
元バドミントン日本代表でライバーの茜羽(あかね)さんが、9月12日公開の文春オンラインのインタビューで、配信活動を通じて経験したトラブルを明かした。最高月収が1600万円に達する一方、視聴者から性的な要求を受けたり、活動初期に報酬が支払われなかったりしたという。
会う誘いを断ると、対戦相手に100万円単位の投げ銭
茜羽さんは、視聴者のランクが投げ銭の累計額に応じて決まり、「レベル50」では総額が約2億円になるともいわれると説明した。
そのランクの視聴者から、3万円の投げ銭とともに会おうと誘われたことがあった。茜羽さんが、視聴者とは外で個人的に会わない方針から断ると、その人物はライブバトルの対戦相手に100万円単位で投げ銭をし、茜羽さんの順位が下がったという。
同じインタビューでは、性的な要求を含むメッセージについても語っている。性器を見せることと引き換えに100万円を投げ銭すると持ちかけられたが、茜羽さんは応じなかった。
養成所費約100万円、投げ銭の7割が事務所へ
配信活動を始めた当時に所属した芸能事務所では、養成所の費用として約100万円を支払ったという。しかし、コロナ禍を理由にレッスンはほとんど受けられなかった。
さらに、投げ銭の7割が事務所の取り分となっていた。現役時代からのファンの応援もあり、当時は月約100万円の投げ銭を得ていたが、3カ月間、本人への報酬が支払われなかったと述べた。
茜羽さんは、この事務所での経験をきっかけに、自分に近づく人への警戒を強めたと振り返っている。
2020年に引退、家賃6万円の部屋から配信開始
現役時代は荒木茜羽の名で活動し、七十七銀行や岐阜トリッキーパンダースに所属した。日本バドミントン協会の大会記録には、松田蒼選手と組んで2017年ロシアオープンの女子ダブルスを制した実績が残る。
本人によると、2020年1月に引退し、その2~3カ月後にライブ配信を始めた。母からは反対されたが、東京・東武練馬に家賃6万円のアパートを借り、スマートフォン1台で活動をスタートさせた。
転身の理由には、競技生活よりも高い収入を得たいという思いと、幼い頃からの芸能への憧れがあった。引退後に所属企業へ残る道もあったが、本人は競技以外の仕事を選んだ。
15キロ減量、現在はライバー事務所も運営
茜羽さんは現役時代から15キロ減量し、服装や髪形も変えた。外見の変化をめぐる整形疑惑については、インタビューで否定している。食事管理や運動による体づくりを続け、競技を通じて鍛えた身体を現在の活動に生かしていると説明した。
現在は、自身のライバー事務所も運営する。取材時点の所属者は約10人で、元バドミントン選手も含まれる。茜羽さんは、競技を終えた選手が新たな仕事に挑戦できる環境をつくりたいと話している。
9月13日には自身のXで、母が中国代表の選手だったことに触れ、その功績を一人でも多くの人に知ってもらうことも、自分が有名になりたい理由の一つだとつづった。



