
にじさんじ所属のVTuber、アルス・アルマルの『スプラトゥーン3』配信に批判が広がっている。味方プレイヤーを通報すると述べた過去の配信が10月25日からXで取り上げられ、翌26日には動画も拡散。
炎上のさなか、最新アーカイブを非公開にした行動にも批判が集まっている。
10月25日の指摘で拡散 切り抜き元は9月11日の配信
発端となったのは、25日午前11時45分のX投稿だ。投稿者は、アルスが弱いだけの味方に暴言を吐き、不当に通報していたと指摘。任天堂のガイドラインに違反するのではないかと疑問を呈した。この投稿は、27日朝までに累計1400万回以上表示されている。
その後、通報場面を収めた切り抜き動画も広まった。映像の元は、9月11日に本人のYouTubeチャンネルで配信された「【スプラトゥーン3 】妖怪アシスト稼ぎ」。約8時間48分の配信のうち、開始から2時間28分ごろの場面だ。
味方の動きに「通報させてもらうわ」
アルスはバンカラマッチで敗れた後、味方プレイヤーの動きを振り返り、敵のインクへ突っ込んでは倒されていたと指摘した。
続いて「通報させてもらうわ」と発言。その行動を故意の自滅だと捉える言葉を重ねた。
当該味方プレイヤーが「練習中」を意味する名前だったことに触れると、それが免罪符になるのかと反発。練習するならナワバリバトルへ行くべきと主張した。
Xや元動画のコメント欄では、プレイが未熟なことと、意図的な妨害行為は別ではないかという批判が続出。アルス自身のプレイを疑問視するコメントも寄せられている。
同じ配信では、4時間半を過ぎた場面でも、ほとんど動かない味方を放置プレイヤーだと疑い、通報すると述べていた。
その後には、自分のように相手を倒せないプレイヤーも通報されるのか、いら立ちのはけ口として通報する人がいるのかと視聴者に尋ねる場面もあり、自分が通報される側になることを心配するような様子も見せた。
炎上のさなか、最新アーカイブを「くしゃみしちゃったから」と非公開
指摘が広がった25日、アルスは「Xマッチはガチマッチよりヤバい」と題したスプラトゥーン3の長時間配信を実施。ところが配信後の午後7時10分、「アーカイブはくしゃみしちゃったから闇に消えました!!!!ごめん-んね!!」と書き込み、25日の配信アーカイブは非公開となった。
このムーブを受けて、「通報」発言への批判が集まっているために非公開にしたのではないかとの批判が噴出。上述の「くしゃみ」投稿は、27日朝までに累計970万回以上表示されている。
一方で、通報発言の元動画である9月11日の「妖怪アシスト稼ぎ」は27日朝時点でも公開されており、引き続き批判コメントが寄せられている。概要欄の「切り抜きについて」には「切り抜き禁止」と記載されている。
任天堂のガイドラインには攻撃的・侮辱的な発言への規定
発端の投稿で挙げられた任天堂のガイドラインは、ゲーム映像の投稿や配信について定めたものだ。
「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」では、不適切な投稿の例として、攻撃的・侮辱的な発言や行動、意図的にゲームの進行を妨げて複数人プレイのゲーム性を損なう行為などを列挙している。
違法・不適切な投稿やガイドラインに従わない投稿については、法的措置や、投稿者による以後のゲーム著作物の使用を認めない権利も明記している。
にじさんじを運営するANYCOLORは、任天堂と別途契約を結んだ企業の一覧に記載されている。所属する投稿者は、業務としての配信でも、個人と同様にガイドラインに従ってゲーム映像を利用できるとされている。



