
熊本県警は2026年9月12日、女性宅に侵入した疑いで、熊本市上下水道局の田代圭佑容疑者(36)を逮捕した。女性が帰宅して押し入れを開けたところ、中に人の足が見えたという。
逃走後に自転車を取りに戻る 防犯カメラが手がかりに
RKK熊本放送によると、逮捕容疑は9月11日午後0時50分ごろ、熊本市東区の集合住宅で、女性が住む部屋に無断で侵入した疑い。女性は室内に人の気配を感じ、押し入れの中を見て警察に通報した。
KKT熊本県民テレビは、女性は30代で、田代容疑者は現場から徒歩で逃げたとみられると報じている。防犯カメラには、田代容疑者が自転車で現場に来る姿が映っていた。
警察はその場に残された自転車を見張っており、11日に田代容疑者が取りに戻ってきた。警察の職務質問に容疑を認め、翌12日の逮捕につながった。
女性とは親類関係 「プライベートに興味があった」
テレビ熊本によると、田代容疑者と女性は親類関係にあり、面識もあった。警察の調べに対し、「女性に好意があり、プライベートに興味があった」と話し、容疑を認めている。
RKKは、田代容疑者が合鍵を作って侵入したとみられると報じた。警察が詳しい経緯を調べている。
KAB熊本朝日放送によると、田代容疑者の所属は上下水道局維持管理部下水道維持課で、役職は主任技師だった。
大西一史市長が陳謝 状況把握後に厳正な処分の意向
大西一史市長は12日、報道陣の取材に応じた。テレビ熊本によると、熊本地震からの復旧・復興に当たる中で職員が逮捕されたことについて、市民の信頼を損なったとして陳謝し、再発防止に取り組む考えを述べた。
KKTは、市長が現場の状況を把握したうえで厳正に処分したいと語ったことも伝えた。
地方公務員法33条は、職員の信用を傷つける行為を禁止している。同法29条は、法令違反や公務員としてふさわしくない非行などに対し、戒告、減給、停職、免職の懲戒処分を可能としている。刑事事件での起訴に伴う休職は同法28条に基づく別の制度で、懲戒処分とは区別される。
合鍵の不正複製 メーカーが示す鍵情報の管理
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