人気番組で異彩放った「データ狂」写真家、AV不正購入で逮捕

番組では「性行為の回数も20年データ化」と発言　異質なキャラが再注目

谷口容疑者は2020年に配信された「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン1に出演し、番組内で「その日食べた物、睡眠時間、飲酒回数、排便量、お付き合いした人数、エッチをした人数、回数まですべてデータ化している」と発言。さらに、「このエロ記録を眺めながら酒を飲むのが一番うまい」と語り、MCや視聴者のドン引きを誘った。

そのキャラクターは“バチェロレッテ界の奇人”とも呼ばれ、SNS上では当時から「シンプルに気持ち悪い」「シラフであれ言えるってすごい」と話題に。実際に番組では、初代バチェロレッテである福田萌子氏との対面シーンで、その身長差も含めて違和感を覚える視聴者が少なくなかった。

奮闘空しく、初回で落とされてしまった模様であり、今回の事件を思うと萌子様の慧眼が光る話となった。

SNSでは「やっぱりか」の声も　過去発言と事件の奇妙な一致

今回の逮捕報道を受け、SNSでは当時の出演シーンを思い出すユーザーが続出。「あの時のエロデータの話がまさか伏線だったとは…」「やっぱりアウトな人だったか」「なんでもデータ管理する能力で、他人のクレカ番号も記録しちゃったんだろうな……」といった声があふれている。

また、「こういう人がリアリティー番組に出る時代って怖い」「なぜ最初に落とされなかったのか」など、キャスティングのあり方を疑問視する意見も多く見られる。

谷口容疑者は写真家としても活動していたが、芸術的な一面よりもその“特異なキャラクター”で注目を浴びていた側面が強く、今回の事件を受けて、その言動全体に再評価の波が押し寄せている。

警視庁は今後、谷口容疑者が不正利用したクレジットカード情報の入手経路や、ほかにも被害者がいないかについて調査を続ける方針。

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