
配信アプリAvvy(アヴィ)で活動するVTuber月白うさが11月7日、所属事務所kiranah(キラナ)の契約解除発表にXで反論した。事務所は所属規約に反する行為が続いたと説明し、月白うさは「違反してない…!」と否定した。
kiranahが示した契約解除理由 違反とした行為は明かさず
kiranah運営事務局は7日付で月白うさとの所属契約を解除した。Xで公表した文書によると、所属規約に反する行為があったとして改善を求めたが、その後も同様の行為が続き、所属の継続は困難と判断したという。具体的な行為や該当する条項は発表文に記されていない。事務所は他の所属ライバーへの問い合わせや、SNS・配信での質問を控えるよう求めた。
月白うさは告知を引用し、「違反してるのは事務所の方だよ」と述べた。別の投稿ではマネージャーによる「捏造」だと主張した。11月7日、本人の反論は150万回、事務所の告知は160万回を超えて表示され、双方の投稿には、何が規約違反とされたのか、どういう経緯だったのかを尋ねる返信が寄せられた。
kiranahは2026年7月に設立されたAvvy専門のライバー事務所で、月白うさを公式サイトで1期生の研修生として紹介していた。Avvyはスマートフォンでアバターを使ってライブ配信ができるアプリだ。
応援を頼むDMを送ったと説明 別アカウントの利用は否定
月白うさは11月3日、Avvyで「コアサポ取りに来て!50人耐久」と題する配信を告知し、同日に50人を達成したと報告した。Avvyの公式説明によると、コアサポは、配信の視聴やコメント、ギフトなどで所定の条件を満たしたリスナーに付く「コアサポーター」の略だ。
5日には、自分について事務所に報告した人がいるようだとし、関連するDMに返信がなかった2人をブロックすると投稿した。返信欄では、リスナーの意見や注意に耳を傾けずにブロックすれば支持を得られない、という批判もあった。
6日、月白うさは、配信で目標になかなか届かなかったため、親しい相手に応援を頼むDMを送ったと説明した。その件が事務所に伝わった後にルールが追加され、名指しされなくても事務所内で自分のことだとわかる形で共有されたと主張した。同日の別の投稿では「コアサポ50人はサブ垢とかもちろんないよ」と書き、別アカウントによる人数の水増しを否定した。
ギフトを巡る発言で「公開叱責」と主張
月白うさは6日、マネージャーの配信で、イベントが「札束の殴り合い」と揶揄されることがあるとコメントした際、ライバーとして口にしてはいけないと配信中に叱責されたと説明した。自身の配信でギフトの予算について話してきたのは、リスナーに無理な出費をしてほしくなかったためだと述べた。
新人イベントに「参加不可」 ポイント超過を推測する返信も
月白うさは10月27日、Avvyの新人向けイベント「ルーキートップチャレンジ」の画面に「参加不可」と表示された画像をXで公開した。開催期間は11月1日から7日。上位50人に特設ページへの掲載権が与えられ、1位にはアプリのおすすめ欄のトップバナーに掲載される権利があった。
別の配信者は、10月デビューで最初の条件から外れ、対象期間のエールポイントが10万に達していたなら、もう一つの条件も満たさなかったのではないかと推測した。月白うさは、以前は同様の条件で参加できた配信者がいたと返した。
10月28日、月白うさは12月の新人イベントも見送り、視聴者と相談して別の「シードカップ」に参加する方針を公表した。11月6日には、9月ではなく10月2日にデビューしても11月の新人イベントに出られるか事前に繰り返し確認したと説明。初配信で5万ポイントに達しても参加できるとマネージャーから言われていたという。同日には「シードも出られない」とも投稿した。
Discordで「謹慎」と訴え 退所後は個人で活動へ
月白うさは6日、新人イベントに出られなかった件で問い合わせた人がいたのではないかとした上で、それが自分への苦情のように扱われ、Discordで突然謹慎になったと訴えた。マネージャー1人の体制について3週間にわたり懸念を伝え、マネージャー以外との面談も申し出たという。
同じ事務所の配信者からは、マネージャーを介さず事務所に報告できる場所があるとの指摘があった。月白うさがそこで相談を続けていたと返すと、相手は報告用のため返信は来ないと思うと応じた。
月白うさは同じ6日、しばらく配信を休むと告知。受け取ったガチャアイテムなどがあるため配信アカウントは残すとし、「配信もまた必ずします」と記した。
7日未明には、Discordでの問い合わせ先がなくなり、事務所の意向に従えない場合は対外的に「卒業」扱いにすると告げられたと投稿した。その際の対応を「パワハラ」と訴えた。
事務所の発表後、月白うさは、別の連絡手段でテキストによる対応を受けられる見込みだと説明した。マネージャー以外の代理人は立ててもらえないとし、退所を「強制退所」と表現。「本日から個人となります」と伝えた。



