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株式会社茂呂製作所

https://moross.co.jp/

〒407-0001 山梨県韮崎市藤井町駒井3169

0551-23-3366

楽しい職場でありながら自身の成長を感じ、力をつけていける場所

ステークホルダーVOICE 社員・家族
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年間を通して、茂呂製作所の社員さんの成長を追っていく企画。その第三回!
依田さんは仕事を通してのどのように成長してきたのかを伺いました。

依田さんの過去の記事は下記からもご覧になれます。

第一回|茂呂製作所は、人言関係も良くて、楽しく働ける場所

第二回|茂呂製作所は素の自分を魅せられる場所

「物知り名人」への手応えアリ!次のステップは「頼る」こと

先日、荻野製作所との座談会に参加されました。いかがでしたか?

依田

仕事内容が違っていても、似たようなことで悩んでいるんだなと感じました。自分の仕事の改善につなげられるようなお話も聞けて、有意義でした。

良かったです。次回は画面越しではなくリアル開催できればと考えています。
早速ですが、最近お仕事や日常で何か変化はありましたか?

依田

コミュニケーションの取り方に変化がありました。
元々、人に厳しいことを伝えるのが苦手な性格で、納期の遅れや失敗を許容してしまいがちでした。

でも、それではけじめがつかず、皆が困ってしまいます。なので、「お互いのためにも言わなくちゃ」と決意して、最近では言いにくいこともわりと言えるようになりました。

とはいえ、まだ厳しくは言えないんですけどね。

素晴らしい成長ですね!相手の反応はどうでしたか?ほんわか優しいイメージの依田さんのキャラからすると、びっくりした人もいたのでは?

依田

そうですね。納期に余裕があれば翌日にずらすこともできるのですが、最近忙しくなってきて納期をずらす余裕がないんです。

私も手一杯で、お客様に収める納期をずらすわけにはいかないから、予定を組み直すしかありません。

そんなわけで、先日は「明日も朝から夕方までスケジュールが一杯で、納期に余裕がありません」と加工者に説明して、「納期を延ばすわけにはいかないから、今日は頑張って欲しい」とはっきり伝えました。

多分相手も戸惑いはあったとは思うのですが、言いにくいことを伝える役割をいつも嶋田さんたちがやってくださっていたので……

嶋田さんはビシバシいきそうです(笑)

依田

それを私はなかなか言えなくて。
できればいつもニコニコしていたい。

でも、余裕があるときは「残業までして無理に終わらせることはない。明日やろう」と言えますが、最近はとにかくスケジュールが詰まっているので、そういうわけにはいきません。

私もしっかり伝えていくようにしています。
きちんと説明すればどうにか応じてもらえるので、その点はすごく助かっています。

伝えるのも勇気がいりますね。その気持ち、分かります。部品製造部の仕事にはもう慣れましたか?

依田

事務所に居る時間と部品製造部に居る時間が7:3くらいの割合なので、まだすっかり慣れたとは言えませんが、事務の合間をみて部品製造部になるべく顔を出すようにしています。

これは私の技量不足なのですが、仕事をうまくさばききれていません。とはいえ、周囲の方々に自分から頼るということもうまくできずで、少し悩んでいます。

また、注文が集中している一方で、私の休日が変則的な勤務形態になっているので、仕事量をコントロールしにくい状況もあります。

総務営業部はカレンダー通りの営業なのですが、部品製造部とサービス部は平日休みと週末出勤の勤務形態。

そうすると、平日休みの間に入った注文がどんどん積み上がってしまいます。残業もあまりできないので勤務時間内にさばき切らないといけないのですが、なかなか終わりません。

南場さんや嶋田さんが「手伝うよ」と言ってくださるのですが、まとめて仕事をお願いするのもままならない状況です。

悩ましいですね。あらかじめ仕事を配分しておくことは難しいのですか?

依田

始業前の5~10分ほどの時間に会話はあるのですが、その日に何の注文が入るか、朝の時点では分かりません。

また、他部署に呼び止められることも多く、社内のあちこちで仕事をしているうちにあっという間に午前中が終わってしまうという感じです。

その結果、南場さんや嶋田さんが「これやる?」「あれやっておこうか?」と声をかけてくださるときに都度お願いしている状況で、自分から段取りを組んでお願いすることまではできていないんです。

ということは、次なるミッションは「自分から仕事をお願いできるようになる」ですね。

人にお願いするよりも自分でやってしまったほうがラクと思いがちですが、チームで働くからこそ大きな仕事ができるのであって、「人に頼る」「上司に頼る」こともできるようにならないと、仕事が回らなくなります。

これも勉強の機会だと思って、ぜひ頑張ってください。

依田

頑張ってみます!

前回、依田さんの年間目標「加工手順を自分で把握できる、茂呂製作所の物知り名人になります」の到達度は「60点」ということでした。今は何点くらいですか?

依田

プラス5点ですかね。加工手順はだいぶ分かってきたので、少しは前進できたかと思います。

今日ちょうど、他の人が書かれた手順を見たときに「あ、これ違う」と気付いたことがありました。自分の理解が進んできた手応えを感じられた気がします。

依田さんの成長は、私もお話を伺いながら実感しています。では、残りの35点を埋めるためにどんなことが必要ですか?

依田

先ほどの「仕事をお願いする」ということと、「後回しにしない」ということだと思います。
今は目の前のことで手一杯で、「後でやろう」「後で聞こう」となりがちです。

今後、すぐに動いたりその場でメモして自分に取り入れたりするようにできるようになれば、自分の力量が上がると思います。

では改めて、あなたにとって茂呂製作所はどんな存在ですか?

依田

相変わらず楽しい職場でありながら、日々自分の成長を感じつつ力をつけていける場所だと感じています。

最後に、今「ありがとう」を贈りたい相手は誰ですか?

依田

やはり南場さんと嶋田さんのお2人です。私がいっぱいいっぱいになっていることを気にかけて声をかけてくださる、ありがたい存在です。

誰しもキャパシティを超えてパンクしそうになるときがありますが、そんなときに声をかけてもらえるのは、本当にありがたいですね。

今後も引き続き、課題攻略に向けて頑張ってください。本日はありがとうございました!

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ライター:

1985年生まれ。米国の大学で政治哲学を学び、帰国後大学院で法律を学ぶ。裁判所勤務を経て酒類担当記者に転身。酒蔵や醸造機器メーカーの現場取材、トップインタビューの機会に恵まれる。老舗企業の取り組みや地域貢献、製造業における女性活躍の現状について知り、気候危機、ジェンダー、地方の活力創出といった分野への関心を深める。企業の「想い」と人の「語り」の発信が、よりよい社会の推進力になると信じて、執筆を続けている。

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