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「4〜6月生まれ女性は親がバカ」発言に賛否 ABEMA『チャンスの時間』で物議

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ABEMA『チャンスの時間』より引用

ABEMA『チャンスの時間』での野田ちゃんの「4〜6月生まれ女性」発言が波紋。“笑い”と妊活・出産への配慮の境界に議論が広がっている。

『チャンスの時間』野田ちゃんの「4〜6月生まれ女性」発言が波紋 “笑い”と配慮の境界に議論

ABEMA『チャンスの時間』の5月10日放送回「#361:言い逃れ不能のガチ説教!千鳥も震えあがるモンスター襲来」での、お笑い芸人・野田ちゃんの発言がSNS上で波紋を広げている。

番組では、ガク(真空ジェシカ)が、
「依存体質の彼女と別れて正解だったか」
という恋愛相談を持ち込み、出演芸人たちが独自の視点でアドバイスを送っていた。

その中で野田ちゃんは、
「4月〜6月生まれの女性は避けた方がいい」
と持論を展開。

理由について、
「夏にテンション上がって仕込んじゃって生まれた子」
「親があまり賢くない」

などと発言した。

これに対し、相談主のガクも、
「恐ろしく炎上すること言ってません?」
とツッコミを入れる場面が放送された。

 

SNSでは「バラエティとして笑った」「さすがに雑すぎる」で賛否

放送後、SNSではさまざまな反応が上がった。

「チャンスの時間らしい暴論で笑った」
「野田ちゃんってこういう芸風だよね」

と“バラエティとして受け取った”という声がある一方で、

「出生月で人格語るのは普通に嫌」
「妊活・不妊治療してる人からすると笑えない」
「“できちゃった”的な言い方に時代感じる」

など、違和感を示す声も少なくなかった。

 

今は“計画的に子どもを迎える”時代でもある

今回の発言が引っかかった人が多かった背景には、近年の妊娠・出産を取り巻く環境変化もあるのかもしれない。

かつては、
「授かりものだから自然に任せる」
という価値観が比較的強かった。

しかし現在は、
・晩婚化
・高齢出産リスク
・不妊治療の増加
・仕事との両立
など、さまざまな事情から“計画的に妊娠を目指す”夫婦も増えている。

特に「妊活」と呼ばれる形では、排卵周期に合わせて夫婦生活のタイミングを調整するケースも一般的だ。
そうした現実を知る人からすると、
「夏にテンションが上がって仕込んだ」
という説明だけで出生時期を語ることに、引っかかりを覚えた人もいたようだ。

 

“雑な暴論”が笑いになる時代と、ならない時代

もちろん、『チャンスの時間』は過激な発言や極論も含めて楽しむバラエティ番組であり、出演芸人たちも“インパクトのある一言”を求められている。

今回の野田ちゃんの発言も、真面目な学説としてではなく、“雑すぎる暴論”として笑いを取る文脈だったことは間違いないだろう。

ただ近年は、
・家族観
・出産
・ジェンダー
・身体的事情
などに関するテーマが、以前より繊細に受け取られる時代になっている。

そのため、
「どこまでなら笑いとして成立するのか」
という線引きは、年々難しくなっている。

 

コンプライアンス強化で“毒舌”は消えるのか

一方で、お笑いファンの間では、
「全部配慮してたら何も言えなくなる」
「コンプラ配慮で、最近は”爆笑”が全然起きない」

という声も根強い。

実際、近年のテレビ・配信業界ではコンプライアンス意識が強まり、

・容姿いじり
・恋愛観
・家族観
・ジェンダー表現
など、かつて定番だった笑いが成立しづらくなっている。
その結果、“尖った発言”自体が貴重になり、逆に注目を集めやすくなっている側面もある。

 

“誰かを傷つける可能性”と“笑い”のバランス

今回の件で難しいのは、発言そのものを全面的に「アウト」と断定できるわけでもなく、かといって全員が気持ちよく笑える内容でもなかった点だろう。

芸人に求められる攻めた発言と、視聴者側の価値観。
そのズレが、SNS時代では瞬時に可視化される。
だからこそ今は、面白かったと感じる人と、自分の経験を軽く扱われたように感じる人が、同時に存在する時代なのかもしれない。
そして、その“温度差”そのものが、今のバラエティ番組をめぐる議論になっている。

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ムーンサルト もも

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広告代理店勤務を経て、Webメディア運営会社での編集・記事制作を経験。現在はフリーランスのWebライターとして活動。ネットミーム愛好家。

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