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ヒカル「光の会」4万5000人、月額支払総額2205万円超 “10万人達成”は重複含む合算

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YouTuberのヒカルが8月21日、YouTubeメンバーシップ「光の会」の会員数が4万5000人に達したとXで報告した。8月9日の開設から12日で積み上げた数字となる。

月額490円で計算した利用者の支払総額は月2205万円。ヒカルが説明したアプリ経由の月額700円を当てはめれば3150万円となる。ただし、加入経路の内訳は公表されておらず、ヒカル側へ支払われる実収入も明らかになっていない。

ヒカルはInstagramや化粧品、ヘアケア、食品の定期購入を合算し、「10万人のサブスク会員を達成した」とも発表した。しかし、これは光の会が単独で10万人に達したという意味ではない。複数サービスの契約数を足した数字であり、利用者の重複も含まれている。

 

開設12日で4万5000人 登録者の約0.9%が加入

光の会は、ヒカルが8月9日のライブ配信で発表したYouTubeのチャンネルメンバーシップだ。自身を「教祖」、会員を「信者」と呼ぶコンセプトを掲げ、月額490円で限定動画や限定生配信、イベント映像の公開、月1回のオンライン新聞「光新聞」などを提供している。

ヒカルは、落語家「立川さぎ志」として日本武道館でのイベント開催を目指すにあたり、自身へ継続的にお金を払うファンの人数を可視化したいと説明。光の会について年内10万人、最終的には100万人を目標に掲げた。

8月21日のX投稿では、会員数を4万5000人と報告した。投稿に添付されたYouTubeの管理画面は4万3773人を示していたが、ヒカルは集計が1日遅れて表示されるためだと説明している。

ユーチュラによると、ヒカルのチャンネル登録者数は約493万人。4万5000人はその約0.9%に相当する。ただし、メンバーシップの会員数は一般向けに常時公開される数字ではなく、4万5000人はヒカル本人の発表に基づく。

 

月2205万~3150万円は利用者の支払額 実収入は非公表

光の会の利用料金は、ブラウザ経由で月額490円、アプリ経由では月額700円と説明されている。

4万5000人全員が490円で加入した場合、1カ月の支払総額は2205万円となる。全員が700円なら3150万円で、実際の支払総額は加入経路によって変わる。

一方、これをそのままヒカル側の収入とみなすことはできない。YouTubeヘルプでは、チャンネルメンバーシップについて、クリエイターには純収益の70%が支払われるとしている。税金や各種手数料などを控除する前の2205万円へ単純に70%を掛けても、実際の受取額にはならない。

ブラウザとアプリの加入割合、控除額、契約条件は公表されていない。このため、現時点で算出できるのは利用者の支払総額であり、ヒカル側の売上や利益は確定できない。

 

「10万人達成」は4サービス合計10万6500件

ヒカルが公表したサブスクリプションの内訳は、光の会が4万5000人、Instagramが3500人、化粧品・ヘアケアが4万8000人、馬刺し・米が1万人だった。

単純に足すと10万6500件となる。ヒカル自身も単価が異なることや、同じ利用者が複数のサービスを契約している場合があることを認めたうえで、「10万人のサブスク会員を達成した」と表現している。

したがって、10万6500という数字は重複を含む契約数の合計であり、10万6500人の異なる利用者が存在することを示すものではない。デジタルコンテンツへ課金する光の会やInstagramと、商品が届く化粧品、ヘアケア、馬刺し、米の定期購入では、価格も原価も収益の構造も異なる。

また、開設時に掲げた「光の会を年内10万人にする」という目標に対し、8月21日時点の会員数は4万5000人で、達成率は45%となる。今回の「10万人達成」は、光の会単独の目標達成とは別の数字だ。

 

物販とファン課金を横断するヒカルのサブスク事業

ヒカルはアパレル・コスメブランド「ReZARD」をはじめ、ヘアケア、食品、サプリメントなど複数分野で定期購入事業を展開してきた。

2024年12月に公開した動画では、関連事業の同年1月から10月までの総売上を124億710万円と発表。株式会社ストーンマーケットを含む通年の総売上については、約200億円になるとの見込みを示していた。いずれもヒカル側が動画内で公表した数字であり、確定した連結決算ではない。

商品を発送する定期購入には製造費や仕入れ、配送費などが発生する。一方、YouTubeメンバーシップはデジタルコンテンツを中心とする代わりに、YouTubeとの収益分配がある。契約数を同じ「1人」と数えることはできても、契約1件あたりの売上や利益を同列には比較できない。

光の会が12日で4万5000人に達したことは新たな進展だが、光の会単独の年内目標は10万人のままだ。今後の到達状況を示す数字は、複数事業の合算ではなく、光の会自体の会員数となる。

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ライター:

東京都出身。一日中ネットに張り付いている。

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