
家計管理や投資を学ぶだけでなく、「自分で考え、選び、判断できる力」を身につけることを重視するLife With Vision。金融商品を販売しない立場で、一人ひとりが望む人生からお金の貯め方・使い方・増やし方を考える。代表・原田江海咲氏の原体験や利用者の声をたどりながら、同社が金融教育を通じて届けようとする価値を見ていく。
「お金を使うのが怖い」から、自分のやりたいことを選べる状態へ
Life With Visionに寄せられる声の中で、同社が何よりうれしいとするのが、「お金の不安がなくなり、やりたいことに挑戦できるようになった」という言葉だ。ほかにも「お金を使うことへの恐怖心がなくなった」「親への仕送りを始められた」といった声がある。
変化は、お金そのものにとどまらない。お金と人生に向き合ったことをきっかけに副業を始めたり、行きたかった場所へ旅行したりと、それまでためらっていたことに挑戦する人もいるという。お金を通じて人生の選択肢が広がっていく。その変化に立ち会えることを、同社は何よりうれしい瞬間だとしている。
同社が運営するのは、家計管理や投資を体系的に学び、実践までサポートするマネースクールだ。重視しているのは、投資テクニックや節約術を教えることではない。「自分で考え、選び、判断できる力」を身につけてもらうことを大切にしている。
その姿勢は、お金をどう捉えるかにも表れている。Life With Visionという社名には、「お金は目的ではなく自分らしい人生=Visionを実現するための道具」という想いが込められている。家計を見直し、投資の仕組みを整えることを通じて、将来への不安を減らしながら「今」を楽しみ、理想の未来を実現する。その変化を届けることを同社は目指している。
「何を買うか」より先に、「どんな人生を送りたいか」を考える
Life With Visionは、金融商品を一切販売しない。だからこそ、中立的な立場から一人ひとりの理想の人生に合った選択を一緒に考えられるとしている。
軸になるのは、「どんな人生を送りたいのか」という問いだ。そこから、お金の貯め方・使い方・増やし方を一緒に考えていく。単に節約を勧めるのではなく、お金との向き合い方そのものを前向きに変えることを大切にしている。
この考え方は、金融知識の有無によって変わらない。FP資格を持つ人や銀行員など、すでに金融知識のある人にも喜ばれているという。知識を伝えることだけを目的にせず、その人が送りたい人生を起点に考えることが、同社の金融教育の基本にある。
事業はマネースクール「Vision Base」の運営に加え、個別ライフプランニング相談、経営者向けの財務アドバイザリー、資産形成セミナーの開催、SNS・音声メディアでの金融リテラシー情報発信に及ぶ。形は異なっても、中心に置くのは、自分の意思で選ぶための知識と考え方である。
出産と住宅ローンが、お金を本気で学ぶきっかけになった
同社が向き合う課題として挙げるのは、「自分で選ぶ力」を十分に伝えてこなかった日本の金融リテラシー教育の不足だ。仕事、結婚、子育て、老後など、人生の変化に応じて住宅や保険、投資商品など大きな選択を迫られる場面がある一方、その「選び方」を学ぶ機会はほとんどなかったという。
代表の原田江海咲氏にも、お金と向き合うことになった原体験がある。出産を控え、収入がない中で多額の住宅ローンを抱えたことをきっかけに、本気でお金を学んだ。
その後、SNSで発信を始めると、同じような不安を抱える人が想像以上に多いことを実感したという。原田氏はそこで「学べば人生は変えられる」と確信し、一人でも多くの人にその力を届けたいと考えた。それが事業の原点になっている。
同社は、少子高齢化や円安、インフレが進む中、漠然としたお金の不安から「今」を楽しめない人も多いと捉えている。人生のさまざまな場面で大きな選択を迫られながら、その「選び方」を学ぶ機会がほとんどなかったという課題意識が、事業の背景にある。だからこそ、誰かが用意した答えを受け取るのではなく、自分で選ぶための力を身につけることを大切にしている。
「誰かの正解」ではなく、「自分の答え」を選べる人を増やす
情報があふれる中では、つい誰かの「正解」を探してしまう。Life With Visionが読者に問いかけるのは、その前に「自分はどんな人生を生きたいのか」という、自分の内側から湧き出るVisionを持つことだ。
将来への不安も、自分の人生と向き合うきっかけになり得ると同社は捉える。理想の人生を実現するための道具である「お金」の正しい知識を身につけることで、自分の意思でお金を使い、人生を選べるようになるという考えだ。
そのため、同社がマネースクールを通じて増やしたいのは、「誰かの正解」ではなく「自分の答え」を選べる人である。金融商品を売るためではなく、自分らしい人生を生きるための「本物の金融教育」を全国へ広げることを掲げている。そこには、正解を一方的に示すのではなく、一人ひとりが自分の理想と向き合い、その人生に合った選択を考えるという姿勢が一貫している。
お金にコントロールされるのではなく、自分の意思で人生を選ぶ。Life With Visionが届けようとしているのは、その選択を支えるための学びである。
自分の余裕を、家族や身近な人、その先へ
Life With Visionが長期的に目指すのは、「与えられる人が増える社会」だ。その出発点として、一人ひとりが経済的な不安から解放され、自分の人生を自分で選べることが大切だと考えている。
自分に余裕が生まれれば、家族や身近な人、社会へとその豊かさを与えることができる。身近な人に与えられる余裕が生まれ、その思いや行動が家庭から社会、日本、そして世界へと広がり、やがて世界平和につながっていくと同社は信じている。
もちろん、その未来に向けた事業の足元にあるのは、目の前の一人ひとりがお金と人生をどう選ぶかという問いだ。家計管理や投資を学び、理想の人生を起点にお金の使い方を考え、自分の答えを選ぶ。その先で誰かに与えられる未来をつくることを、同社は挑戦として掲げる。
「お金は目的ではなく自分らしい人生=Visionを実現するための道具」。この考え方を軸に、Life With Visionは、自分の意思で人生を選ぶための金融教育を届けていく。



