ログイン
ログイン
会員登録
会員登録
お問合せ
お問合せ
MENU

法人のサステナビリティ情報を紹介するWEBメディア coki

木梨憲武、SHOの700万円ベンツ踏みつけにKダブシャイン激怒「ヒップホップなめてるの?」

コラム&ニュース コラム
リンクをコピー
木梨憲武
SHO aka S.TIME 公式Xより

ABEMAの音楽番組『木梨レコード』の収録中、木梨憲武がゲストのラッパーSHOの愛車の屋根に乗り、天井をへこませていたことがわかった。放送は2026年4月25日、金色にラッピングされたベンツの持ち主であるSHOはその場では強く抗議しなかったが、8月30日、4カ月の沈黙を破ってXで当時の心境を明かした。翌9月1日には日本語ラップの草分けであるKダブシャインが「ヒップホップなめてるの?」と一喝し、テレビの古い悪ノリと、ヒップホップ文化が大切にしてきた敬意との間で摩擦が広がっている。



 

金色のベンツの屋根に乗り、体をバウンドさせた収録現場

問題の場面が映ったのは、ABEMAで4月25日に放送された『木梨レコード』第30回、ゲストにSHOを迎えた回だ。歌の収録前、木梨は700万円から800万円ともいわれる金色のベンツの屋根によじ登り、足で踏みつけた。SHOは「危ないかもしれない」と引きつった表情で制止したが、木梨はそのまま体をバウンドさせ、車の天井部分をへこませてしまった。

SmartFLASHによると、この愛車はSHOが2020年に220万円で購入した車体に、3回にわたって計300万円をかけて金色のラッピングを施し、さらに120万円のホイールとタイヤを組み合わせた一台だという。修理費用は番組サイドが負担したと伝えられているが、具体的な金額そのものは明らかになっていない。放送直後は大きな話題にならなかったこの場面が改めて注目を集めたのは、8月末になって当時の映像がSNS上で切り抜かれ、再拡散したためだ。約4カ月の時間差で燃え広がった格好で、SHO自身がこの再拡散をきっかけに重い口を開くことになった。

 

SHOが4カ月の沈黙を破って明かした「男の我慢」

SHOは収録直後、その場では大きな反発をせず、笑顔で収録を続けた。だが8月30日、Xでついに当時の心境を打ち明けている。「どんな流れがあるにせよ自分の車を踏まれて愛想笑いしてたの見た時『あ!魂売った!』って思ってしまいました」という批判の声に対し、「これで俺がキレて帰ったら誰も得しないだろ 男には我慢する時もあるってことだよ」と応じた。

SHOは岐阜県出身の元アルペンスキー日本代表で、股関節の脱臼などが重なり五輪出場を断念した過去を持つ。2007年からラッパーに転身し、代表曲のひとつには「型落ちGOLD BENZ」がある。皮肉にも自身の曲の題材そのものである金色のベンツを、テレビの収録現場で踏みつけられる形になった。

 

Kダブシャインの「ヒップホップなめてるの?」の一喝

沈黙が破られた翌日の9月1日、キングギドラのリーダーとして日本語ラップの礎を築いてきたKダブシャインが動いた。「憲武ヒップホップなめてるの? 甘やかすなよ アベマもなんか勘違いしてるよな」とXに投稿し、木梨の行為と、それを許容した番組側の双方を批判した。

Kダブシャインは1993年にキングギドラを結成して以来、韻を踏むことへのこだわりや、セルアウトへの批判を貫いてきた人物として知られる。日本語ラップ黎明期からの実力者が名指しで苦言を呈したことで、一過性の悪ノリでは済まされない話として受け止められている。

 

Xでは

Xでは、木梨の行為そのものを疑問視する投稿が目立った。「人が大事にしてるものを雑に扱って取る笑いは昔から笑えない」との投稿や、「単純に面白くないんだよな」との声がみられた。一方でSHOの対応を評価する声もあり、「業界の方が声をあげてくれて嬉しいです」といった投稿も確認できる。

批判の的になっているのは木梨個人の振る舞いだけではない。修理費用を番組側が負担して事を収める対応は、かつてのバラエティ番組では珍しくなかった慣習とされ、この古い慣習そのものへの違和感を指摘する声も出ている。  

 

1年前は「コンプラあるから」と自重していたのに

今回の一件が波紋を広げているのは、木梨自身が過去に自制を見せていたからでもある。2025年5月、Snow Manの番組『それSnow Manにやらせて下さい』に出演した際、木梨は同様の悪ノリを始めかけたところで「いまはコンプラあるからやめよう」と自ら中断し、過去の言動について謝罪した経緯がある。

わずか1年足らずでの逆戻りは、テレビの現場で共有されてきたはずの感覚が、収録の空気や共演者との関係性によって簡単に揺らぐことを示した形だ。

 

大事な物を粗末に扱う悪ノリ、実は初めてではない

木梨が他人の大切な物を扱う場面で物議を醸したのは、今回が初めてではない。2009年10月放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』では、サッカー好きのお笑いコンビ・サンドウィッチマン富澤たけしの自宅ロケで、彼が大切にしていたアルゼンチン代表のユニホームに「ペレのサイン」と称して落書きをする場面があった。この映像は2025年4月、相方の石橋貴明のセクハラ謝罪をきっかけに改めて拡散し、「器物損壊レベル」との批判とともに「昔のことを今のルールで裁くのは違う」という擁護論の両方が飛び交った経緯がある。

15年以上前の落書き、そして4カ月前のベンツ踏みつけ。相手が親しい共演者であるという点は共通していても、そのたびに拡散の速さと批判の強さは増している。

 

SHOが我慢を選んだ理由、Kダブシャインが代わりに声を上げた理由

今回の一件で引っかかるのは、木梨の行動そのものより、SHOがその場で笑って収録を続けるしかなかったという事実だ。ヒップホップは本来、対等な敬意のやり取りを前提とする文化で、そこに身を置く者が一方的に大切なものを壊されて笑うことは、本来なら成立しにくい構図といえる。それでもSHOが「男には我慢する時もある」という言葉で自分を納得させたのは、テレビに出させてもらっている立場で声を荒げれば、この先の仕事に響きかねないという計算が働いたからではないか。

Kダブシャインの一喝がこれほど広く支持を集めたのは、SHO自身が飲み込んだ言葉を、後輩ではなく業界の先輩格が代わりに口にしてみせたからだ。そして木梨にとっても、これは一度きりの失言ではない。1年前には自らブレーキを踏んだはずの木梨が、その1年後には再びアクセルを踏み込んだという事実だけが、今回ははっきりと残った。

 

Tags

ライター:

Webライター。きれいごとだけでは済まない現実を、少し距離を置いて綴っています。

関連記事

タグ

To Top