネギと無料のニンニクでは提供条件が異なる
山岡家の公式メニューでは、薬味ネギ増しと青ネギは各80円、白髪ネギ増し(味付)は160円で、いずれも税込みの有料トッピングとして掲載されている。
有料で注文して提供されたネギを自分の丼に加えることと、他の客も使う卓上のニンニクを大量に使うことでは、店が提供する条件が異なる。今回の注文内容までは確定できないが、ネギが山盛りであることを、そのまま無料サービスの使い過ぎとみなすことはできない。
また、容器が空になったという説明だけでは、使用前にどの程度入っていたかまではわからない。使用量を判断するには、もともとの残量も確かめる必要がある。
2024年の担当者説明には条件がある
2024年2月13日の女性自身によると、丸千代山岡家の担当者は公式見解としての回答ではないと断り、おいしく食べられる常識の範囲での使用を求めた。残量が少ない容器を使い切った場合には、スタッフへ知らせてほしいとも説明している。
この回答は、満杯の容器を空にしても声をかければよい、という許可には読めない。また、有料化を考えていないという説明は2024年当時のもので、今回の動画に対して新たに示された方針として扱うことはできない。
過去には共用スプーンを口に入れる動画で逮捕
山岡家では2023年、共用スプーンを口に入れて容器へ戻す様子を撮影・投稿した事案で、男2人が威力業務妨害の疑いで逮捕された。週刊女性PRIMEの同年8月7日付記事によると、店舗は調味料の廃棄や容器の消毒・交換、問い合わせへの対応を迫られた。
公式サイトは生配信を禁じ、撮影時の配慮も明記
山岡家の公式サイトには、2025年5月26日付で「店内における動画撮影について」という案内が掲載されている。他の客のプライバシーを守るため、生配信を禁止。動画撮影についても、スタッフや他の客の映り込みを避け、映った場合はモザイク処理を施すこと、周囲の会話を収録しないよう配慮することなどを求めている。



