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CUTIE STREET・梅田みゆ生誕グッズにAIイラスト疑う声、再燃するファンの不信感

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梅田みゆ生誕祭2026 グッズ
画像出典:CUTIE STREET 公式X

「原宿から世界へ」を掲げ、”かわいい”を看板に国内外で人気を伸ばすアイドルプロジェクトがある。だが今、その”かわいい”を象徴するはずのグッズをめぐり、熱心なファンから戸惑いと反発の声が広がっている。

ASOBISYSTEMのアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.(通称・カワラボ)」所属のCUTIE STREET。そのメンバー・梅田みゆの生誕記念グッズに用いられたイラストが「生成AIによるものではないか」との声がX上で広がり、制作側の姿勢を問う議論へと発展している。

 

「私の目がおかしくなければAIイラストですよね?」生誕グッズに広がる疑念

9月13日はCUTIE STREET・梅田みゆの誕生日にあたる。これに合わせ、翌14日にSGCホール有明で生誕イベントが予定されており、CUTIE STREET公式Xは「梅田みゆ考案&命名」とうたう生誕記念グッズを解禁した。ラインナップはフルジップパーカー(1万1000円)、チェキ帳(3000円)、シール、アクリルスタンド(1500円)、全5種ランダムのトレカ(200円)など多岐にわたる。

波紋の発端となったのは、この告知に対して一人のファンがX上に投げかけた一言だった。「私の目がおかしくなければAIイラストですよね?遂にAI絵グッズ出してきた…?イラストレーター様いらっしゃいましたら早めに名乗り出て欲しいですモヤるので」。グッズに添えられたキャラクターイラストの質感に、生成AIの使用を疑う内容である。この投稿は瞬く間に拡散し、表示回数は483万回を超えた。あくまで一ファンの指摘であり、AI使用が確認されたわけではない。しかし、同様の違和感を口にするユーザーは後を絶たなかった。

 

「バビューンの時もそう」——繰り返し指摘されるカワラボのAI活用

投稿への返信欄には、「最近カワラボAI使いすぎじゃないですか?」「カワラボって普通にAIイラスト使う印象ある」といった声が並んだ。中には「AI感あるよなぁ…でも流石に生誕グッズだしイラストレーターさんいるよなぁ…の気持ち」と、期待と不安の間で揺れる複雑な心情を吐露するファンもいた。

背景には、KAWAII LAB.が過去に生成AIをめぐって物議を醸してきた経緯がある。2026年2月、傘下グループが集うTEAM KAWAII LAB.が公開した楽曲『カワラボとばびゅーん!』のミュージックビデオは、全編がメンバーをモチーフにした生成AI映像で構成され、大きな批判を浴びた。こうした前例を踏まえ、「バビューンの時もそうでした」「なんでカワラボって毎回学ばないのだろう」と、企業体質そのものへの不信を募らせる声が相次いだ。技術への挑戦と受け止めるファンがいる一方で、繰り返される疑惑に忍耐の限界を感じる層が確実に厚みを増している。

 

イラストレーターは誰か——問われる制作の透明性

今回の疑惑の核心は、AIを使ったか否かという一点にとどまらない。「イラストレーター様は名乗り出て欲しい」という言葉が象徴するように、誰がどのように”かわいい”を生み出したのかが判然としない、制作過程の不透明さにある。仮に人の手によるイラストであれば、その作り手が明示されないこと自体への疑問が残る。逆にAIが用いられていたのであれば、その事実が伏せられたまま商品化されたことになる。

本稿の執筆時点で、CUTIE STREETおよびASOBISYSTEMから、グッズの制作手法に関する公式な説明は確認できていない。ファンが求めているのは、糾弾ではなく、まず事実の開示である。決して安くはない対価を支払い、推しの生誕を祝おうとするファンにとって、企業側の沈黙は不信をいっそう深める材料にしかならない。

 

「かわいい」を誰が作るのか——生成AIとアイドル文化の岐路

CUTIE STREETが掲げるコンセプトは「KAWAII MAKER」——自ら”かわいい”を生み出す存在、という意味だという。総合プロデューサー・木村ミサ氏が率いるKAWAII LAB.は、原宿発のカルチャーを世界へ届ける旗手として支持を集めてきた。それだけに、その”かわいい”の一部が作り手の見えないまま供給されているのではないか、という疑いは、ブランドの根幹に関わる。

生成AIの活用は、コスト効率や表現の新境地という肯定的な側面を持つ一方、クリエイターへの敬意や消費者への説明責任という課題と常に隣り合わせにある。技術そのものの是非を論じる以前に、事実を隠さず伝える姿勢こそが問われているのだ。今回の疑惑が一過性の炎上で終わるのか、それともファンとクリエイター双方との信頼を築き直す契機となるのか。どのような説明を示すのか、その対応を見守りたい。

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ライター:

女性向け雑誌にて取材・執筆及び編集に従事。独立後は、ライフスタイルやファッションを中心に、実体験や取材をもとにリアルな視点でトレンドを発信。読者が日々の生活をより豊かに楽しめるような記事を提供し続けていることがモットー。

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