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経営で最も大切なことを教えてくれた大塚社長からの1通のメール|大塚実業株式会社をFMC安東社長が語る

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大塚実業の大塚社長は、経営者として駆け出しだった自分に、経営で最も大切なことを教えてくれた人」と語るのは、ウェブサイトを軸とした企業ブランディングを得意とするIT×デザイン会社の株式会社FMC代表取締役の安東裕二さんです。大塚実業株式会社の代表取締役社長 大塚雅之さんと出会い、一般社団法人公益資本主義推進協議会(PICC)の活動を実践した結果、新卒採用にも成功するなど、さまざまな経営上の成果につながっているとのこと。そこで今回は、株式会社FMC安東社長に大塚実業とのつながりやPICCでの学びで得られた成果、大塚雅之社長の人物像についてお聞きしました。

大塚社長は、広い視野から他の経営者に新たな道を示してくれる道先案内人

―はじめに、御社と大塚実業さんとのつながりの経緯を聞かせください。

私が独立する前に在籍していたベンチャー企業で、大塚実業さんの印刷物やウェブサイトの制作をお手伝いしたのが始まりです。知人を介して初めてご挨拶した時は「いかにも立派な会社の社長で迫力のある方だな」という第一印象でした。仕事を発注していただくようになってからも、「会社にはビジョンが必要」「100年ビジョンを持たなくては」と広い視野でのお話をしてくださり、とても新鮮でしたね。

大塚社長にはいろいろなことを相談いただきました。いきなり難題が来たり、「次はこれできる?」と言われてそれまでやったことがないことに取り組んだり。時には「むちゃぶり」みたいなこともありましたが(笑)、いろいろなお話をしてくださる中で信頼関係を築いていましたから、大塚社長の頼みには自然と応えたくなるんです。

また、大塚社長が東京支部長をつとめるPICCの会合にも誘っていただき、現在に至るPICCでの学びや活動の道をひらいてくださいました。4年前に私が独立し、会社を立ち上げて以降は経営者の先輩としての存在がますます大きくなっています。

駆け出しの経営者だった私の心を動かした大塚社長からの1通のメール

―安東さんが独立するきっかけには、大塚社長やPICCの思想や活動が大きく影響したということでしょうか。

実を言うと、そういうわけではありませんでした。独立前に、大塚社長に誘われてPICCの講演会には参加していましたが、当時の私はPICCの活動に本格的に参加するというほどまでには至らなかったんです。

PICCの会合では公益資本主義を深く学ぶとともに、会員同士の交流が図れるのですが、自分がまだそこまでの存在ではないと思っていたこと、元来人の話を聞くよりは、自分なりのやり方でやりたいタイプだったことが理由です。

また、弊社の事業はWeb制作からデザイン、音楽、アパレルまで幅広い領域で、メンバー6人の小さな所帯で始めた会社でしたから、定期的な会合で社長の自分が時間をとられるのもきびしい。PICCの1回目の「在り方勉強会」の日時と社内のイベントの日程が重なったこともあり、大塚社長に参加をお断りしたのです。

―いったんお断りした勉強会に、なぜ参加されるようになったのですか?  

大塚社長に「せっかくお誘いいただいたのですが参加することができません」という趣旨のメールをお送りしたら、早々に大塚社長から次のような返信が届いたのです。

そのメールには、かしこまった文体で、

「安東君、もしその同日に取引先や大事な人の葬儀などが重なったらどうしますか?」

と書いてありました。

私は「用事があるのでごめんなさい」という程度に簡単にお断りしてしまったのですが、その文面を見た時、大塚社長が、「ここまで言うのは一体なぜなのだろう」「なぜここまで熱くなれて、一見すると引かれてしまうようなことを私のために書いてくれるんだろう」と心を動かされ、勉強会に出席できるようにスケジュールを調整しました。

大塚社長からすれば、私だけではなく知り合いの経営者に、会の重要性を伝えたい一心だったのかもしれません。
しかし、この勉強会がどれだけ私にとって大切なことなのかに気づかせていただいたのです。

駆け出しの経営者だった私にとって、まさにこの出来事が転機になりました。

PICCの活動が理念やビジョンに結晶、経営のすべての起点に

その時からPICCとじっくりと関わるようになり、会社は社会の公器であること、そのためには理念やビジョンを持つことが大切であるなど、経営者として本当に大きな学びを得ました。そして、そして、あの時、大塚社長に半ば強引に誘っていただかなければ、今のような「ずっと続く会社をつくりたい」という思いははっきりしていなかったと思います。

PICC学生メンバーとの交流会では、未来世代との熱いディスカッションが繰り広げられた

 ―PICCの活動に参加し、社会性を重視した取り組みを実践することで、具体的にどのような成果につながっているのでしょうか。

1点目は、独立したばかりの自分に、何でも語り合える仲間ができたことですね。

前職ではナンバー2的な立ち位置で、自分の働きが会社を成立させていると自負していたのですが、いざ自分で起業すると全然違うことがわかりました。いかに傲慢だったのか、経営者の視点を持っていない自分に気づきました。わからないことだらけの時にそういう悩みをPICCの会員の方に話すと、皆さんそれぞれに悩みがあり、業種は違っていても共通する課題を話し合える仲間ができたことがありがたかったです。

2点目は、これから会社が進むべき道筋を定めることができたことです。

まずは、経営理念の策定です。「在り方勉強会」に参加したのは会社を設立して数カ月目でしたので、まだ経営理念すらも策定していないタイミングでした。勉強会では理念の大切さを心に刻むことができ、自分の本当の想いを掘り下げて考えるきっかけになりました。ITとデザインでプロフェッショナルな仕事を提供する事業によって何を実現していくのか、どのように世の中の役に立てるのか。役員とディスカッションをし、突き詰めて考え、そして

「世の中をシンプルに、もっとわかりやすく。」

という理念を作り上げました。

そして、会社の在り方や方向性を3年後、10年後とビジョンを持って考えるようになったのもPICCがきっかけです。会社を始めたのなら長く続く会社にしないと意味がないということもわかりました。理念やビジョンの重要性をしっかりと腹落ちできたことで、会社を経営する目的や方向性も固まり、アウトプットすることができた。このことは、事業の成長だけではなく、採用にも大きな影響をもたらしてくれました。

社会性の追求で優秀な人材の採用に成功、理念・ビジョンに共感した若者250名以上がエントリー

3点目が、若手社員の採用、育成に前向きになったという点です。

昨年、設立4年目で初めて新卒採用をしたのですが、なんと250人以上もの学生が応募してくれ、優秀な人材を5人採用することができました。応募の理由を聞くと、弊社のHPで理念やビジョンを読み、共感してくれたことをあげる人が多かったんです。若い人に受けようと狙って書いたのではなく、真剣に会社について考え、紡いだ言葉だから響いたのだと思います。それは、PICCで学んだ姿勢であり、思考です。

PICCと大塚社長には、本当に大きなものをいただいたと実感しています。

大塚実業株式会社大塚雅之|公益資本主義経営の実践事例を紹介
大塚実業株式会社の記事はこちらからも読むことができます!

とりあえずやってみることの大切さ。期待に応え、響き合うことで互いの信頼が積み重なる

―現在、御社と大塚社長とは仕事上ではどのような関わりがあるのでしょうか。

弊社の事業は企業などのウェブサイトの構築から運用がメインなのですが、付随してパンフレットなどの印刷物も制作するなど一貫してプロデュースできるのが強みです。大塚実業さんの場合、展示会で配る記念のバッグを制作したり、封筒やポスターを作ったり、印刷物をすべて作らせていただき、弊社がトータルでブランディングするモデルケース的な存在にもなっていただいています。

仕事を通して「とりあえずやります」精神の大切さを教えてもらったことも大きいですね。たとえば、大塚社長から「こういうのを作りたいのだけど、いつできる?」と携帯に電話があり、「今ちょっと詰まっているので、来週でしたら」「来週か……」とやりとりしているうちに、「やっぱり、戻り次第すぐやります!(笑)」と。とりあえずやってみる、という気持ちが大事なんですよね。ちょっと無理すればできることなら何でもやってみる。そういう意気込みで、自分のまわりにいる人のために何とかしようという精神は、大塚社長以外の方や他のクライアントに対しても活かさせてもらっています。

―安東さんが大塚社長を信頼していると同時に、安東さんがとても信頼されていることがわかります。

そうなんですかね?だとしたらありがたいことです。ちょっとずつそういう風に思ってもらえていたらうれしいですね。そして、大塚社長は自分がちょっと無理して進めた仕事を「安東は無理と言っても、その後直ぐに作ってくれて送ってくれたんだよ」とPICCでの会合などで話してくれるんです。ちゃんと覚えていてくれ、評価してくれるのはうれしいですね。同時に私のことをひとりの経営者として見てくれていて、会社経営についてもピンポイントで相談に乗ってくださいます。


株式会社FMCの記事はこちらからも読むことができます!

大塚社長は背中で語り、人を導ける数少ない経営者のひとり

―あらためて御社にとって大塚実業、大塚さんはどういう存在なのかを教えてください。

いつもちょっと上の課題を与えてくれ、それにひとつずつ取り組むことの大事さを教えてくれる存在ですね。

2年前からPICCの100年企業研究委員会東京支部の委員長をつとめているのも大塚社長が抜擢してくれたからです。100年企業研究委員会は、100年以上続く企業の視察や経営者をお招きした勉強会などで経営の本質を学ぶというもので、PICC東京支部でも活発な活動ですから、任せていただき光栄でした。

公益資本主義についての理解度が深い先輩の経営者が集まる中で自分ができることがある、という自信につながり、課題を乗り越えることの大切さを実感しています。同時に、若い経営者をそういう場に導いてくれる大塚社長の度量の大きさにもあらためて気づきました。

ひとことで表現すると、大塚社長は背中が大きい方で、ついていきたくなる人ですね。こういうリーダーにどうやったらなれるのだろう、という憧れがあります。この人の言うことは間違いないと思える数少ない経営者のひとりですね。

遠き未来を見据えたビジョンを掲げる大塚実業、その背中を追いかけたくなる大きな存在

―最後に、大塚実業さんに対して、よりよくなってほしいことをお聞かせください。

私が言うまでもなく、事業を通してすばらしい取り組みをされている会社であると同時に、10年後、30年後を見据えたビジョンを持って経営なされている大きな存在です。社会貢献やSDGsにも率先して取り組まれていて、弊社はその背中を追いかけている立場です。そういう会社がどんどん増えていけば、世の中がよくなっていきます。大塚実業さんと大塚社長にはご自身の取り組みをもっと広めていってほしいですし、弊社がウェブサイトなどを通じてそのお手伝いをできることに誇りを思っています。

<プロフィール>

安東 裕二
株式会社FMC代表取締役

20代からWebディレクター/デザイナーとして活動。2005年アプリ制作会社の創業メンバーとしてディレクター経験を経て、英国法⼈Walf株式会社のクリエイティブ事業部に所属。Webコンサルティング、音楽EC事業に携わった後、教育系サービスを展開しているスタートアップ企業内にて⾃⾝のクリエイティブチームを結成。数々のWebサイト構築、マーケティングを経験し、2018年より株式会社FMCを設⽴。

<企業概要>

株式会社FMC

https://fmc-inc.jp/

設立:2018年1月

〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-3-19 ロワレール千駄ヶ谷3F
TEL:03-6205-6683

FMCでは、「世の中をシンプルに、もっとわかりやすく。」という理念を掲げ、日常の中にある難解なことをITとデザインを活用し、シンプルにわかりやすくすることで世の中の役に立つことを追求しています。

Webサイト制作、マーケティング、メディア運営、アパレル、音楽事業と幅広い領域でトータルブランディングを強みとしております。

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