「セキュリティの担保において『イージス』は素晴らしい製品。でもお客様にとってのメリットはそれだけではない」と語るのは、デジタルテクノロジー株式会社ソリューション営業部ゼネラルマネージャー 酒井宏一郎さん。同社は、あらゆる企業・団体に最適なITソリューションを提供するマルチベンダーとして、株式会社ROCKETWORKSが提供するWAF※サービス「イージス」の価値をサプライヤーの立場として深く実感しているという。今回は同社酒井さんと、株式会社ROCKETWORKS代表の岩村さんに、「イージス」がもたらすお客様との新たな関係と今後の展開について伺った。
※Web Application Firewallの略、Webアプリケーションへの不正な攻撃を防ぐための防御ツール
とことん寄り添い、打てば響く両社の関係
以前、ROCKETWORKS岩村さんに取材した際にデジタルテクノロジー酒井さんへのメッセージを伺っております。この場で改めてお伝えします。
営業力に定評のあるデジタルテクノロジーさんの営業マンの中でも「義理と人情」に厚い方が酒井さんです。
定期的に開催されるIT関連企業の会合に、私が初めて参加することになったときのことです。当時、右も左もわからない私は、その場に必死に馴染もうとして空回りをしていたのですが、酒井さんはそんな僕に付き合ってくれて、気がつくといつも側にいてくれたんですよ。それ以降の信頼関係が続いています。
もちろん「イージス」が、デジタルテクノロジーのお客様のニーズにフィットしていたからこそ代理店になっていただけたのですが、それ以上に、ビジネスという場においても「人と人とのつながり」を大切にされるのが酒井さんです。
私は「生き残るか死ぬか」、「勝つか負けるか」より上位に、「好きか嫌いか」という基準を持っています。また最後の最後に助けてくれる人が、仕事を一緒にできる人だと思っています。この価値観を前提に私は、酒井さんが大好きなんです。
お二人はIT関係企業の会合で出会い、ビジネス面でも連携するようになったのですね。
酒井
はい。初めてお会いしたときのことはよく覚えています(笑)。懐かしいですね。
岩村
その会合で私が無茶振りを受けて困っていたときに助っ人に入ってくれたのが酒井さんでした。おかげでその場が非常に盛り上がりまして。私1人では無理なことでも酒井さんとならできる、という強烈な成功体験になりました。翌日お礼に伺い、「イージス」をご紹介して以降、ビジネスパートナーとしてもご一緒させていただいています。本当に感謝しています。
酒井さんは、何か困って連絡すると、すぐにリアクションしてくれて、あっという間に解決してくれます。とことん寄り添ってくれますので、信頼感、安心感が抜群です。
酒井
ありがとうございます。嬉しいですね。「寄り添い」は私のモットーです。オンラインでのコミュニケーションが増えても、いつも側にいてくれると感じていただけるような関係を心がけています。
「イージス」は営業の援護射撃をしてくれる存在
デジタルテクノロジーさんは「イージス」のサプライヤー(代理店)ということですが、具体的にどのようにお客様にご紹介しているのでしょうか?
酒井
当社は多種・多彩なITソリューションを扱うマルチベンダーであり、大規模なデータセンターから中小企業まで非常に幅広いお客様に最適なソリューションをセレクト・組み合わせて提供しています。
酒井
ITソリューションとしては、バックアップ・アーカイブ、仮想デスクトップ、サイバー攻撃・メール攻撃などのセキュリティソリューションがあるのですが、「イージス」は「サイバー・メール攻撃等のソリューション」としてお客様に自信を持ってご案内しています。
「イージス」はお客様の重要な情報資産を守るデータプロテクションとして強力なセキュリティツールです。
コロナによって在宅勤務やサテライトオフィスが増えたことに伴い増加したサイバー攻撃によるウイルス感染の危機から、お客様の情報資産を守るために欠かせないソリューションですので、お客様のためにも必ずご紹介するようにしています。
御社は「イージス」を導入されて、具体的にどのようなメリットがあるとお考えですか?
酒井
特にお客様が「イージス」を導入後、毎月発行される「月次防御証明報告書」というレポートが私たち営業部門にとって非常に役に立っています。
これはお客様のサーバーに実際にサイバー攻撃が来たときに「イージス」が攻撃を遮断した結果をまとめた報告書です。「攻撃日時」「攻撃手法」「攻撃基点」「攻撃の数と割合」などがグラフ等で可視化されるので、「実際にどれだけの攻撃が来てイージスが遮断したのか」が容易にイメージできます。
お客様へのご説明時に役立つのはもちろん、このレポートを毎月ご報告することでお客様との接点づくりがしやすくなります。「何かお困りごとはございませんか?」といったきめ細やかなアフターフォローにつながりますので、営業の観点からも助かっています。
営業部隊は業界トレンドやお客様の状況を敏感に察知し、全体像を把握しなければいけません。「イージス」はお客様のサーバーを守るだけでなく、最新のサイバー攻撃の傾向と対策などもわかりますので、我々営業の援護射撃をしてくれる存在でもあり、素晴らしいサービスだと思います。
デジタルこそアフターフォローで差別化
先ほど酒井さんは「寄り添いこそが信条」と仰っておられましたよね。酒井さんが寄り添いを心がけているのは何故でしょうか?
酒井
私は主に中小企業のデータプロテクション領域に携わっています。当社は2015年頃から既にテレワークに着目しており、様々なソリューションを模索してきました。業界の中でも多くの蓄積を持っている方なのですが、ある一定ラインを超えてしまうとどこの企業もソリューションにそれほどの差は見出せなくなります。
ではどこで差別化するかというと、「寄り添い」です。つまりアフターフォローを徹底することです。私は営業部門の責任者として「売ってからが始まり。お客様にサービスを使い切ってもらうのが仕事だから」と指導しています。当たり前に聞こえるかもしれませんが、この当たり前を徹底的に行う企業はそう多くはありません。当社がお客様に選ばれている理由はこの姿勢にあるのではないかと思います。
なるほど。「イージス」はデジタルテクノロジーさんのお客様に寄り添う姿勢にもフィットするソリューションなのですね。
酒井
そうですね。近年、企業を取り巻くセキュリティ・コンプライアンス環境が厳しさを増しており、企業の大小を問わずお客様の抱える課題も多様化しています。メールのバックアップやクラウド移⾏時のメール管理から、新型コロナウイルスの感染拡大によって急増したテレワークやサテライトオフィスによって生じるウイルス感染まで当社がカバーすべき領域も広がっています。それらのあらゆる環境に対応可能なセキュリティ製品をお客様に提供していくうえで、「イージス」は心強い製品の一つであり、非常に信頼しています。
では最後に、株式会社ROCKETWORKSに、今後さらに期待することを教えてください。
酒井
データを守る、セキュリティを担保するための強力なツール「イージス」は素晴らしい製品ですので、より多くのお客様のもとへ広めてほしいと思います。もちろん岩村さんとは引き続き互いに打てば響く関係を保っていきたいと思っています。よろしくお願いします!
岩村
嬉しいお言葉をありがとうございます! 酒井さんも会社の屋台骨としてお忙しいと思いますが、くれぐれもお体には気をつけてくださいね! 引き続きよろしくお願い致します。
◎デジタルテクノロジー株式会社
https://www.dtc.co.jp/
代表者:代表取締役社長 小林浩利
所在地:【本社】東京都荒川区東日暮里5丁目7-18コスモパークビル
TEL:03-5604-7801
FAX:03-3802-3400
事業内容:システムコンサルティング、システムインフラ構築、保守運用(ハードウェア、クラウド、OS・ミドルウェア)
◎株式会社ROCKETWORKS
https://www.rocketworks.co.jp/
代表者:代表取締役社長 岩村昭英
所在地:東京都港区白金台3-18-1-3F
TEL:03-6277-3248
事業内容:量子ICTプロダクトの実用化を目指した研究・開発・販売、サイバーセキュリティサービスの開発・販売