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東山紀之がSMILE-UP.社長退任なぜ今?弁護士社長へ、ジュリー氏は留任

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東山紀之が、SMILE-UP.の社長を退任する。旧ジャニーズ事務所の性加害問題を受け、2023年に社長就任してから約3年。次に社長の椅子へ座るのは、芸能人ではなく弁護士だ。しかも、藤島ジュリー景子氏は残る。これは一体、何を意味するのか。

東山紀之、社長を降りる

 

東山紀之が、SMILE-UP.の社長を退任する。株式会社SMILE-UP.は9月28日、経営体制の変更を発表した。東山氏と専務取締役の安部朗氏は、取締役の任期満了に伴い退任。10月1日から新たな経営体制がスタートする。

「東山紀之、社長退任」。ニュースの見出しだけなら、ここで終わってしまいそうな話だ。だが、東山氏がこの3年間、何のために社長をやっていたのかを振り返ると、話は少し違って見えてくる。東山氏が社長に就任したのは2023年9月。ジャニー喜多川氏による性加害問題で、旧ジャニーズ事務所が存続そのものを問われていた時期だった。そこから会社はSMILE-UP.へ名前を変え、タレントのマネジメントから撤退。華やかなステージやドラマのキャスティングを考える会社ではなく、被害補償を進める会社へと姿を変えた。つまり東山氏が座ったのは、芸能界のトップスターが想像するような社長室の大きな椅子ではなかった。待っていたのは、もっと重たい仕事だ。

長年続いた巨大芸能事務所の過去を整理し、被害補償に向き合う。言ってしまえば、巨大芸能事務所が残した“尻ぬぐい”ともいえる仕事だった。もちろん”尻ぬぐい”は会社側の表現ではない。だが、タレントを売り出すことを仕事にしてきた東山氏が、芸能活動を引退してまで向き合った仕事の中身を考えれば、そう表現したくなるのも分からなくはない。しかも、問題は一晩で片付くようなものではなかった。SMILE-UP.は今回の発表で、今後の補償業務について「法的な手続きや専門的な判断を必要とする局面が中心になっていく」と説明している。そして、東山氏はそのタイミングで社長を退く。会社側は今回の変更について、取締役の任期満了に伴うものと説明しており、東山氏が何らかの不祥事で退任するという発表ではない。それでも、2023年に最も大きな火の粉が飛び交う場所へ入った人物が、約3年でその役目を終える。では、次にその椅子へ座るのは誰なのか。ここからが、今回の人事で一番なるほどと思わせるところだ。

次は、弁護士社長へ

東山紀之の次に社長になるのは、別のタレントでも、芸能界のベテランでもない。弁護士の山田将之氏だ。10月1日付で、山田氏が代表取締役社長兼CCOに就任する。これ、会社の仕事内容を考えると実に分かりやすい人事なのだ。たとえば、会社がまだタレントを抱えていて、誰をドラマに出す・どのグループを売る・次のコンサートをどうする、という仕事をしているなら、芸能界に詳しい人物が社長でも不思議ではない。ところが今のSMILE-UP.は違う。タレントを売る会社ではない。残っている大きな仕事は、被害補償。そして係争中の案件への対応、法的手続き、心のケアなどだ。要するに、ステージより書類、マイクより法律。芸能界の人脈より、法的な判断。そんな仕事が増えていく会社のトップに、弁護士が座る。

 

そして、ジュリー氏は残る

会社側も、今後は法的な手続きや専門的な判断を必要とする局面が中心になっていくと説明している。だからこそ、今回の東山→山田という交代は、単なる社長のバトンタッチというより、会社の仕事そのものが次の段階へ移ったことを表しているように見える。しかも山田氏は、突然どこからともなく現れた人物ではない。2023年、旧ジャニーズ事務所が再発防止やコンプライアンスの強化を進めた際、山田氏はチーフ・コンプライアンス・オフィサー(CCO)として加わっている。つまり、今回いきなり「はい、今日から社長です」と現れた人ではない。この3年間、会社のコンプライアンスや問題対応に関わってきた人物が、今度はトップになる。東山氏が芸能界の人間として、過去の問題に向き合うため前面に立った。その次に、法律の専門家が社長になる。俳優が尻ぬぐいの現場に立ち、次は弁護士が後処理を進める。こう見ると、今回の人事が単なる「東山さん、社長辞めるんだ」という話ではないことが分かる。そして、ここでさらに気になる人物がいる。東山氏が去る。山田氏が社長になる。では、藤島ジュリー景子氏はどうなるのか。実はここが、今回の人事でもう一つ引っかかるところなのである。

ここで、もう一人の名前が浮かび上がる。藤島ジュリー景子氏だ。今回の東山氏退任で、ネット上ではジュリー氏はどうなるのかという疑問も出ている。結論からいえば、藤島氏はSMILE-UP.の代表取締役として残っている。ここは、今回のニュースを読むうえでかなり重要なポイントだ。旧ジャニーズ事務所が解体され、会社名がSMILE-UP.へ変わり、タレントのマネジメント機能が切り離されていくなかで、世間からすれば旧体制の象徴だった人物たちは、もう経営からいなくなったのでは、と受け止める向きもあった。ところが、東山氏が退任する一方で、藤島氏は代表取締役として残る。もちろん、今回の人事だけから藤島氏の役割や今後の方針を推測することはできない。ただ、経営体制を見れば、東山氏は去り山田氏が社長になる。そしてジュリー氏は残る。この3点は、事実として並んでいる。ここに今回の人事の奇妙な余韻がある。会社はすでにジャニーズ事務所ではない。タレントを抱える芸能プロダクションでもない。それでも、過去と完全に切り離された会社になったわけでもない。看板を掛け替え、仕事を変え、トップの顔も変える。それでも過去の問題を背負った人物と、過去から続く責任は会社の中に残っている。今回の東山氏退任は、そうしたSMILE-UP.の現在地を改めて浮かび上がらせた。

補償1047人、まだ終わらない

そして、ここを忘れると今回のニュースは単なる東山紀之の社長退任という芸能ニュースになってしまう。SMILE-UP.は28日、現在までに1047人から被害補償の申告があったと明らかにした。そのうち582人と補償内容に合意し、578人への補償金の支払いを完了。一方で、231人には補償を行わない旨を通知し、226人とは連絡が取れなくなっているという。数字を並べるだけでも、まだ相当な仕事が残っていることが分かる。しかも会社は、今回の経営体制変更について、わざわざこう説明している。

「性加害問題への対応を終わりにするものではない」

つまり、東山氏が退任することと、性加害問題への対応が終わることは別の話なのだ。SMILE-UP.は、係争中の案件を含めて必要な手続きを最後まで進めるとしている。また、被害補償や心のケアについて相談を受け付ける心のケア相談窓口も継続する。

ここには、今回の人事を考えるうえで重要な数字がある。1047人。これだけの申告を受けた会社の社長が交代するのである。しかも次のトップは、コンプライアンスを担ってきた弁護士。東山が辞めたから終わりではない。むしろ、これから残された案件を一つずつ処理していく段階に入った、と見るほうが自然だろう。2023年、東山氏が背負ったのは、芸能界を揺るがした巨大な問題のただ中に立つことだった。2026年10月から、その仕事の中心に立つのは山田氏になる。表舞台から裏方へ、芸能から法務へ。そして、社長の顔も変わる。ただし、問題そのものはまだ会社の中に残っている。

東山は俳優に戻る?ネットの声

 

東山氏の退任が報じられると、Yahoo!ニュースのコメント欄では早くも今後の活動に関する声が出ている。一方で、東山氏個人の今後だけではなく、性加害問題の解決状況を気にする声もあった。

「まあ社長というより俳優でしょうね。事件に巻き込まれて尻ぬぐいさせられたという感じですかね」

「貧乏くじ引いたよなー。退任後は俳優に戻ってまた刑事七人やって欲しいわ」

「しばらく休養した後に復帰ですかね」

「まぁ、期間を開けて復帰するんでしょ?」

「イノッチも早々に退任してるし」

コメント欄では、東山氏を社長よりも俳優として見る声が目立つ一方、結局、問題は解決したのかと会社の現在地を問う声もある。ただし、現時点でSMILE-UP.から東山氏の芸能界復帰について具体的な発表はない。2023年末に芸能活動を引退し、旧ジャニーズ事務所の後始末を担う会社の社長となった東山氏。その役割も今回、終わりを迎える。だが、SMILE-UP.の仕事は終わらない。10月1日、社長の椅子に座るのは弁護士の山田将之氏だ。東山紀之が降りた椅子に、今度は法律の専門家が座る。そして藤島ジュリー景子氏は残る。

東山退任というニュースの裏側で動いているのは、SMILE-UP.そのものの次の段階なのかもしれない。芸能界から始まった騒動は、いまや芸能人の仕事だけでは片付かない場所まで来ている。だからこそ今回の社長交代は、終幕の合図というより、残された仕事の続きを誰が担うのかを示す人事なのである。

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ライター:

2人育児8年目ママ。健康を意識した丁寧な暮らしを大切にしています。好きなテレビ番組は『クレイジージャーニー』。日々のリアルな視点から、役立つ情報を発信したいです。

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