
ゾディアック60万本をはじめとする限定キャラ抽選が偏りすぎ、公式は即座に謝罪し再実施を決定。
抽選イベントなのに「ごねたらどうにかなる」体質が露呈し、業界でも珍しい事態となっている。
抽選会の内容と当選本数の内実
イベントは2026年6月5日0時から15日23時59分まで応募を受け付け、16日12時に結果を発表した。
ユーザーは9体の対象キャラから1体を選択し、1人1回まで無料で応募可能。最大4人のマルチグループで参加すると、他メンバーが当選したキャラも全員獲得できる仕組みだった。主な当選本数は以下の通り。
十二星座を統べし女王ゾディアック(★6獣神化運極)60万本、リンネ(★6真獣神化前)1000本、ジュゲム(★6獣神化前)1000本、カルマロックスター2000本、アガスティア2000本、アンドロイドダイナー2000本など。
応募期間中は毎日応募率が更新され、ゾディアックに60パーセント超が集中した。
落選者への救済として1人あたりオーブ3個(マルチ4人最大12個)が配布されたが、限定キャラがここでしか入手できないため、外れの失望は深刻だった。
応募総数は非公開だが、ユーザー推定では200万から250万人規模とみられる。
結果発表直後の批判の嵐
発表から数時間でXやゲーム内掲示板、YouTubeコメント欄は炎上状態となった。
外れたユーザーは「限定キャラここでしか入手不可なのに運ゲーすぎる」「4人マルチ全員ゾディアックなのに全員外れ報告が多すぎ」「マルチ前提の設計なのにグループ処理が不明瞭」と不満を爆発させた。
当選者からも「自分の当選が再実施で価値低下する」「1回目の運が無意味になった」と反対意見が相次いだ。
特にリンネやジュゲムなどの激レア狙い層の落胆が大きく、配信者やインフルエンサーが動画で批判を展開。
過去のモンストイベント不満を上回る勢いで、トレンド入りするほどの大炎上となった。
抽選アルゴリズムの透明性欠如が火に油
運営は応募率を公開したものの、総応募数、単独・マルチの処理ルール、乱数生成方法などは一切非公開。
ユーザー側で公平性を検証できないブラックボックス状態が不信を増幅させた。
ゾディアック集中で単独当選確率は約48%程度と推定されるが、マルチ時のグループ内調整有無も不明。
こうした不透明さが「本当にランダムだったのか」「運営のさじ加減次第」との疑念を生み、批判を加速。
ガチャ確率表示義務化が進む中、抽選イベントの透明性は依然として低いままだ。
公式の即時謝罪と再実施決定 ごね得論の典型例か
公式Xアカウントは結果発表同日中に謝罪文を投稿。
「残念な思いを多くの方にさせてしまい、大変申し訳ございません。当選状況を振り返り、対応を盛り込んだ上で、近日中に再度実施できるよう準備を進めております。開催日程などの詳細につきましては6月23日頃を目途に準備が整い次第、改めてお知らせいたします」と発表した。
後日参加者全員にお詫びを送る方針も示した。この迅速すぎる対応が「ごね得」を助長したとの指摘が殺到。
1回目の当選者の不利益を無視した再実施は、抽選の公平性を根本から崩す行為だと非難されている。
過去にガチャ不具合時のロールバックやイベント後追い修正を繰り返してきたモンスト運営の体質が今回も露呈した形だ。
ユーザー分断と今後の影響
再実施に期待する外れ組と、公平性重視の当選組・非参加組が明確に対立。
SNSでは「またごねれば解決」「抽選やる意味ない」「限定キャラの価値がさらに毀損される」といった声が飛び交い、コミュニティの分断が深刻化している。
モンストは長寿タイトルながら、準備不足や透明性不足による炎上が度々発生してきた。
今回の件で「ごねたらどうにかなる論」が定着すれば、今後のイベント設計やユーザー信頼に悪影響を及ぼす可能性が高い。
再実施でどれだけ具体的な改善策(総数公開や処理ルール明記など)を盛り込めるか、運営の手腕が厳しく問われる局面となっている。



