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江別大学生集団暴行致死事件 解剖医「暴行直後に救急搬送なら高い確率で助かった」地獄の2時間 主犯格・川口侑斗被告ら6人の裁判状況

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北海道江別市で2024年10月、千歳市の大学生・長谷知哉さん(当時20)が元交際相手ら男女6人による集団暴行を受け死亡した事件で、裁判員裁判が進行中だ。
司法解剖を担当した医師の証言が衝撃を呼んでいる。頭部と顔面全体にわたる数十回以上の打撃による大量出血、右腎臓裂傷、腰椎骨折などで全身血液の20から30パーセントを失い、外傷性ショックで死亡した。
 

解剖医証言 頭部顔面出血全体の6から7割

司法解剖医は6月1日の公判で、長谷さんの死因を外傷性ショックと断定した。
頭部と顔面全体に出血が及び、数十回以上顔面が打撃された痕跡があったという。全体の出血量のうち6から7割が頭と顔からで、最大1.2リットルに達した可能性もある。加えてライダーキックによる腰椎骨折と右腎臓一部裂傷も確認された。
医師は「金品要求後の暴行が死に関わっていると考えられる」と証言した。
暴行終了直後に救命措置を取れば「高い確率で助かった」との意見は、加害者らの放置行為の非情さを浮き彫りにしている。
法廷では被害者の「ごめんなさい」という弱々しい声と被告らの笑い声が収録された約20分の音声証拠も再生され、傍聴席を震撼させた。

 

事件の経緯 別れ話から電話呼び出し 公園で6人囲む

事件は2024年10月25日から26日にかけ、江別市の公園で起きた。
長谷さんと交際していた八木原亜麻被告(21)が「1年後に別れる」と切り出したことに長谷さんが荷物を玄関に置いたことが発端。
八木原被告が友人・川村葉音被告(21)に相談し、川村被告が長谷さんを電話で「殴るから来いよ」と公園に呼び出した。
そこに主犯格とされる川口侑斗被告(当時18歳、現在19から20歳頃)ら他のメンバーが集まり、6人による犯行が始まった。検察側は「金品要求で暴行がエスカレートした」と指摘。
衣服を剥ぎ取り全裸にし、謝罪動画を撮影するなど、計画的な側面も浮かび上がっている。

 

残虐行為の詳細 ライダーキック 根性焼き 髪放火 2時間放置

犯行は約2時間に及んだ。
6人で長谷さんを囲み「全部出せ。全額」「クレジットカードもな」「銀行カードあんのか」と脅迫し、現金やカードを奪った後、コンビニで使用したり現金を引き出したりした。暴行は頭部数十回以上の殴打、顔面踏みつけ、腹部10回以上の踏みつけ、ライダーキックと称する飛び蹴り、タバコの火を背中に押し付ける根性焼き、ライターで髪に火を付ける行為など執拗を極めた。
被害者は呂律が回らなくなっても暴行が続き、全裸の状態で下半身中心の写真や動画撮影も行われた。
犯行後、加害者らは被害者を放置してラーメン店へ行き、「楽しく終わった」などの会話や「家燃やす」などのLINEを交わした。解剖医証言通り、早期救急で回避可能だった可能性が高い残虐行為だった。

 

加害者6人の情報と裁判現状

6人全員が強盗致死罪(法定刑:死刑または無期懲役)などで起訴され、現在裁判で審理されている。

  • 八木原亜麻被告(21):元交際相手
  • 川村葉音被告(21):呼び出し役、量刑争点
  • 川口侑斗被告(当時18歳、特定少年):主犯格
  • 瀧澤海裕被告(当時18歳、特定少年)
  • 当時17歳少年
  • 当時16歳少年

川村被告ら3人の裁判員裁判は5月25日開始、6月25日判決予定。3人は起訴内容を認め、量刑が主な争点。
川口被告は証人出廷時宣誓拒否。被告らは「怖くて止められなかった」「場の雰囲気で」「裏切りたくないと思ってやった」などと供述するが、検察は「2時間超の執拗な暴行」を強調している。他の3人も別途審理中だ。

 

ネット上の特定班活動 逮捕直後から実名顔写真拡散継続

事件の残虐性から、ネットでは逮捕直後から「特定班」と呼ばれる匿名ユーザーらが加害者6人の実名・顔写真・旧SNSアカウント・学校情報などを特定・拡散した。
Xや掲示板で一覧画像が共有され、現在も検索可能。裁判報道で実名が出る特定少年については詳細情報が飛び交う。
世論は「全員極刑」を求める声が圧倒的だが、プライバシー侵害や二次被害の懸念も指摘される。
裁判進行に伴い新たな情報が加わり、監視が続いている状況だ。

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ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

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