
8月1日、驚きのニュースがSNSを駆け巡りました。17年前から1日30分睡眠を公言し、「ショートスリーパー」として活動する実業家の堀大輔氏が、為替相場の急変によって生活資金を含む全財産を失ったと告白したのです。
深夜の筋トレ配信で明かされた「8桁」の損失
堀氏は一般社団法人日本ショートスリーパー育成協会の代表理事を務め、YouTubeで「ショートスリーパーラジオ」をほぼ毎日配信しながら、ボディメイクにも本格的に取り組んでいる人物です。7月30日夜から31日にかけて、政府・日銀による為替介入の観測が広がり、ドル円相場は163円台から一時157円台後半へと急落しました。この波の直撃を受けたのが、ドル買い方向のポジションを保有していた堀氏でした。
8月1日深夜に始まった「為替介入で円とドルが動きすぎてるので筋トレして気分転換」と題する生配信で、堀氏は強制ロスカットにより一瞬にして8桁の資産を失ったことを明かしました。配信中の発言からは、彼が取っていたハイリスクな手法がうかがえます。堀氏はロスカットの恐怖を語り、ウルトラハイパーなレバレッジをかけるのが普通であったと、超高倍率での取引を行っていたことを告白しました。さらにポジションを持ち続けており、そこから3円ほど円高が進めば残る資産もすべて失われる状況だと吐露していました。
睡眠改善のプロでありながら、睡眠のコーチをやっているのに不安で寝られないのは恥ずかしいと苦笑し、全財産消失の可能性に対しては素直に恐怖の本音をのぞかせていました。
「一人で抱えきれない」Xでのなりふり構わぬ支援要請
さらに世間の注目を集めたのは、同日午前7時すぎに堀氏がXへ投稿したSOSです。実際の投稿を見ると、堀氏は月末の為替介入などによる相場急変で大きな損失を出し、生活に関わる資金まで失ってしまったと切実な現状を綴っています。
自分の判断とリスク管理の甘さが招いたと原因が自身にあることを認めつつも、一人で抱えきれない経済的状況であると明かし、生活を立て直した経験者や、金融・法律・債務整理に詳しい専門家、相談できる公的機関の情報提供を呼びかけました。さらには、自分にできる仕事や手伝いがあれば連絡してほしいと、求職活動も行っている様子がうかがえます。最後は情けない報告であると謝罪し、逃げずに現状と向き合い再建を誓う言葉で結ばれていました。この投稿の直後、深夜の配信からわずか5時間後となる午前7時15分には、メンバーシップ限定で「全財産なくなりました」と題する配信も行っています。
「投資は自己責任」ネット民の冷酷なツッコミ
しかし、この悲痛な叫びに対するSNSの反応は非常に冷ややかでした。X上では、同情の声よりも厳しい意見や皮肉が相次いでいます。
あるユーザーは、投資家は儲けたときは還元しないのに損した時だけ周りに支援を求めるのは違っており、投資は自己責任だと辛辣に指摘しました。また、ショートスリーパーであることを揶揄し、寝ないのだから時給1000円で23時間働けば一日で23000円稼げるといった厳しいコメントも見受けられます。
大喜利のようなツッコミも多く、「ショートスリーパーなのにロングしてたらそりゃこうなる」という秀逸な皮肉や、「”堀大輔寝る”ってタイトルで8時間寝るだけの動画出したら少しは再生回数稼げるんじゃない?」というYouTuberならではの提案も寄せられました。他にも、寝ていないからまともな判断ができなかったのではないかと睡眠不足を疑う声や、普段の筋トレを引き合いに出して、土方でもして稼いでこいという容赦のない言葉も飛び交っています。
過去には資産ゼロや約3週間のホームレス生活も経験し、気丈に振る舞う場面もあった堀氏ですが、ハイレバレッジFXの代償はあまりにも大きく、世間の風当たりも強いようです。ショートスリーパー実業家は、この「悪夢」からどう目覚め、再建を果たしていくのでしょうか。



