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一般社団法人つくし 代表理事 石橋政樹|笑顔のある環境づくりと寄り添う心で、利用者とスタッフを支える

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福島県福島市で2017年から障がい者支援事業を行う一般社団法人つくし。リハビリ型デイサービスを運営する「せいふうケア」グループのひとつであり、代表理事の石橋政樹さんは、柔道整復師として整骨院勤務、デイサービスの立ち上げを経て、障がい者支援の場に飛び込みました。「領域は異なっても、人の心に寄り添う心は共通。地域に密着しながら、笑顔ある共生社会を追求しています」と語る石橋さんに、日々の取り組みとステークホルダーへの想いを伺いました。

働くためのステップや働く場づくりを通して、障がい者を支援

―一般社団法人つくしは、リハビリ型デイサービスを運営する「せいふうケア」から派生したと伺っています。介護保険事業から障がい福祉事業へと進出したきっかけと、貴法人の成り立ちについて伺わせてください。

在宅の高齢者を支えるデイサービス事業を通じ、地域の介護・福祉関係者、住民の人たちとの関わりが深くなる中で、障がいのある方の親御さんの悩みを聞くようになったことがきっかけです。悩みの多くはお子さんの就職や将来についてで、情報も少ない。そこで、親御さん同士の情報交換や、組織づくりの情報提供などを行うことを目的に、月に1回ランチ会を開くようになりました。

会を通じてわかったのは、障がいのある方だけではなく、親御さん、とくにお母さんをサポートする環境が必要だということでした。地域に障がい福祉の事業所があれば、お子さんを支援し、お母さんにはスタッフとして入ってもらうなど、積極的に関わってもらうことができます。そこから一般社団法人つくしを立ち上げ、就労支援を行う事業所の開設へとつながりました。

就労支援の事業所は株式会社が運営することもできますが、一般社団法人は公的なイメージがあり、また、バランスシートなど収支を公開できるなど透明性もあることから、地域に受け入れられやすいという点があります。

―具体的な事業内容についてお聞かせください。

ひとつは、障がいのある方が社会で働くためのステップ作りを行う就労移行支援です。学校を卒業して就職が決まっていない人や、就職後にドロップアウトした人にビジネスマナーやパソコンスキルなどを学んでもらい、社会に再チャレンジしてもらうことを目的とした事業で、通常2年間通ってもらいます。

もうひとつは就労継続支援B型といって、一般企業での就職がむずかしい方に働いてもらう事業所です。一般的には単純作業やパンづくりなどを行うことが多いのですが、私たちの事業所では、この先労働人口が減っていく中で障がいのある方に活躍してもらう場を目指し、パソコン操作などの業務も用意しています。そのひとつが「せいふうケア」はもちろん他法人の名刺作りで、「第二の総務部」をコンセプトとして働いてもらっています。

―支援しているのは高校を卒業して以降の青年・成人の方が中心なのですね。

創業以来の就労移行支援と就労継続B型の2つに加え、2019年からは障がいのあるお子さんを預かる日中一時支援を行っています。こちらは、以前在籍していたスタッフのお子さんに障がいがあり、相談をもちかけられたことがきっかけで、市の担当部署との協議を経て立ち上げました。市の委託事業という形で運営し、3人のお母さんが活躍してくれています。

対人支援のストレスは、笑顔のある環境づくりと「8割のムダ話」で解消

―介護や福祉の仕事は社会や地域への貢献度は高いのですが、離職する人も少なくないなど、事業を行う上でむずかしい点もあると思います。

理想を持って就職し、支援に情熱を注いでも思うような結果が出ないなど、対人支援の仕事に特有のむずかしさがあり、離職などにつながるケースもあると思います。そのため責任者は、職員を適切にサポートする必要があります。せいふうケアグループ全体に共通していることですが、私たちの事業所では、職員・スタッフのつながりをとても大切にしています。

それには、せいふうケア時代からの同僚で、現在、つくしで管理者を務める職員の存在が大きく、立ち上げの時から彼らが職場の雰囲気づくりを大切にし、スタッフの話を親身になって聴き、呑み会を開いてくれるなど尽力してくれています。そうした取り組みで、スタッフのモチベーションはとても高く、そのことがよい支援につながっていると感じています。

―介護・福祉の事業所での職員による事件が報道されることがありますが、本人だけではなく、働く環境に問題があったのでは、と感じることも多いです。

ストレスがたまらないよう、いかにサポートしていくか。私が実践しているのは、「2割の話を伝えるには、8割関係のない話をする」で、スタッフとは仕事の話だけではなくプライベートや世間話も大切にすることで、信頼関係を築くことを心がけています。また、うちの事業所では、障がいのある方の保護者さんも働いているので、職員に障がいについての理解を広げてくれることにも助けられています。

私もスタッフも厳しい状況の時もしかめっ面で仕事するのではなく、真面目な話だけではなくムダ話もいっぱいして笑顔になって、じゃあ明日もまた頑張ろうか。そういうスタンスでやっています。

また、スタッフの「やりたいことができる」法人になりたい、と考えてます。人間、主体的になると行動が変わってくるんです。常に「どうしたいか」「どうなりたいか」を意識して一緒に環境を作って行くことが大切だと思います。

一般社団法人つくし 石橋様スクリーンショット1

 

「手の温もりと寄り添う心」で地域に根ざし、共生社会を追求する

―障がい者支援の事業のやりがいについて教えてください。

利用者さんの日々の成長を実感できること、就労移行を終えて就職した人が頑張っている姿を見せてくれることですね。うちの事業所では、就職後も定期的に訪問してくれ、職場でのやりがいを報告してくれたり、悩みの相談をされたりという関係が続いています。楽しい時もつらい時も帰れる場所を作り、第二の実家のようになっているのは、この事業の大きな意義だと思います。私もスタッフもとてもやりがいを感じています。

―最後にこれからの「つくし」が目指す方向性について伺わせてください。

私たちの経営・活動理念は、せいふうケアと共通していて、『手の温もりと寄り添う心 生きがいと感動空間を地域に広げるせいふうケアグループ』です。さらにつくしのチームスローガンとして、「笑顔ある共生社会の追求」を掲げています。共生とはすべてにおいて共に生きるという意味で、人間はそもそも強者であれ、弱者であれ、誰でもひとりでは生きられないものです。利用者さんと私たち、子どもと親、共に支え合い、笑顔ある生活を追求していきましょう、という想いを込めています。

私自身は、柔道整復師の学校を卒業し、仙台の整骨院の勤務からスタートし、福島で高齢者介護のデイサービス、さらには障がい者支援に取り組むようになり、それぞれ領域は異なりますが、貫いているのは「痛みに寄り添うこと」。人の痛みには、身体の痛みと心の痛みの2種類があり、身体に対しては手当てする、心に対しては寄り添う。そこが原点です。つくしのロゴマークは、笑顔のある心をイメージした太陽です。今後も、その心を大切に利用者さんとスタッフを支えていきたいと思います。

ステークホルダーへの想い

お客様との向き合い方
利用者の皆さま

いつも利用してくださり、ありがとうございます。

当施設に通ってくれる皆さんが笑顔になれるよう、また明日も頑張れると思っていただけるよう、私も職員も日々勉強しています。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 

 

社員・家族との向き合い方
スタッフの皆さま

スタッフの皆さまと仕事ができて、とても幸せです。毎日ありがとうございます。これからも笑顔のある日々を重ねていきましょう。
 

一般社団法人つくし 理事 奥野大亮さん

奥野さんは専門学校の後輩で、私とは同じ県出身ということでも仲良くなり、四半世紀以上のつきあいです。就職も私が誘って同じ整骨院で働くことになり、福島で一緒に新しい店舗を任された後、「せいふうケア」のデイサービスも一緒に立ち上げました。

 

「つくし」で事業所を立ち上げる時に必要な資格を取得し、切り込み隊長になってくれたのが奥野さんです。まったくの0からのスタートですから、私も彼も苦しいこともありましたが、地道に努力してくれ、一方ではスタッフを笑わせてくれるムードメーカー。いいチームができたのはまさしく彼のおかげで、後輩ながら見習う点はたくさんあります。

 

新規事業のトップバッターとして切り開き、しかも結果を出す人。本当になくてはならない存在で、感謝しかありません。頭、身体、心を使い、難関も突破していく姿勢は誰もが認めていて、周りの法人からも「奥野さんをヘッドハンティングしたい」と言われます。

 

彼には「これからも悩んで、笑って、共に過ごせていければうれしい。お互いに体に気を付けてやりたいことを一緒にやっていきたいですね」と伝えたいです。
 

株式会社ひあたりケア 代表取締役社長 丸山大輔さん

せいふうケアの立ち上げメンバーのひとりで、私より1歳年上の先輩です。今は実家のある新潟で、せいふうケアのグループ会社の代表取締役として頑張っています。せいふうケアの役員でもあります。

 

丸山さんは若い頃から整骨の手技の勉強のため、毎週末仙台から三重県まで車で通うくらい勉強熱心な方。そうやってインプットしたものを私たち後輩に惜しげもなくアウトプットしてくれていました。

 

丸山さんはご両親ご家族をとても大切にされていて、周りの方への想いの深さにもとても教えられます。現在デイサービスの事業所を3店舗運営しているのですが、スタッフを指導する時はこういう風に言ったら相手はどう思うかを常に考えながら伝え、やさしく導いていく。新潟に行く度に見習わなくてはと思わされます。この先も同じグループの一員として協力し合い、一緒に新しい事業も作りあげていきたいですね。
 

一般社団法人つくし 石橋様スクリーンショット2

取引先との向き合い方
株式会社グローバー 福原茂光さん

株式会社グローバーさんは、医療器具や衛生用品の問屋さんです。整骨院で働いていた時に福原さんが以前在籍していた会社と取り引きがあり、もう20年のおつきあいになります。

 

ひとことで言うと人間的にすごくすばらしい方で、とても尊敬しています。以前勤めていた会社が倒産してしまったとき、役員が逃げてしまう中、自分にはまったく非がないのに、文句ひとつ言わず最後まで顧客に向き合う姿に教えられました。次の会社に移籍する時も、部下を先に移籍させることに尽力し、自分だったらとてもできない、と感動すら覚えました。そして、営業に対してとてもプライドを持っていて、できないことはできないとちゃんと言ってくださるのも誠実です。

 

年齢は私より10歳以上年上で、いつもお話を聞くだけでいろんな勉強をさせてもらっています。コロナ禍の中で優先的に備品を提供してくれていることにもとても助かっています。

「コロナが収束したらまた飲みに行きたいですね。福原さんのお話を聞くと、いつもこちらの背筋が伸びます。健康に気を付けてこれからもいろんな話を聞かせてください」とお伝えしたいですね。
 

地域社会・地球環境との向き合い方
丸幸自動車工業株式会社 代表取締役社長 阿部裕一さん

社会人になって最初に車を購入したのが、当時阿部さんが勤めていたお店です。25年以上のおつきあいで、今の会社に移られてからも車を買うのはいつも阿部さんから。昔からかっこいい車に乗っていて、「いつか阿部さんが乗っている車を買うんだ」と目標にしてきました。憧れの兄貴分です。

 

丸幸自動車工業さんは、奥さんのお父様が社長をされていた会社で、仙台でも結構大きな会社です。ご苦労もあったようですが、課長、役員、社長と昇進していく中でいい意味で人となりが変わっていかれました。私が仙台に行くと飲みに連れていってくれて話を聞いてくれ、会社の代表としての考え方、見方を押し付けるのではなく、さらっと語ってくださるのはありがたいです。

 

車という商品にすごく愛着を持っていて、そういう部分も教えられます。阿部さんには、「車を通じて人生の勉強もさせてもらい、感謝しています。お酒の飲みすぎに注意して身体に気を付けてください」とお伝えしたいですね。 

 

カマダ実業株式会社 代表取締役社長 鎌田浩之さん

カマダ実業株式会社さんには、事業所の車両メンテナンスや車両と施設の保険関係を担当してもらっており、せいふうケアグループ全体でのおつきあいです。

 

鎌田社長は仕事に対する情熱がすばらしく、困ったことがあった時に電話するとすぐに対応してくれるのにはとても助かっています。お父様がなされていた保険事業を引き継いだ会社ですが、会社をいかに存続させていくかを常に考えていて、アンテナの張り方もすごい。そうやって結果を出し続け、特に直近3年はすごく伸びています。年齢は私よりひとつ上ですが、非常に懐の深い人で、そういう部分も尊敬できます。

 

鎌田社長にはいろいろ刺激を受けていますが、とくにwin-winの関係を大事にされていて、勉強の仕方や情報量の多さ、それを惜しみなく教えてくださることに感謝しています。これからも教えていただきたいですし、私も勉強を重ねてお伝えし、ずっと笑顔で話をしていける関係を続けさせてもらえるとありがたいですね。
 

未来との向き合い方
未来世代へ

どんな方でも活躍できる、社会で生きていける。そんな日本にしていきたいです。
 

 

<プロフィール>

石橋政樹

一般社団法人つくし代表理事

<会社概要>

一般社団法人つくし

https://tsukushi-egocoro.com/

設立:2017年2月

福島県福島市南町160-1

電話:024-572-4025

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