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SDGsの取組み 大日本印刷株式会社

サステナブルな取り組み SDGsの取り組み
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企業や団体におけるサステナビリティの追求として、SDGs達成に向けた事業や取り組みをアピールするケースが増えてきました。実際にSDGsへの取り組みを行うとなると、どの目標に向けてどのような施策を企画したら良いか悩む担当者の方も多いのではないでしょうか。 cokiでは、皆さまのSX(サステナビリティトランスフォーメーション)のお役に立つべく、SDGsに対して積極的な企業の取り組みをピックアップしてご紹介しております。今回取り上げる事例は、大日本印刷株式会社です。同社のサステナビリティへの活動は、21年連続でESG投資の「FTSE4Good Global Index」構成銘柄に選定されるなど、世界的にも高く評価されています。 本ページをご参考に、事業におけるサステナビリティ、SDGsに関する活動を進めるヒントにしていただければ幸いです。
SDGsについては、“ 「SDGs」と「サステナブル」の意味|私たちはなぜSDGsに取り組む必要があるのか ”を、ご覧ください。

大日本印刷株式会社のSDGsへの取り組み

  • 大日本印刷株式会社 (Dai Nippon Printing Co., Ltd.)
  • 業種:総合印刷業
  • 創業:1876(明治9)年10月9日
  • 従業員数:37,062名(連結)/10,328名(単体)(2021年3月31日現在)
  • 参照公式サイト:https://www.dnp.co.jp/media/

大日本印刷は、「人と社会をつなぎ、新しい価値を提供する」という企業理念「未来のあたりまえをつくる。」というブランドステートメントを掲げています。独自の「P&I」(印刷と情報)を掛け合わせることによって持続可能な、SDGsが達成された豊かな社会を目指し、4つの成長領域で新たな価値提供を目指すと提言しました。

  • 4つの成長領域
    • 知とコミュニケーション
    • 住まいとモビリティ
    • 食とヘルスケア
    • 環境とエネルギー

この4つの成長領域ににおける製品・サービスを通じて達成を目指すSDGs目標は、17の目標のうち12目標にのぼります。ここでは、大日本印刷のSDGsにまつわる取り組み事例について、目標別にいくつかピックアップして見ていきましょう。
※取り組み事例の中には、複数の目標にまたがる取り組みもありますが、代表的な目標を掲げて記載しています。

目標3「すべての人に健康と福祉を」への取り組み

目標3の ゴール は「あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」です。

コロナ禍をきっかけとして、感染リスクのない非接触型のサービスの需要が高まりました。大日本印刷では、パネルに直接触れなくても、指の動きなどを検知して操作することができる「空中タッチ型端末」を独自技術として開発。操作性・実用性の改善を重ね、使いやすさと導入しやすさを両立した「DNP非接触ホロタッチパネル」を実用化しました。

この技術は現在、丸善ジュンク堂にて同端末が実装。実際に使って確かめることが可能です。非接触タッチパネルは、今後デジタルサイネージとの融合など、感染リスクを低減するために生活のさまざまなシーンに浸透すると見られています。

目標12「つくる責任つかう責任」への取り組み

目標12の ゴール は「持続可能な生産消費形態を確保する」です。

大日本印刷では、包装市場におけるリーディングカンパニーとして、20年ほど前から環境負荷を軽減するパッケージの開発を進めていました。その結果、2017年にこれまで発表してきたさまざまな製品を統合し、環境に配慮したパッケージシリーズを「GREEN PACKAGING」としてブランド化しています。

「GREEN PACKAGING」のコンセプトは「持続可能な原料調達」「リサイクルの推進」「CO₂の削減」の3つ。再生可能な植物由来の原料を使うことで、リサイクルも含め植物由来の原料を使っています。これにより焼却により発生するCO2を相殺すること(カーボンニュートラル)が可能です。さらに「GREEN PACKAGING」の活動を通して、将来的にはビジネスとしてエコを根付かせ、世の中のリサイクルのスキームを変えることを目指しています。

「DNP植物由来包材 バイオマテック(R)」 の2019年度の1年間の出荷量からCO2削減量を算出したところ、石油由来の包材を使用した場合と比べ、森林239.4ヘクタール(東京ドーム51個分、杉の木21.4万本分)の吸収量にあたる3,000tのCO2削減に相当しているとのことです。身近なものから環境への貢献を着実なものとしています。

目標13「気候変動に具体的な対策を」への取り組み

目標13の ゴール は「気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる」です。

私たちの生活には欠かせない存在となったスマホなどのデジタル機器。しかしより高性能な製品を作るためには、半導体製造時に膨大な電力が必要となります。大日本印刷は、長年培ってきた微細加工技術をベースに、次世代の半導体製造で期待される「ナノインプリントリソグラフィ(NIL:Nano-Imprint Lithography)」を開発。半導体製造の消費電力を従来手法の約1/10に抑制できることに成功しています。電力だけでなく、製造コストの削減も可能にするなど、カーボンニュートラルの実現をめざすメーカー全体に大きく貢献することが期待されています。

SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」への取組事例~cokiの記事より

coki では、サステナビリティについて考え、実際に取り組んでいる様々な団体・企業への取材を行っています。今回は、最先端の工作機械の製作・開発から、あらゆるメーカーの機械修理・メンテナンスまで幅広く手がける株式会社茂呂製作所の記事をピックアップしました。ぜひご覧ください。

株式会社茂呂製作所|山梨で世界と戦うモノづくりDNAを継承| 茂呂哲也氏が感謝を伝えたいステークホルダー

「グローバルな先端ロボット産業はもちろん、地方の優れた技術を持つ町工場が生き延びていくためには企業の枠を超えて技術を継承していくしかない。培った技術を守り伝えて、『恩送り』の心で企業の困り事を一つひとつ解決していきたい」。現在50歳、2012年に先代社長から経営を引き継いだ株式会社茂呂製作所茂呂代表に、今回は今まで繋がりを築いてきたステークホルダーへの想い、そして日本のモノづくり産業の行く末について伺いました。

茂呂製作所の技術力を50年以上支えてきた大ベテラン|矢崎徳雄さんから見た茂呂製作所とSDGsへの取り組み

世界最先端のロボット製造業のライン製作から、あらゆるメーカーの機械修理・メンテナンスまで手がける株式会社茂呂製作所。50年以上にわたり茂呂製作所の技術力を支えてきた大ベテランの矢崎徳雄さんに「茂呂製作所とはどのような会社か」についてお話を伺い、SDGsの取り組み状況をレポートします。

グローバル展開を視野に茂呂製作所を最強のチームへ~専務 井口亮一さんから見た茂呂製作所

「茂呂製作所のいいところは『断らない』というところですね。お客様が困っており、たとえメーカーさんができないと言ったことでも何とかするという精神」と語る専務の井口亮一さんにお話をお伺いしています。

参照: coki

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