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鹿乃つの「レンタルなんもしない鹿」開始 本家依頼の翌日、アンチも女性の危険性を指摘

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鹿乃つの レンタルなんもしない鹿
レンタルなんもしない鹿(@shikano_rental) Xより

2026年11月6日、コスプレイヤーの鹿乃つの氏のサブアカウントから「レンタルなんもしない鹿」の開始が発表された。
料金は本家と同じ1万円プラス経費。きっかけは前日、本家のレンタルなんもしない人に「誹謗中傷でしんどい」と愚痴を聞いてもらったことだった。
万博コスプレ炎上から1年半が経過した今も批判が続く中、模倣サービス開始に対し、アンチ層からも「女性がやるのは危ない」との声が相次いでいる。

 

本家はなぜ成立したのか

2018年6月、森本祥司氏がTwitterで「なんもしない人(僕)を貸し出します」と宣言したのが始まりだ。
1人で入りにくい店への同行、花見の場所取り、ただ愚痴を聞いてほしい、離婚届の提出に立ち会ってほしいといった、「ただ1人分の人間の存在」が必要な場面に応じるサービスとして広がった。
飲み食いやごく簡単な受け答え以外は基本的に何もしない、というルールを本人が主観で線引きしながら運用し、依頼を選別してきた。

当初は無償に近かったが、依頼が殺到したため有料化。現在は1件1万円プラス諸経費が相場となっている。
書籍が複数刊行され、2020年にはテレビドラマ化もされた。
男性であること、比較的柔軟に依頼を断る判断ができること、長期にわたって「なんもしない」の定義を確立してきたことが、サービスが成立し続けている要因として指摘されている。
商標も登録済みで、単なる模倣が容易ではない構造になっている。

 

万博コスプレが長期化した理由

鹿乃つの氏が大きく注目を集めたきっかけは、2025年4月に大阪・関西万博へ『ダンジョン飯』のマルシルのコスプレで来場し、SNSに写真と体験記を投稿したことだった。
万博公式は「持込禁止物に該当しなければ、装着しての入場は可能」と明記しており、本人も更衣室がない点などを考慮してホテルで着替えていたとされる。

しかし投稿後、「万博はコスプレを楽しむための会場ではない」「TPOやマナーを考えていない」「二次創作として公の場で撮影することの是非」「原作に迷惑をかける」といった批判が殺到。
コスプレ界隈を中心に強い反発が起き、個人攻撃へとエスカレートした。本人は文春オンラインやデイリー新潮などのインタビューに応じ、ABEMAなどにも出演して自身の考えを繰り返し発信。
反論を続けたことで火種が消えず、1年半以上経った2026年11月時点でも「永遠に叩かれている」「ネットのおもちゃにされている」との認識が広がっている。

現地ではスタッフや来場者から好意的な反応もあったとの証言もあるが、ネット上では「モラルがない」というイメージが定着。
万博以外の場でも友人のマナー問題や過去のトラブルが繰り返し掘り起こされ、沈静化しない構造が続いている。

 

本家に会った翌日にサービス開始

2026年11月5日、レンタルなんもしない人本人が「『誹謗中傷されまくっててしんどいので愚痴を聞いてほしい』という依頼。
あるイベントでのコスプレをきっかけに界隈の人を怒らせてしまい、ネットで永遠に叩かれてるそう。
正真正銘の大炎上の当事者で『おお』となった」と投稿した。
内容と写真から鹿乃つの氏と特定され、大きな話題になった。

本人は続けて「炎上以降、叩かれるだけでなく、あちこちで『ネットのおもちゃ』みたいになっちゃってる」「ネットのおもちゃ同士で話が弾み、互いに参考になる本を紹介した」「『トイストーリー』と言ってて面白かった」などと振り返っている。
敵味方といった単純な構図ではなく、100頭の鹿が1頭を攻撃している状況を見たら「おいおい」となる、という趣旨の投稿も行った。

その翌日未明、鹿乃つの氏のサブアカウントから「レンタルなんもしない鹿」の開始が発表された。
本家と同じ料金体系で、即座に模倣サービスを立ち上げた形だ。
発表後、関連投稿の一部が削除されたとの指摘もあり、「本家と違って客を選ぶ」「柔軟性がないのに同額」といった批判が広がった。

 

アンチですら危険を指摘する声

批判の中心は「本家の模倣」「客を選ぶのに同額」「思い付きで始めている」といったものだが、
それに加えて「女性がやるのは危ない」という指摘が、鹿乃つの氏に批判的な層からも複数上がっている。

「女が同じことをやるリスクをちゃんと考えてる? 依頼者は当然男が多くなるよ。身の安全の事なんも考えてないんじゃない? 料金多く払うからって性的要求されるかも」
「あれはダメだよ、やめようよ。リスクしかないよ。レンタルさんだから出来ていたことであって、女性がやっていいヤツじゃない」
「X民はかなり過激な人もいるので、依頼されて行ってみたら数人の男性から何かされるという事もないとは言いきれない」
「女性限定にした方が危険度は格段に下がる」

といった内容だ。
男性である本家とは異なり、見知らぬ依頼者と一人で対面すること自体に、性被害やストーカー、集団での囲みといったリスクが現実的にある、という指摘が繰り返されている。
既婚者である点を挙げて夫の理解や許可を疑問視する声も見られた。

 

同じことができない構造

本家と鹿乃つの氏では、サービスが成立する条件が根本的に異なる。
性別による安全面の差はもちろん、すでに「正真正銘の大炎上当事者」として広く認知されている点、客を選ぶ姿勢が指摘されている点、「なんもしない」の定義をどう線引きするのかが不明な点が大きい。

本家は長年かけて「無理をしない」という判断基準を確立し、依頼を選別しながら運用してきた。
一方、鹿乃つの氏の場合は発表直後から「思い付き」「本家の模倣」「リスクを考えていない」との見方が広がっており、同じ料金で同じことをやれるだけの信頼や運用ルールがまだ構築されていない。
発表直後から「やめといた方がいい」という声が、批判層からも上がっているのは、その構造の違いを多くの人が認識しているためだ。

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ライター:

酒場で耳にした小さな違和感から企業不祥事、SNSトレンド、エンタメ、グルメまで幅広く追いかけるライター。

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