
11月4日、VTuberのみけねこが緊急配信とX投稿で、刑事告訴を続けていた太母神ナギが逮捕されたと明かした。
容疑はみけねこに対する名誉毀損と偽計業務妨害。
にじさんじやホロライブ関連のデマをばらまきながら、みけねこ個人を長期間粘着して追い詰めてきたこの人物の行為は、単なる批判の域を超えていた。
緊急配信と逮捕の報告
みけねこはXフォロワー54万人超、YouTubeでも人気を集める個人勢VTuberで、小説販売やファンアート投稿も活発な配信者だ。
そんな彼女が18時30分から「長い間、私を苦しめていた件」について緊急配信を行った。
配信後のXでは「本日、刑事さんから刑事告訴をしていた太母神ナギさんが私に対する名誉毀損と偽計業務妨害で逮捕されたとのご連絡をいただきました」と投稿した。
これまで複数の刑事告訴を重ね、警察の捜査を待ってきた結果だ。
投稿ではリスナーへの感謝とともに、「好き勝手に言われてしまうことや印象操作が謎に多く、事実とは違う話を広められたり、一方的に悪者にされてしまうことばかりされてます」と、長年続いた状況を吐露している。
太母神ナギとは何者か
太母神ナギはVTuber Insider Japanをはじめとする複数のアカウントを使い分け、主にX上で活動していた人物だ。
にじさんじやホロライブに関するデマや印象操作的な投稿を繰り返し、企業系VTuberの話題に便乗する形で情報を拡散していた。
関連アカウントが凍結されたり、なりすまし疑惑が指摘されたりしても名義を変えて活動を続け、複数の顔を持つ存在として警戒されていた。
みけねこに対しては特に執拗で、単なる批判を超えた粘着的な投稿を長期間にわたって繰り返していた。
コミュニティ内では「みけねこを執拗に追い続ける人物」として名前が挙がることが多く、複数の名義が同一人物ではないかとの指摘も出ていた。
粘着と誹謗中傷の経緯
みけねこへの攻撃は単発ではなく、日常的に続き、印象操作やデマを重ねて追い詰めるものだった。
ホロライブやにじさんじの話題に絡めてみけねこを貶める投稿を続け、転生やなりすましを匂わせる内容も見られた。
事実と異なる情報を広め、みけねこを一方的に悪者に見せるような投稿が繰り返され、本人も「同じ人が書き続けている」と感じるほどだった。
みけねこ側は過去から開示請求を繰り返し、80万円規模の費用をかけて対応してきた経緯がある。
刑事告訴も複数回行い、書類送検に至ったケースもあった。
それでも攻撃が止まらず、関連アカウントの凍結後も活動が続くなど、被害は長期化した。
配信活動や日常的な発信そのものを妨害するレベルに達していた可能性が高く、今回の逮捕につながったとみられる。
名誉毀損と偽計業務妨害
逮捕の容疑は名誉毀損と偽計業務妨害の2つ。
名誉毀損は事実無根の内容を広めて社会的評価を下げた行為、偽計業務妨害は欺罔や威迫で業務を妨害した行為に該当する。
みけねこへの粘着は配信活動そのものを妨害するレベルに達していた可能性が高い。
本人の投稿では警察から直接この容疑での逮捕を知らされたとあり、これまでの告訴が実を結んだ形だ。
公式発表はまだないものの、被害者が刑事から連絡を受けて報告した点で、深刻さがうかがえる。
今後の対応と反応
みけねこは「私を信じてずっと応援してくれているみんなの気持ちを絶対に無駄にしたくない」と述べ、今後も必要な対応を続けると表明した。
ファンからは「やっと逮捕された」「執拗すぎた」「みけねこさんに感謝」といった声が相次ぎ、長年の被害を知る人ほど安堵や怒りを示している。
「二度と戻ってこないでくれ」「ざまぁ」という投稿も目立ち、みけねこが諦めずに対応を続けたことへの評価も高い。
一方で、みけねこ自身は「信じないでね」と、事実と異なる情報がまた広がることへの警戒も呼びかけている。
今回の逮捕が、似たような粘着行為への抑止になるかどうかは、今後の捜査と公判の行方が注目される。



