ログイン
ログイン
会員登録
会員登録
お問合せ
お問合せ
MENU

法人のサステナビリティ情報を紹介するWEBメディア coki

東野圭吾さん死去、68歳 死因は大腸がん 「ガリレオ」最新作は8月5日刊行

コラム&ニュース コラム ニュース
リンクをコピー

講談社は7月27日、作家の東野圭吾さんが23日未明、大腸がんのため68歳で死去したと発表した。『容疑者Xの献身』『白夜行』など数々のベストセラーを生み出し、その作品は日本だけでなく世界41の国と地域で刊行された。8月5日には、「ガリレオ」シリーズ5年ぶりの長編となる最新刊『永遠の記憶』が発売される予定だ。

 

講談社が死去を発表 葬儀は家族葬

講談社によると、葬儀はすでに家族葬で執り行われた。遺族は香典、供花、弔電を辞退し、家族への取材も控えるよう呼びかけている。お別れの会については、詳細が決まり次第案内するという。

講談社を含む出版社7社の担当者が運営する東野圭吾公式Xも同日、訃報を伝えた。1985年9月に刊行されたデビュー作『放課後』から、8月5日発売予定の『永遠の記憶』まで、著書は共著を除いて106冊に達する。ORICON NEWSによると、発表から約15分後には東野さんの名前がXのトレンド上位に入った。

 

技術者として働きながら執筆 『放課後』で作家デビュー

東野さんは1958年2月4日、大阪府生まれ。1981年に大阪府立大学工学部電気工学科を卒業した後、企業で技術者として働きながら小説を書き続けた。1985年、『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、作家としてデビューした。

1999年には、人格が入れ替わった母娘を描いた『秘密』で日本推理作家協会賞を受賞。2006年には『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞と本格ミステリ大賞に輝いた。その後も『祈りの幕が下りる時』で吉川英治文学賞を受賞し、2023年には菊池寛賞と紫綬褒章、2024年には日本ミステリー文学大賞を受けた。2009年から2013年までは日本推理作家協会理事長も務めている。

 

『容疑者Xの献身』で直木賞 映像化作品も相次ぐ

代表作の一つである『容疑者Xの献身』は、「ガリレオ」シリーズ初の長編小説だ。思いを寄せる隣人女性を守るため、天才数学者の石神哲哉が完全犯罪を組み立て、大学時代の友人で物理学者の湯川学と対峙する。2008年には福山雅治主演で映画化され、大きな反響を呼んだ。

東野作品は映像との親和性も高く、『白夜行』をはじめ、刑事・加賀恭一郎を主人公とするシリーズ、『マスカレード・ホテル』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などが映画やドラマになった。ミステリーの謎解きにとどまらず、事件の背後にある家族関係や愛情、罪を背負って生きる人間の姿を描いてきたことが、長く読まれる作品群につながった。

テレビ朝日によると、著作の国内累計発行部数は約1億900万部に達し、海外でも41の国と地域で出版されている。『容疑者Xの献身』は2012年、米国ミステリー作家協会のエドガー賞最優秀小説部門の候補に選ばれ、『新参者』も2019年に英国推理作家協会のインターナショナル・ダガー賞へノミネートされた。両賞の候補となった日本人作家は東野さんが初めてだった。

 

最新刊『永遠の記憶』は8月5日発売

文藝春秋は、『永遠の記憶』を8月5日に刊行する予定だ。同作は「ガリレオ」シリーズ第11作で、2021年に発売された『透明な螺旋』以来、5年ぶりとなる長編小説。共著を除く106冊目の著書として、東野さんの死去後に届けられる。

原作映画の公開も続く。松村北斗と今田美桜がダブル主演する『白鳥とコウモリ』は2026年9月4日、山﨑賢人と松下洸平がダブル主演する『殺人の門』は2027年2月19日に公開予定となっている。

Tags

ライター:

東京都出身。一日中ネットに張り付いている。

関連記事

タグ

To Top