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テクノポート株式会社

https://techport.co.jp/

東京都江東区青海2-7-4 the SOHO-710(東京本社)

テクノポートは当社になくてはならないWeb担当社員のような存在

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黒川プラスチック工業ホームページ画像

有限会社黒川プラスチック工業のホームページ(画像提供:有限会社黒川プラスチック工業)

ホームページ制作は価格だけでは決められない。一緒に考え併走してくれる存在が必要

「何より嬉しいのは、『一緒に考えて良くしていこうという姿勢』でアドバイスしてくれること」とテクノポート株式会社を語るのは、有限会社黒川プラスチック工業代表の黒川恵一さん。「町工場だからできる細やかな対応を個人向けに訴えたい」と、テクノポートと共にこだわりのホームページを制作・運用しています。売上も信用度もアップし、名だたる大企業からの注文も舞い込んでいると言います。「ホームページ制作は価格だけではない」という黒川さんから、製造業のホームページ制作にテクノポートがどのように関わっているのかをお伺いしました。

事業承継とリーマンショックを機に自社ホームページの開設を検討

-まず、御社がホームページを開設しようと考えたのはどのような理由からでしょうか?

私は二代目なのですが、町工場を継いだのは良いけれど「このままでは限界がある」と思っていました。というのも、2008年のリーマンショックの影響は大きく、製造業の勢いが落ちてしまってなかなか仕事を取ることが難しくなっていったのです。そんな状況の中でホームページを開設することで個人からの受注を受け付けようと考えました。

個人の需要を取り込む小ロット受注に活路を見いだす

有限会社黒川プラスチック工業が製作した鍵付き什器

有限会社黒川プラスチック工業が製作した鍵付き什器(画像提供:有限会社黒川プラスチック工業)

-アクリル加工に個人の需要があるとにらんだ理由はどういったところにあるのでしょうか?

アクリル板は、昨今のDIYブームもあり、木材などと一緒にホームセンターなどでも販売しています。しかし、アクリル板の加工は樹脂加工になるので、木材とは違って難しいのです。かといって、個人の方が工場に直接依頼するにもルートがありません。「直接お願いしていいの?」「1つだけでも発注できるの?」「門前払いされるのではないか?」と思われがちです。

-確かに、工場に直接出向いてお願いするのは難しい気がします。

そこで、ホームページを制作して「個人でもアクセス可能」であることを訴求したいと思いました。実際、当社では1つからでも加工が可能ですし、小ロットから大ロットまで柔軟に対応できます。個人の要望に応えやすい小回りの利く業務形態なので、ホームページから問い合わせができるようになれば、個人のお客様の需要を取り込むことができると考えました。

製品例:ガンプラケース画像

製品例:ガンプラケース。こだわりの製品をこだわりのケースで作りたいという個人の想いに応える(画像提供:有限会社黒川プラスチック工業)

テクノポートの魅力は独自のサイトデザインとWebマーケティングノウハウが得られる訪問サポート

テクノポートが作成したHPがなければお受けできなかった製品。結婚式に使用するサンドケース画像

テクノポートが作成したHPがなければお受けできなかった製品。結婚式に使用するサンドケース(画像提供:有限会社黒川プラスチック工業)

-ホームページを制作する際に、制作会社を何社か比較したと思いますが、テクノポートに依頼することになった決め手はどのような点だったのでしょうか?

確かに「ただホームページを作るだけ」だったら、もっと安い価格でお願いできる会社も多くありました。ですが、当社としては、「サイトデザイン」や「サポート内容」を比較した時に、Webマーケティングについての訪問サービスもあるテクノポートさんの提案が魅力的だと感じてお願いしました。

-もう少し具体的に教えてください。まず、サイトデザインはどのような部分が魅力と感じたのでしょうか?

他社の工場のホームページについては、いくつも見ていましたが、その多くは「こういう機械があってこういう加工ができる」という羅列でした。それらのホームページは、私のように専門知識があればわかります。しかし、専門用語の羅列で硬いイメージでは、一般のお客様に訴えることは難しいでしょう。私はそういうサイトにはしたくありませんでした。

私が作りたかったホームページのデザインは、当社の制作した製品事例を見ていただいて「自分もこういうのを作ってみたい」と思わせるようなホームページです。しかも、「既存のターゲット(BtoB)向けではない、個人(BtoC)向けに作りたい」と相談したところ、「食品のサイトのようなデザインが良い」とアドバイスをいただいたことで、デザインのイメージを固めることができました。テクノポートさんには製造業のクライアントが多く、少し要望を話しただけで、どのようなデザインが良いかすぐにご提案いただけました。勘所が分かっているのですね。

-確かに、黒川プラスチックさんのホームページは、黒が基調で個性的なデザインですね。

当社のホームページのメインカラーは、製品例を見ていただく時に、バックが白だと目が疲れるのではないかと考えてあえて黒にしています。ですが、黒色のサイトでも、怪しい感じや、工場のサイトみたいに難しい感じにはしたくありませんでした。

デザインの要望は、言葉では色々ああしたいこうしたいと伝えることができるのですが、それを実際に形にするのは難しいものです。ところが、テクノポートさんにこうした私の要望を伝えたところ、背景を黒に合わせた色使いや、反転した時の見え方についても意見を色々出してもらい、多くのサンプルを作っていただいて丁寧にデザインに取り組んでもらえました。

-ホームページには「アクリルケースの個人オーダー」とあるのですが、事例を見ると他にもたくさんの製品があるのですね。

当社では、アクリル製品全般のオーダーを承っていますが、サイトはあえて「アクリルケース」でアプローチしています。これは実は、個人の方が「アクリル製品」でイメージするのは、まずは「アクリルケース」だというテクノポートさんからのアドバイスによるものです。見え方という意味では、テキストもデザインの一部だと考えているのだと思います。このように細かな点に配慮いただけたのも、テクノポートさんにお願いして良かったと思える点でした。

-訪問サポートについては、どのような部分が魅力と感じたのでしょうか?

当社はホームページを制作するのは初めてでしたが、人員の都合もあり、専従してくれる社員はいません。どうしても片手間な対応になってしまいます。そうすると、せっかくホームページを制作しても、その後は放置されてしまうのではと危惧しました。

テクノポートさんは、他社と違って訪問サポートだったので、さすがに私も面と向かって言われたら更新するだろうと予想しましたし、わからないことも直接聞ける仕組みになっているのが非常にありがたいと感じました。

また、テクノポートさんは、かかる金額や使える補助金も含めて「何が必要なのか」を細かく教えてくれ、こちらの質問にも丁寧に答えてもらえたのは本当に助かった点です。おかげで、ホームページを無事に導入し、更新し続けることができています。

テクノポートとホームページを共同制作、売上+信用度もアップ

結婚式に使用するサンドケース画像

テクノポートが作成したHPがなければお受けできなかった製品。結婚式に使用するサンドケース(画像提供:有限会社黒川プラスチック工業)

-テクノポートと制作したホームページを開設後、どのような効果があったのでしょうか。

まず、第一に売上が上がりました。売上の30%がホームページ経由で、個人の方も顧客になってくれてコンスタントな受注につながっています。現在では、企業向けと個人向けの比率は1:1ほどになりました。

ホームページを通して大企業からも受注が入るようになったのも大きな前進です。
我々は小さい町工場なので、人数やコロナの問題もあってこちらから営業するのが難しい状況でした。ですが、ホームページを見てくれた企業から直接注文が入るようになったのです。

まるで営業マンが増えたような状況ですね。今では電話などで問い合わせがあった際も「ホームページを見てください」と言えます。ホームページがあると「当社はこういう会社だ」と説明しやすいので、結果的に、会社の信用度が上がったと感じています。

ホームページに掲載されている事例は、先方に掲載をご了承いただいたもののみです。実際にはもっと多くの案件を受注しています。事例にある「ラクーア」なども含め、皆さまにご利用いただいている施設も多くありますので、どこかで一度は当社の製品を目にしていただいているかもしれません。

-導入後のサポートについてはいかがでしょうか? 

当初から想定していた、製作後のホームページのコンテンツ内容や更新についての働きかけは本当に助かっています。
例えば、「写真を増やした方が良い」「こうしたワードが検索されている」「アクセスの多い時間帯」など、第三者的な目線でホームページを分析した結果をデータでいただけます。また、他社の工場の事例なども踏まえ、今注目されていることや面白い取り組みについての情報提供など、ホームページをより良くするためのヒントになる指標をたくさん知ることができます。
どんな分野がアクリルと関連して注目されているのかがわかるのは、今後のサイト運営に大いに役立つ情報です。どこを目指せば良いかという指針にもなります。

テクノポートさんからの一方的な指導ではなく、相談しながらより良いホームページになるように進めていくので、一緒に作っていく感じがあるのが良いですね。ハッパをかけていただいているおかげで、ホームページの更新を持続できているとも言えます(笑)。

パーテーションの施工画像

パーテーションの施工(画像提供:有限会社黒川プラスチック工業)

社員のように頼りになるテクノポートと共に、よりサイトを洗練させたい

-あらためてお伺いしますが、テクノポートさんは、黒川プラスチックさんにとってどんな存在ですか?

テクノポートさんは、当社にとってなくてはならない営業ができるWeb担当社員のような存在です。会社と顧客というスタンスを越えて寄り添って話してくれます。何より嬉しいのは、アドバイスが一方的ではなく「一緒に考えて良くしていこうという姿勢」があることです。

担当営業の渡邊さんは、とても気さくで色々なことが相談しやすい方です。意見しやすいおかげで、無理なことも結構言ってしまっていると思います。しかし、仮にそれが実現できない場合でも代替案をくれるのもありがたいです。

-最後に、テクノポートさんと取り組みたいことや、より期待することについて聞かせてください。

現在、アクリルはコロナの関係で飛沫防止用アクリルボードが特需になっていますが、これはあくまでイレギュラーな事態です。石油が原料であるアクリルは、環境負荷が高く、マイクロプラスチック問題もあり、本来はポジティブな素材ではありません。
そこで、当社としてはサステナビリティやSDGsも踏まえ、より環境負荷の少ないアクリル素材や加工法も採用して、お客様の選択肢を増やしていきたいと考えています。

アクリルをポジティブに迎え入れてもらえるように見直しをしていくにあたって、我々のサイトも今後の状況に応じてアップグレードしていくことが必要だと思います。

また、スマホ対応も含め、ネット環境やホームページはより洗練されていくはずです。自分一人で感じただけでは的を射ていないこともあります。ぜひテクノポートさんには第三者的な見方も含め、より最適なホームページを作っていくための助力をお願いしたいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

店主の奥様が絵を描いていただいた焼き鳥店様から。部位毎の名前の入ったメニューのアクリル板画像

店主の奥様が絵を描いていただいた焼き鳥店様から。部位毎の名前の入ったメニュー。(画像提供:有限会社黒川プラスチック工業)

◎企業概要
有限会社黒川プラスチック工業
http://kurokawaptc.co.jp/
代表取締役 黒川 恵一
創業:1987年9月
所在地:東京都葛飾区西水元3-15-4
事業内容:プラスチック製品製造業

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