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株式会社せいふうケア

http://sh-care.com/

〒963-8033福島県郡山市亀田1-15-13

024-933-8025

高い職員定着率の秘訣はコミュニケーションの2:8の法則にあり|一般社団法人つくしから見たせいふうケア

ステークホルダーVOICE 社員・家族
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高い職員定着率の秘訣、コミュニケーション2:8の法則、せいふうケア&つくし

障がい者の就労支援を行う一般社団法人つくし代表理事の 石橋政樹さんは、「人に寄り添う心が職員との信頼関係につながっている」と、せいふうケアグループの職員定着率の高さについて語ります。

福島を中心にリハビリ重視型・短時間デイサービスを展開する株式会社せいふうケアは、利用者さん一人ひとりに合わせたリハビリメニューを提供。高齢者が地域で生き生きと暮らせるようにサポートしています。同様に、職員さんの心にも寄り添い、まるで第二の実家のような存在になっているとのこと。その秘訣が職員とのコミュニケーションにおける2:8の法則なのだそうです。

今回は、せいふうケアの創業メンバーのひとりでもある、一般社団法人つくし代表理事の石橋さんに、せいふうケアグループの立ち上げから現在に至るまでの変遷と、事業への想いを伺いました。

同じ志を持ち、障がい者の就労支援と介護事業を展開

株式会社せいふうケア代表取締役社長 太田大さんから一般社団法人つくし代表理事  石橋政樹さんへのメッセージ

一般社団法人つくし代表理事  石橋政樹さん

一般社団法人つくしでは障がいのある方の就労支援を行っています。代表理事の石橋さんは、私の専門学校時代の後輩です。彼の行動力は凄まじいものがあり、職員が自らのミスが原因で出社しなくなってしまった時には、お母様と話をするため日帰りで沖縄まで行っていました。

 

また、彼はよく「重要な2割の話を伝えるには、8割関係のない話が大切」と言っています。実際にスタッフとも仕事の話だけではなくプライベートや世間話も大切にしています。そのおかけでスタッフとの間で深い信頼関係が構築できおり、本当に大事な場面で伝えたいことがしっかり届いているようです。

 

そんな彼に伝えたいことは、グループを牽引してくれている事への感謝と。仕事を通して私にも沢山のことを教えてくれている事への感謝です。心と数字で職員を導き、「見守る時」と「指示する時」を使い分ける経営手法はまさに秀逸です。しかし、くれぐれも体には気を付けてください。

 

毎年福島から伊勢神宮まで参拝に行くのですが、彼が車を運転してくれます。以前は出雲大社までひとりで運転してくれました。飛行機を使えばいいのではと思うかもしれませんが、彼曰くみんなでドライブしてサービスエリアで一緒にごはんを食べる時間が大事ということです。先ほど申し上げた2割と8割の話を本当に実践する人なんですよね。

 

株式会社せいふうケア太田大|リハビリ重視型デイサービス

株式会社せいふうケアの記事はこちらからも読むことができます!

―このようなメッセージを太田さんからいただきました。

すごくうれしいですね。そして、ありがたいです。スタッフとの信頼関係づくりには常に腐心していますが、至らない部分があっても自分のことは気づきにくいものです。太田さんが少し離れた位置から見てくれているのは大変心強いです。「2割と8割」の話を覚えてもらっているのも、本当にうれしいですね。

一般社団法人つくし 石橋様スクリーンショット2

せいふうケアの立ち上げで奮闘した戦友、尊敬する法人運営の先輩

―石橋さんはせいふうケアの創業メンバーになるのでしょうか。

はい。太田さんとは、同じ柔道整復師の専門学校で学び、接骨院に就職した先輩・後輩の間柄でもあります。もう25年以上、四半世紀のおつきあいです。就職した仙台市の接骨院が福島県に進出する際、太田さんと私を含めて4人で新店舗の運営で苦労をともにしました。

その後、介護保険事業に参入することになり、2001年に各々が出資して株式会社せいふうケアを立ち上げました。当時珍しかったリハビリ重視型のデイサービスを定着させるためにともに汗を流し、切磋琢磨した戦友のような存在です。

さらに、私が中心になって障がい者支援事業を立ち上げ、太田さんはせいふうケアの代表取締役、私は一般社団法人つくしの代表理事として、それぞれの持ち場で奮闘しています。法人の代表の先輩としても太田さんに学ぶところは多く、改めて尊敬できる大きな存在だと実感しています。

―仕事の戦友であり、プライベートでも仲のいい先輩・後輩でいらっしゃる。

太田さんは本当に真面目で勉強熱心です。性格もタイプも正反対なのに、気が合う間柄なんです。10年くらい前から太田さんが経営者の勉強会で学び始めてからは、代表としても人間としても大きくなられ、言葉でも背中でも教えてくれる存在です。太田さんのメッセージにもありましたが、参拝旅行の道中をともにし、一緒にごはんを食べながら語り合う時間は本当に楽しく、有意義なひとときで、また旅行に行ける日が待ち遠しいですね。

一般社団法人つくし 石橋様スクリーンショット1

介護事業で地域住民と交流が深まり、障害を持つ方の就職や居場所、家族の雇用の創出へ

―一般社団法人つくしさんは、株式会社せいふうケアさんと同じグループでありながら、障がいがある方の支援という異なる領域の事業です。設立の経緯を伺わせてください。

在宅の高齢者を支えるデイサービス事業を通じ、地域の介護・福祉関係、住民の人たちとの関わりが深くなる中で、障がいをもつ方の親御さんの悩みを聞くようになったことがきっかけです。

悩みの中心は、就職や社会での居場所づくり。障がいをもつ方が安定して働き、地域で暮らしていける環境や仕組みはまだまだ不足しています。

また、障がいのある方だけではなく、親御さん、とくにお母さんをサポートする環境が必要です。地域に障がい福祉の事業所があれば、子どもさんを支援し、お母さんにはスタッフとして入ってもらうなど、積極的に関わってもらうことができます。

そこで、一般社団法人つくしを立ち上げ、働くためのステップを作る就労移行支援、地域で働く就労継続支援B型という2つの事業所を運営することで、障がいのある方とご家族を支援しています。

高い定着率の秘訣は、2割の大切な話を伝えるための8割の関係のない話

―障がいのある方とそのご家族が働く場も提供するために事業をされているのですね。高齢者と障がいのある方という違いはあっても、地域社会に大きく貢献する事業をされているように思います。

ありがとうございます。介護と福祉の仕事は、スタッフのモチベーションづくりが非常に重要という点も共通しています。せいふうケアでは、職員同士のつながりを重視し、職員の定着率がとても良いのです。

―「2割の話を伝えるには、8割関係のない話をする」ということが定着率の高さにもつながっているということでしょうか。

そうですね。私が大切にしているのは、職員に極端なストレスがたまらないよう、いかにサポートしていくかです。スタッフとは仕事の話だけではなくプライベートや世間話も大切にすることで、信頼関係を築くことを心がけています。また、当事業所では、障がいのある方の保護者さんも働いているので、職員に障がいについての理解を広げてくれることにも助けられています。

私もスタッフも厳しい状況の時もしかめっ面で仕事するのではなく、真面目な話だけではなくムダ話もいっぱいして笑顔になって、じゃあ明日もまた頑張ろうか。そういうスタンスでやっています。

また、スタッフの「やりたいことができる」法人になりたい、と考えてます。人間、主体的になると行動が変わってくるんです。常に「どうしたいか」「どうなりたいか」を意識して一緒に環境を作って行くことが大切だと思います。

一般社団法人つくし アイキャッチ画像
一般社団法人つくしの記事はこちらからも読むことができます!

せいふうケアは理念をともにする事業パートナー、太田さんは最高のお手本となる存在 

―せいふうケアとつくしさんは、事業領域は異なるものの、企業文化が共通するまさにパートナーなのですね。

はい。せいふうケアでモチベーションマネージメントを経験した職員がつくしでも手腕を発揮してくれるなどの交流も図っています。また、私も太田さんの運営に学びながら、利用者さんの成長を後押しする環境づくりにつとめています。

整骨院から始まり、デイサービス、障がい者支援事業所の運営、と事業展開してきましたが、貫いているのは「痛みに寄り添うこと」。人の痛みには、身体の痛みと心の痛みの2種類があり、身体に対しては手当てする、心に対しては寄り添う。そこが原点です。せいふうケアグループとして、高齢者はデイサービス、成人は整骨院、若者は就労支援、と全世代の痛みにアプローチができているのも幸せです。

―最後に、せいふうケアと太田さんは、石橋さんにとってどのような存在なのでしょうか。せいふうケアさんへの期待も含め、お聞かせいただけますか。

太田さんは、私の至らない点もニコニコして見守っていてくれますし、本当に心強い、太田さんは興味があるところを深掘りしていく感じで、突破口を開いてくれる。0を1にできる人。私は1を2にするのが得意。そういう違いや私の特性も理解してくれ、導いてくれるのがありがたいですね。私も部下に対してそうであらなければならない。最高のお手本です。

せいふうケアの運営は、立ち上げメンバーからその下の世代への移行期で、現場はその世代の職員が一生懸命やってくれています。太田社長と私はせいふうグループ全体として、理念に沿う形でM&Aなども考えており、新たな事業展開の中でも力を合わせていくことになると思います。今とは違う仕事の責任感や、楽しさをともに体験できる日を楽しみにしています。

<プロフィール>

石橋政樹
一般社団法人つくし代表理事

<会社概要>

一般社団法人つくし
https://tsukushi-egocoro.com/

設立:2017年2月
福島県福島市南町160-1
電話:024-572-4025

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