
投稿は瞬く間に拡散され、投稿から数時間でいいね30万件超、再生700万回を超える大反響となった。
2015年から続くコミカルなサラリーマン役で季節の風物詩として親しまれた清水氏の発表に、ファンからは感謝と寂しさを伝えるコメントが殺到している。
清水伸氏の投稿と反響
清水氏はXに「長い間、ありがとうございました」と投稿。
添付画像はニトリ側との契約満了を丁寧に説明する文書で、「この春をもって契約満了となりました。長きにわたり起用していただき、多くの皆さまに『ニトリの人』『おっちょこちょいなサラリーマン』として顔を覚えていただき、温かい応援をいただいたことに心より感謝しております」と記されている。
最近「清水さんはもう出ないんですか?」という声も聞こえていたと触れ、関係者とファンへのお礼を述べ、今後の新たな作品やCMでの再会を願う内容だ。
反響は予想以上で、ニトリCMファン層の厚さを改めて示した。
コメント欄には「毎年夏と冬の訪れを感じていた」「Nクールおじさんなしの季節は寂しい」「家族で笑いながら見ていた」「お疲れ様でした。これからも応援しています」といった声が相次ぎ、引用リポストも3万件を超えた。
過去のCM映像を振り返る投稿や、清水氏のドラマ出演を祝福する声も増え、SNS上で「ニトリCM特集」的な動きが広がっている。
清水氏の投稿は、単なる契約終了報告を超え、国民的キャラクターの1ページをめくる出来事となった。
エンゲージメントの高さから、メディア各社も速報で取り上げ、トレンド入りするほどの注目を集めた。
ニトリCMでの活躍とその影響力
清水氏がニトリのNシリーズCMに出演し始めたのは2015年。
残業で後輩に電気を消され、コンビニでビールを諦め、家族に相手にされないといった日常の「あるある」をコミカルに演じ、最後に「視線は冷たいが…Nウォームはあったかい」「視線は熱いが…Nクールはひんやり」と締めくくる演出が特徴だ。
視聴者は共感と笑いを誘われ、商品の機能訴求を超えたエンターテインメントとして定着した。
ニトリ担当者によると、清水氏の起用は「親近感のあるキャラクターで誠実で温かみがある印象がぴったり」との判断だったという。
CMは冬のNウォーム、夏のNクールと季節ごとに更新され、毎年新作を心待ちにする視聴者が多かった。
シリーズ開始から約10年にわたり、清水氏のリアクションが商品の快適さを印象づけ、売上拡大に寄与したとされる。
2026年夏のNクールCMでは商品機能中心の新表現にシフトしたため、清水氏の出演は見送られたがファンの愛着は変わらない。
CMを通じた認知拡大は、清水氏の俳優人生に大きな影響を与え、ドラマや映画での役柄の幅を広げるきっかけとなった。
清水伸氏のこれまでの経歴
1972年5月20日生まれ、新潟県新潟市西区出身。身長172センチ、血液型B型。新潟県立巻高等学校卒業後、立正大学経済学部二部に入学。
在学中に大学を中退し、俳優の道へ進んだ。きっかけは自動車教習所の休憩中に立ち読みした雑誌で偶然見つけた欽ちゃん劇団のオーディション合格だった。結局入団しなかったが、この経験で俳優を目指す決意を固めた。
1997年、NHK大河ドラマ「毛利元就」で吉川元資役に抜擢され、本格デビュー。
以降、北野武監督作品「BROTHER」(2000年)、「座頭市」(2002年)、「TAKESHI’S」(2005年)や「デスノート」シリーズで模木刑事役を演じるなど、脇役として着実にキャリアを積んだ。
近年はNHK大河「鎌倉殿の13人」(2022年)で長沼宗政役、Netflix「地面師たち」で大谷役、NHK連続テレビ小説「らんまん」「虎に翼」「風、薫る」など話題作に相次ぎ出演。
特技はボクシング、アクション、剣殺陣、サッカー、ギター、落語と多彩で、舞台やCMでも活躍の場を広げている。新潟出身のアルビレックス新潟サポーターとしても知られ、地元愛を公言している。
劇団ふくふくやでの活動と今後の展望
清水氏は劇団ふくふくやの副座長を務め、舞台活動も精力的に続けている。
座長の山野海氏を中心に日常の人間模様を温かく描く作風で知られ、定期公演を重ねてきた。
2025年4月には第22回公演「大串枠子の日常」を下北沢で上演し、好評を博した。
清水氏は劇団活動を通じて俳優としての基盤を固め、CMやドラマの人気を舞台に還元する姿勢を崩していない。
今後も新作ドラマや舞台、可能であれば新たなCMでの活躍が期待される。
X投稿の反響を受け、ファンからは「これからも応援する」「舞台で会いたい」とのメッセージが寄せられており、清水氏の多角的なキャリアはさらに広がりを見せそうだ。



