
2026年8月16日、茨城県水戸市けやき台にある三菱もみすりコイン精米所で深刻なトラブルが発生した。
虫食いで劣化したクズ米を投入した利用者が機械を詰まらせ、店内をコクゾウムシだらけにしてそのまま逃走したのだ。
コクゾウムシとは体長2から3ミリ程度の黒い甲虫で、米粒の内部に卵を産みつけ、幼虫が中を食い荒らしながら成長する害虫である。
運営者は分解掃除に2時間を費やし、かゆみと不快感に苦しみながらも情報提供を呼びかけている。
無責任な利用者が精米所を汚染
当日午前中、水戸市けやき台のコイン精米所に虫食いのクズ米が投入された。
機械内部はコクゾウムシが大量発生し、壁や網に虫がびっしりと這い回る異様な光景となった。
運営者の投稿によると、分解と掃除に2時間を要し、かゆいし気持ち悪いと訴えている。
利用者は投入後に逃げ去り、責任を取ろうともしなかった。
家庭で虫が発生した場合は、米を密閉袋に入れて冷凍庫で数日間置くと卵や成虫を死滅させられる。
その後ふるいにかけて取り除き、早めに消費するのが基本だ。
こうした対処をせず共用機に押し付ける行為は、次の利用者や運営者に被害を押し付けるに等しい。
同じ場所で繰り返される惨状 過去にも超スーパークズ米で機械停止
このけやき台の精米所では、2025年12月末にも酷似したトラブルが起きている。
当時も虫食いで中がスカスカの超スーパークズ米が投入され、機械が完全に詰まって使用中止となった。
運営者が修理代を請求したところ利用者側から機械のせいだ、お米を入れただけとの反論があり、強い言葉でのやり取りに発展した経緯がある。
さらに2026年8月上旬にも、メイガの繭で連なった米が投入され、投入口の網がひどく汚染される事例が報告されている。
メイガは主にノシメマダラメイガを指し、幼虫が糸を吐いて米粒同士を繋ぎ合わせ、白い繭のような巣を作る蛾の仲間だ。
メイガの駆除も同様に低温処理が有効で、発生を確認したらすぐに密閉して冷凍し、周辺を清掃する必要がある。
同一の場所でクズ米や虫関連の被害が連続して起きるのは偶然ではなく、利用者の認識不足やモラルの欠如が常態化している証拠だ。
運営者が晒したあるあるの限界
運営者は複数のコイン精米所を県内外で展開し、低コストでの利用をコンセプトにしている。
しかし今回のように不良米を投入されるたびに分解掃除や修理で時間と労力を奪われる。
投稿ではコイン精米所あるあると諦め混じりに語られるが、実際には営業停止や次の利用者への影響も大きい。
湿った米やわらくずの多い米、防虫剤ケースごと投入する事例も過去にあり、機械故障の原因となっている。
無人運営の利便性が仇となり、悪意や無知による被害を運営者一人が背負い続ける構図はビジネスとして持続可能とは言い難い。
家庭では15度以下の冷蔵保存と密閉容器の使用で予防可能であるのに、それを怠った結果を外部に転嫁する行為が繰り返されている。
米価高騰の負の遺産か
背景には、米価高騰時の買いだめと不適切な保存があると指摘する声が少なくない。
常温で長期間放置された玄米や白米はコクゾウムシの温床となりやすく、15度を超える環境では急速に繁殖する。
冷蔵庫の野菜室での密閉保存など基本的な対策を怠り、ダメになった米をコイン精米所に持ち込む行為は個人の失敗を社会に転嫁するものだ。
精米機は虫取り装置ではなく、表面を削るだけの機械に過ぎない。
劣化した米を投入すれば内部で詰まり、卵が孵化して拡散するリスクは明らかである。
共用設備を守る意識が欠如したままでは、同様の被害が各地で繰り返されるだろう。
運営者の負担を減らし、健全な利用環境を保つには利用者一人ひとりが正しい駆除と予防を実践する責任ある行動が不可欠だ。



