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テクノポート株式会社

https://techport.co.jp/

東京都江東区青海2-7-4 the SOHO-710(東京本社)

Webマーケティングで製造業の技術力を発信、サステナブルなビジネスモデルを構築 ~テクノポート株式会社 社員座談会~

ステークホルダーVOICE 社員・家族
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「製造業が抱えるあらゆる経営課題の解決」をミッションに掲げ、Webマーケティング事業を展開するテクノポート株式会社。Web戦略策定から制作、公開後の運用・コンサルティングまで一貫して手掛け、1,000社を超える顧客から厚い信頼を獲得している。2021年11月には、製造業の海外販路開拓を支援する「海外Webマーケティングサービス」を開始。今回は、日本の製造業の新たなフェーズを見すえた積極的な事業展開を図る同社の創業時からの社員で取締役の井上正道さん(写真 中央)、名古屋オフィス責任者の永井満さん(写真 右側)、東京本社の渡部仁志さん(写真 左側)に、同社のSDGsの取り組みにつながる製造業への想いを語っていただきました。

お客様に伴走して成果を出す、Webマーケティングの醍醐味と働きがい

―本日はよろしくお願いします。最初に皆さまの自己紹介と担当業務をお聞かせください。

井上 前職時代に社長の徳山さんと知り合い、弊社の創業時に入社しました。前職では新規顧客の発掘が中心の営業スタイルでしたが、「お客様と長くおつきあいしていく」ことを大切にする徳山さんの考え方に共感したのが入社の理由です。立ち上げ時は営業をしながら、お客様の経営にインパクトのあるWebマーケティングの仕組みを模索し、作り上げてきました。現在は、取締役を務めながら、Webマーケティングの企画営業、制作・サポートまでをトータルで担当しています。

取締役の井上正道さん(画像提供:テクノポート株式会社)

永井 私は大学院で航空宇宙工学を専攻し、卒業後は部品メーカー大手のボッシュで研究開発に従事していました。しかし、大企業にはない自由なフィールドで「もっと面白いことをしたい」と考えていた時に徳山さんと知り合い、2012年頃に入社しました。井上さんと同様にWebマーケティングでお客様の技術を発信するお手伝いをしており、名古屋オフィスの責任者として、大阪や京都も含めて名古屋以西のお客様を担当しています。

名古屋オフィス責任者の永井満さん(画像提供:テクノポート株式会社)

渡部 私は2013年入社です。前職は証券会社の営業でしたが、先が見えずに退職し、実家の土建業を手伝いながら転職活動していた時に、弊社の理念に共感して入社しました。現在は井上さん、永井さんと同様にWebマーケティングに携わりながら、弊社が運営するWebメディア「モノカク」の編集長を務めるほか、社内のシステム関連を担当しています。おふたりに比べて営業よりもバックアップの比重が高い立場です。

東京本社の渡部仁志さん(画像提供:テクノポート株式会社)

―では、皆さんが仕事のどんなところにやりがい、働きがいを感じていらっしゃるのか、それぞれお伺いできますか?

渡部 Webマーケティングはサイトをつくる作業が主ですが、弊社の場合は納品して終わりではなく、お客様に活用していただき、営業に役立てて契約をとることを目的にしています。お客様の成功事例が弊社にとっての成功事例であり、お客様の成功体験を聞きに行けることがいちばんのやりがいですね。

永井 私も同じです。Webサイトを制作する時に、ターゲットとする顧客のペルソナを策定し、仮説のシナリオを立案するのですが、そのシナリオ通りにアクセスが伸び、問い合わせが入って受注できた時に喜びを感じます。弊社のお客様は製造業です。受注生産型のビジネスモデルが多いので、まずお客様から見積もりをとって試作品を作成するなどの生産テストを経て、正式受注して量産化するというところまでもっていくのは大変です。自分が手掛けたサイトでお客様の事業に貢献できるのは本当にうれしいですね。

渡部 どんな競合他社がどれくらいいるのか、受注につながるお客様が検索しそうなキーワードの需要がどれくらいのボリュームがあるのかを調査し、仮説を立てて制作するのですが、うまくはまる時もあればそうではない時もあります。思っていたほど反響がない時は解析をして軌道修正していきますが、なかなか成果が出ない時もあります。そこに難しさも感じていますね。

テクノポートには1,000社を超える製造業のWebマーケティングの支援実績にと豊富な業界知識がある

―いちばん経験の長い井上さんは、どこに最もやりがいを感じていらっしゃるのでしょうか。

井上 やはり、弊社のお客様の多くは中小製造業ですので、新規の取り引き先が数社増えるだけでも経営に対するインパクトが大きい。「御社とつきあいがなければ会社がなくなっていたよ」などと感謝されることもあり、お客様の喜びがダイレクトに実感できる、貢献できることに喜びを感じています。

―皆さん、お客様の成功のために、お客様以上にお客様のことを考え、成果にコミットして、それを実現しているからこそ、お客様と共に喜びを分かち合えることが働きがいにつながっているのでしょうね。

sdgs8.働きがいも経済成長も

SDGs8 働きがいも経済成長も

クライアントと併走、成果を持続的に創出し続けるサステナブルな仕組みづくり

―これまで伺ってきたような、「徹底的にお客様に寄り添う」御社のWeb運用サービスおよびマーケティングの考え方について伺います。お客様とはどのように向き合っておられるのでしょうか。

永井 まずはお客様の特長やよいところをどのように表現し、世の中に発信していけば顧客とマッチングできるのかをいちばんに考えています。

渡部 私も同様なのですが、向き合い方というよりも一緒になって仕事するという意識を大切にしています。お客様はすごい技術を持っているのだけど世に出ていない、伝わっていないことが多い。我々の仕事はそういう目に見えない部分を可視化して伝えてあげることなので、そういう部分を常に意識しながら仕事にあたっています。

井上 そうですね。製造業のお客様は自社の技術は自社がいちばん知っていると考えておられます。確かにそうなのですが、自社の本当の強みや特長に気づくには比較も必要ですから、御社の強みはこれですよ、ここにも強みがありますよ、と新たな気づきを引き出していけるつきあい方ができるよう、日々取り組んでいます。Webサイトの制作・リニューアルはスタートです。運用に入ってから実際に成果を創出するプロセスをクライアントと併走し、その後も持続的に成果が出せるようになるまで自走できる仕組みにすることが大切なのです。

クライアントに併走、成果に結びつけるまで責任をもって一貫支援

―これまで御社のお客様3社にインタビューさせていただきましたが、御社のサービスやご担当者に大変満足されていらっしゃることがお話の端々からも実感できました。「わずか数カ月で投資回収ができた」といった実効性はもちろんですが、特に印象的だったのが、「テクノポートさんは弊社の営業窓口です」「1億円でも売りたくないほどの新規顧客を発掘する仕組みができた」というお客様とのパートナーシップです。御社は、成果創出にコミットするWeb運用会社であり、製造業と併走しながら持続可能なビジネスモデルを構築するWebマーケティング会社なのですね。

SDGs9産業と技術確認の基盤をつくろう

SDGs9 産業と技術革新の基盤をつくろう

一気通貫のプロフェッショナリズム、自由闊達な風土がWin-Winのビジネスモデルを支える

―クライアントからの信頼も厚く、お客様との二人三脚によるWin-Winのビジネスモデルを体現されている御社にとって「人材」は特に他社との差別化要因になる重要な要素だと思います。そのような御社の社風、企業文化はどのように形成されてきたのでしょうか?

井上 一言で言うと、社風はとても自由ですね。

永井 結構ひとり親方みたいなところが強いんです。基本的にひとりが案件を担当し、サイトを制作する際の企画書のチェックは受けますが、その後のお客様との折衝もサポートも、スケジュール管理もひとりで行います。仕事のスタイルもコロナ禍になってからはテレワーク中心で、毎週月曜にオンラインミーティングを行い、本社は月1回出社しますが、名古屋オフィスと大阪オフィスはオンラインで参加しています。

渡部 働き方もそうですし、日々の業務も基本的に上司にあれこれ指示されることはないですね。大枠については確認しますが、大半は自分で考え、裁量を任されています。その分仕事のフィードバックがダイレクトに自分にきます。

Webサイト公開後のPDCAが成功の鍵

―創業時からそういう自由な風土にしようとお考えだったでしょうか。

井上 最初はそうではなかったと思います。今それができているのは、プッシュスタイルの営業をしなくてすむプル型の体制を構築できたことが大きいですね。企画営業から受注して制作、サポートまでをひとりで担う一気通貫の形を作れたことで、ひとりひとりに責任感が生まれ、自分で考えてやり通すことができています。本来であれば営業と制作を分けた方が効率よくできる部分があるとは思いますが、個人にひもづけるようになったことで、自由な社風と個人の成長とが生まれています。

―ひとりひとりがエキスパート、だからこそお客様に寄り添えるのですね。

永井 ひとりでお客様と一緒に取り組むスタイルですから、社員それぞれが独自のノウハウを持っています。それが個人の強みになっていますが、そういったノウハウを社内で共有することは、もう少しやっていってもよいのかなとは思っています。

技術の理解とモノづくりへの共感。オンリーワンの支援で日本の産業基盤のさらなる発展を見すえる

海外でのWebマーケティング支援事業にも進出

―海外でのWebマーケティング事業にも進出されるなど、今後の事業展開も見すえて採用にも力を入れていくと伺っています。改めて御社の強みを伺わせてください。

井上 モノづくり企業の支援を専門にしていることで、通常のWebマーケティングの会社と比べて技術系のワードや業界動向などのノウハウが蓄積されています。弊社だけが製造業のことをわかっているという切り口で提案してくれた、と言っていただけることが多く、そこが強みです。

永井 自社の技術をどんどん発信していきたいというお客様の要望に親身におつきあいするのが弊社です。技術を理解できるのが他社と違うところですね。そして、Webマーケティングではターゲットに対する理解が大事で、モノづくり企業の多くのターゲットであるメーカーの気持ちを我々はある程度知っています。私の場合ですと、もともとメーカーにいたのでそれを知っているのが自身の強みだと思います。もちろん知らないこともありますが、お話しを聞くとすぐに理解することができるので、最適な発信方法を考えていくことができます。

渡部 Webマーケティングの会社はたくさんありますが、業界知識を踏まえて製造業のWebサイトを制作できる会社はほかにはないと思います。そのままでは伝わりにくいお客様の技術をうまく翻訳してユーザーに届けられる会社であることが強みです。

SDGs17「パートナーシップで目標を達成しよう」

SDGs17「パートナーシップで目標を達成しよう」

―最近新入社員を2人採用されたそうですね。御社が求める人材について伺わせてください。

永井 今回私が面接した方2名が採用になったのですが、ふたりとも学歴も知識のベースもあり、スムーズな採用活動でした。今後の採用でも大学で深く学んだ知識の基盤があり、なおかつ自分で考えて行動できる人がいいと感じています。今回採用した方は、英語が堪能ですので海外のWebマーケティングを担当いただくことを想定しています。今後は国内のお客様も海外に拠点を作るケースが出てくると思いますし、英語力も高い人材が求められると思います。

井上 今回は学歴面も重視しましたが、ベースにあるのは、ものづくりに対して何かしていきたいという気持ちのあることが大事だと思います。あとは信用できる人ですね。ひとりで仕事を進めることが多いので、ある程度、権限を持って任せられることが必要ですので。

渡部 ものづくりに興味があることがモチベーションにも影響を与えると思います。弊社の場合、上から指示されるのではなく、自分で仮説を立てて仕事を進めていきますから、こうじゃないかな、とやってみて結果を見て、改善する。ひとりでPDCAを回していくことができることが大切です。理系であれば、仮説を立てて実験して、結果があって、ということをやっていますから向いているとは言えますね。PDCAを回せて、そこに達成感を味わえる人がいいと思います。

クライアントの海外進出状況にあわせたマーケティング支援を提案

―最後に今後取り組みたいことをおひとりずつ伺わせてください。

永井 技術についてもっと詳しくなりたいですね。技術をお持ちの製造業を支援していますので、技術について語るならテクノポートへ、というブランディングができればいい。技術の表現方法、発信方法などについて何でも解決できるというところまでもっていきたいですね。

渡部 コロナ禍で非対面が主となる中、Webマーケティングを活用しようと考える企業が増え、弊社のサイトを見て問い合わせがあり、契約につながるケースが増加しています。コロナで特需が生まれ、緊急事態宣言があけて日常が戻る中で、その流れをいかに継続していくか。そのためには、お客様のWebマーケティングを支援するのと同時に、弊社のWebマーケティングにも力を入れていくことが重要で、この11月から弊社のWebメディアを強化しています。うまく成果につなげていきたいですね。

井上 これは極論になりますが、その会社が持っている技術が特殊であれば、マーケティングのやり方次第で、成果を出すのはそう難しくないと言えます。普通の技術の会社を際立たせて売り上げに貢献できるところまでもっていくことができれば、それがいちばん面白いのではないかと思います。弊社のマーケティングでより多くの技術系企業に貢献できるよう、さらに努力していきたいと考えています。

◎企業概要
テクノポート株式会社
https://techport.co.jp/
設立:2010年
〒135-0064
東京都江東区青海2-7-4 the SOHO-710(東京本社)
Tel.03-5579-6528

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