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トー横の“クレイジー”大越竜治容疑者を再逮捕 10代少女に「刺しちゃうかも」強盗致傷か

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東京・歌舞伎町の「トー横」周辺で“クレイジー”と呼ばれていた、指定暴力団稲川会傘下組織の組員・大越竜治容疑者(37)が、10代少女に対する強盗致傷の疑いで再逮捕された。警視庁新宿署が7月13日に発表した。産経新聞や朝日新聞、FNNプライムオンラインなどによると、事件は4月1日夜、JR新宿駅東口前の広場で起きたとされる。

 

「地元に帰る」と伝えた少女に逆上か 新宿駅東口で強盗致傷

再逮捕容疑は4月1日午後7時15分ごろ、JR新宿駅東口前の広場で、10代少女の顔を平手で殴り、腹部にアイスピックのようなものを突きつけて「今、アイスピック持っているんだけど、刺しちゃうかも」などと脅したうえ、首に掛けていたスマートフォン(時価約7万円)や現金入りのリュックサックなどを奪い、少女を引き倒して全治約9日のけがを負わせた疑い。大越容疑者は「弁護士と相談してから話します」などと供述しているという。

産経新聞によると、少女は3月28日に都外からトー横を訪れ、事件当日に大越容疑者へ「地元に帰る」と連絡した。警視庁は、この連絡をきっかけにトラブルになったとみている。

 

稲川会系傘下組織の組員、自称「クレイジー」

大越容疑者はトー横で自らを「クレイジー」と称していた。護送車両に乗せられる際には、報道陣に「俺がクレイジーグループのクレイジーだよ」と叫んでいる。

大越容疑者が傘下組織の組員であるとされる稲川会は全国25団体ある指定暴力団の一つ。警察庁の「令和7年における組織犯罪の情勢」によると、主たる事務所を東京都港区六本木に置き、2025年末の構成員数は約1600人、勢力範囲は1都1道15県とされる。

 

覚醒剤事件などで4月以降3度逮捕 複数少女への使用も捜査

FNNプライムオンラインは、大越容疑者が4月以降、覚醒剤事件などで3度逮捕されたと報じている。朝日新聞によると、覚醒剤取締法違反(使用)などの罪では既に起訴されているという。

警視庁は、歌舞伎町で知り合った複数の少女に覚醒剤を使用させた疑いについても捜査している。

 

トー横の補導747人 半数超が都外在住

トー横は、新宿東宝ビル横とシネシティ広場周辺を指す通称で、2018年ごろから家庭や学校に悩みを抱える10代が集まる場所として知られるようになった。朝日新聞によると、2025年にトー横周辺で補導された少年少女は747人で、2020年の約10倍に達した。うち447人は都外在住者だった。

2026年4月の一斉補導でも13~19歳の21人が補導され、11人が都外から来ていた。補導された若者からは「TikTokの動画が流れてきて興味があった」「家にいたくなかった」との説明があったという。

東京都は2024年5月31日、若者向け総合相談窓口「きみまも@歌舞伎町」を開設した。社会福祉士などの相談員が対応し、軽食、無料Wi-Fi、スマートフォン充電器も備える。2025年には窓口を健康プラザハイジア15階から17階へ移し、相談員や警備員の増員、看護師などの配置を進めた。

都は未成年の犯罪被害防止特設サイト「この街のリアル トー横の裏側」も公開し、SNSをきっかけに悪意ある大人から犯罪被害に巻き込まれる事例を紹介している。

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ライター:

東京都出身。一日中ネットに張り付いている。

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