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SFTSマダニ感染症 感染者83人で過去最多更新 致死率27パーセント 死亡例確認 夏の脅威に警戒を

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マダニ SFTS 感染症
SFTSマダニ感染症の感染者が2026年に入り過去最多ペースで83人に達し、致死率約27パーセントという高い死亡リスクが現実味を帯びている。
すでに複数の死亡例が報告されており、野生動物の影響で感染地域が全国的に拡大中だ。
これからの夏から秋にかけてさらに患者が増える可能性が高く、十分な警戒が求められている。
 

SFTS感染者数が過去最多を更新

2026年のSFTS感染者数はすでに83人に達し、過去の同時期を大きく上回るペースで増加している。
5月時点で62例が報告され、その後も急増が続いている状況だ。
致死率は国内で約27パーセントと高く、重症化すれば命を落とすリスクがある。
愛媛県では70代男性がマダニにかまれた痕があり死亡した事例が確認され、宮崎県など他の地域でも2026年に死亡例が報告されている。
届出後の悪化で亡くなるケースもあり、感染者全体に深刻な影響が出ている。
過去最多を更新する勢いは止まらず、関係機関が注意を呼びかけている。

 

マダニ感染症SFTSの正体

SFTSは重症熱性血小板減少症候群と呼ばれるウイルス感染症で、主にマダニに刺されることで感染する。
潜伏期間は6日から2週間程度で、最初は高熱、頭痛、倦怠感、吐き気、下痢などの症状が現れる。
風邪や胃腸炎と勘違いされやすいため注意が必要だ。
重症化すると血小板と白血球が急激に減少し、出血傾向や多臓器不全を引き起こす可能性がある。
意識障害やショック状態に陥り、死亡に至るケースも少なくない。
特に高齢者や基礎疾患を持つ人はリスクが高く、発症から1週間以内に急速に悪化することがある。
治療は支持療法が中心のため早期発見が重要となる。この病気の進行の速さが多くの人を不安にさせている。

 

なぜ今急増するのか

感染者が急増している背景には野生動物の影響が大きい。
クマやイノシシ、シカなどの大型動物が山から平野部へ下りてきて、マダニを体に付着させたまま運んでいる可能性が高い。
さらに、市街地で見かけるアライグマやハクビシンがマダニを公園や庭に広げる役割を果たしていると指摘されている。
専門家は、野生動物の出没増加が人間の生活圏へのマダニ侵入を加速させていると分析している。
気候変動や生態系の変化も関連しており、従来の山林中心のリスクが日常の場所にまで及んでいる。
この拡大の連鎖が、感染者増加の主な要因となっている。

 

感染地域の拡大 西日本中心から東日本都市部へ

SFTSの感染地域は従来、西日本の九州・四国・中国地方を中心に広がっていたが、近年は急速に全国へ拡大している。
2026年時点で36都道府県以上で患者報告があり、静岡県や愛知県などの東海地方、神奈川県や茨城県などの関東、北海道でも確認されている。
都市部の公園や住宅街でもリスクが高まっており、従来の地域限定の問題ではなくなった。
野生動物の移動と人間の活動範囲拡大が境界を崩しており、全国どこに住んでいても注意が必要だ。
地域ごとの発生数が増加傾向にあり、感染の波がさらに広がる可能性がある。

 

これからの夏秋シーズン リスクが高まる時期と予防法

マダニの活動が活発になるこれからの夏から秋にかけて、SFTSの感染リスクは特に高まる。
5月から10月が報告のピークで、草むらや山林、畑での活動が増える時期に感染機会が急増する。
感染者数が過去最多ペースである今、夏本番に向けてさらに患者が増える恐れがある。
予防の基本は長袖長ズボンの着用と虫除けスプレーを肌の露出部にしっかり塗ること。
帰宅後は全身をチェックし、シャワーでマダニを除去する。
ペットとの接触後も同様の注意を払い、刺された場合は早めに除去して症状が出たらすぐに医療機関を受診する。
SFTSの可能性を伝えることが重要だ。この季節の対策を徹底することで、リスクを大幅に下げられる。

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ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

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