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法人のサステナビリティ情報を紹介するWEBメディア coki

医療法人三香会

https://nanohana-jibika.com/

茨城県水戸市東野町693-9

三香会・なのはな耳鼻咽喉科が向き合う、めまい・鼻炎・漢方治療と地域医療のこれから

サステナブルな取り組み SDGsの取り組み
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なのはな耳鼻咽喉科
提供:なのはな耳鼻咽喉科

花粉症、めまい、眠れない夜、冷え、更年期の不調。身近な症状ほど、どこに相談すればよいのか迷うことがある。茨城県水戸市の医療法人三香会は、耳鼻咽喉科診療を軸に、漢方治療や炭酸ガスレーザー治療にも取り組む。患者の「楽になる」選択肢を増やすために、同院が大切にしている視点を聞いた。

 

身近な症状ほど、正しい情報と治療につながりにくい

花粉症の時期になると、薬を飲んでも症状が思うように落ち着かない人がいる。めまいに悩み、日常生活に不安を抱えながらも、なかなか改善の糸口を見つけられない人もいる。症状そのものは身近でも、患者が十分な情報を持ち、適切な治療にたどり着くことは簡単ではない。

茨城県水戸市東野町にある医療法人三香会は、2019年4月に開業した耳鼻咽喉科の医療機関である。法人化は2020年8月。代表は境修平氏。事業内容は医業で、従業員数は8名だ。

同院が行うのは耳鼻咽喉科診療全般である。その中でも特に力を入れているのが、めまいの診断治療と、アレルギー性鼻炎に対するレーザー治療だ。加えて、漢方治療を積極的に取り入れている点も特徴である。

めまいについては、通常の西洋薬では治らないケースも多いという。そうした場合に、同院では積極的に漢方治療を取り入れている。耳鼻咽喉科の枠にとどまらず、他科領域における漢方治療にも取り組み、更年期障害や冷え性、尋常性挫創、不眠症についても実績を上げている。

読者にとって重要なのは、「耳鼻咽喉科だから耳・鼻・喉だけ」という見方では、同院の取り組みを十分に捉えきれないことだ。患者の症状に対して、どのような選択肢を持てるのか。その幅を広げることが、同院の診療姿勢につながっている。

年間約250例。重症化するアレルギー性鼻炎に向き合う

 

アレルギー性鼻炎について、同院は近年重症化しているケースが多いと見ている。複数の薬剤を使っても症状がコントロールできない症例が多いのが現状だという。

そうした症例に対して、同院では炭酸ガスレーザーによる治療を積極的に行っている。実績は年間約250例。取材シートでは、これは県内でも屈指だと自負していると記されている。

ここで大切なのは、単に「レーザー治療を行っている」という設備面の話ではない。薬だけでは症状を十分に抑えられない患者に対して、どのような治療の選択肢を示せるかという姿勢である。

花粉症一つをとっても、患者には情報が足りていないと同院は感じている。「こうすればもっと楽なのに」と思うことが非常に多いという。だからこそ、今後は耳鼻咽喉科全般や漢方薬について、あらゆる場での情報発信もしたいと考えている。

医療に関する情報は、日常の中で簡単に手に入るようになった。一方で、同院は「正しい情報をキャッチすることが重要」だと伝えている。医療関係者ではないインフルエンサーなどの情報を鵜吞みにしないこと。花粉症であっても、正しい情報から正しい治療を受ければ、とても楽になる。そうしたメッセージには、患者が治療を選ぶ前の段階にも目を向ける姿勢が表れている。

漢方エキス剤の長所を、もっと活かすために

同院が社会課題として見ているものの一つが、漢方エキス剤の活用である。取材シートでは、日本には漢方エキス剤という世界にも類を見ない薬が普及している一方、そのメリットを残念ながらうまく享受している状況ではないと記されている。

医師は漢方薬を処方することができる。しかし、実際に専門的な教育を受けているわけではない。同院はその点に課題意識を持っている。

境氏は、自身について「漢方の専門医でも何でもありません」としたうえで、漢方エキス剤のエキスパートとしてその長所を普及していきたいと考えている。そこには、漢方を特別なものとして遠ざけるのではなく、患者にとっての治療選択肢としてどう活かすかという視点がある。

また、漢方薬については誤解が多いとも記されている。だからこそ、情報発信の対象は花粉症だけではない。漢方薬についても、正しい理解を広げていくことを目指している。

同院は、漢方エキス剤の長所を普及することにより、ポリファーマシーも一部解決できるのではないかと考えている。ポリファーマシーについて、取材シート内で詳細な説明はされていないため、ここでは同院が課題意識として捉えている言葉として扱う。重要なのは、複数の不調や症状に対して、薬をただ増やすのではなく、別の角度から治療を考えようとしている点である。

「なのはなにきたら治った」。患者の声が支える診療

 

2019年4月の開業以降、現在までおよそ40000人の患者が同院を訪れている。来院理由は「近いから」という人が大半だという。しかし中には、遠くから市をまたいで来る患者もいる。

「なのはなが良いって聴いたので」

「前の病院では治らなかったけど、なのはなにきたら治った」

そうした言葉を患者から受け取ると、開業してよかったと感じるという。医療機関にとって、患者の声は単なる評判ではない。自分たちが大切にしてきた診療の方向性が、患者の実感とつながった瞬間でもある。

同院は、通常の耳鼻咽喉科診療だけではなく、漢方治療の併用や積極的なレーザー治療を強みとしている。その強みを、もっとアピールしていきたいとも考えている。

また、地域との関わりとして、Bプレミアの茨城ロボッツのスポンサーも務めている。縁があってスポンサーをしており、水戸地域にも少し貢献できればという思いがある。医療機関として患者と向き合うだけでなく、地域の一員として関わろうとする姿勢がうかがえる。

高齢化社会で注目する、嚥下機能の評価とリハビリ

 

同院が今後取り組みたいテーマの一つに、嚥下機能の評価・リハビリがある。

取材シートでは、昨今著名人が肺炎で他界していることに触れ、その多くは嚥下性肺炎であると記されている。また、嚥下機能の評価と早期リハビリ介入により、日本人死因の上位である肺炎についても減らせると考えているという。

一方で、まだ医師が嚥下リハビリに積極的に関わっていることが少ないとも見ている。そこで、ここ茨城からそういう体制を構築できればと考えている。

高齢化社会の今、嚥下機能の評価・リハビリは喫緊の課題である。喉の専門家である耳鼻咽喉科として、地域医療機関と連携しながら嚥下リハビリ治療にも携わっていきたい。それが同院の描く未来の一つだ。

読者へのメッセージも明確である。嚥下というものに注目し、周りの家族にも情報を周知すること。適切な嚥下機能の評価、リハビリをすることで肺炎を未然にふせぐことができる。患者本人だけでなく、家族や周囲の人が情報を持つことも、地域医療の中では大切な意味を持つ。

めまい、花粉症、漢方薬、嚥下。並べてみると、一見ばらばらのテーマに見える。しかし、同院の取り組みをたどると、その根底には「正しい情報」と「治療の選択肢」を届けたいという考えがある。

身近な不調をそのままにしない。情報に振り回されず、必要な治療につながる。医療法人三香会・なのはな耳鼻咽喉科の取り組みは、そうした日常の困りごとに寄り添うところから始まっている。

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ライター:

株式会社Saccoマネージャー、株式会社Blockchain Tech Farm 代表取締役。営業や多岐にわたる事業での経営経験を経て、2014年にブロックチェーン分野へ参入。2017年に株式会社Blockchain Tech Farmを設立し、非金融領域でのブロックチェーン活用を推進。多くの企業との縁から、現在は株式会社Saccoのマネージャー、ライターとしても活動している。

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