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佐藤二朗『踊る』スピンオフ降板 橋本愛報道で撮影前日中止

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俳優の佐藤二朗氏(57)が、映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』に連動する未発表スピンオフドラマを降板した。『夫婦別姓刑事』で共演した橋本愛氏(30)をめぐる週刊文春報道を受け、フジテレビが判断したと報じられている。

 

佐藤二朗にフジテレビが降板通達 撮影初日は前日に中止

共同通信は7月3日、佐藤二朗氏がフジテレビの別ドラマから降板することが関係者への取材で分かったと報じた。対象は『踊る大捜査線』関連作だという。

スポニチアネックスによると、フジテレビは7月1日、佐藤氏側に降板を通達。2日に予定されていた撮影初日は、前日の1日に中止が決まったとされる。連動ドラマは映画公開に合わせた企画とみられ、正式発表前の段階で制作現場に急な変更が生じた形だ。

『踊る大捜査線』は1997年の連続ドラマ開始以来、映画、特別編、スピンオフを重ねてきたフジテレビの看板シリーズである。2026年9月18日公開予定の新作は、織田裕二演じる青島俊作の新章として展開される。その公開前施策に、今回の騒動が直撃した。

映画本編には佐藤二朗の役名が残る 警視庁クリニック医師・指方輝

映画公式サイトは6月26日、「N.E.W.」メンバーとして新キャストを発表し、佐藤氏を「指方 輝(警視庁クリニック・医師)」役として掲載している。趣里、白洲迅、佐々木蔵之介、増田貴久、野呂佳代、玉井詩織、藤吉夏鈴、齊藤なぎさと並ぶ新キャスト9人の一人である。

ぴあも6月29日、新キャスト発表の記事で、佐藤氏が警視庁クリニックの医師・指方を演じると伝えていた。映画本編はすでに撮影済みとみられ、今回の降板対象は、公開に合わせて準備されていた未発表の連動ドラマとされる。

 

発端は『夫婦別姓刑事』撮影現場の文春報道

一連の騒動は、7月1日に文春オンラインが配信した記事から始まった。文春オンラインは、フジテレビ系ドラマ『夫婦別姓刑事』の撮影現場で、佐藤氏が共演者の橋本氏に対して問題行為を起こしたと報じた。

同ドラマは4月14日にスタートし、6月23日に最終話が放送された。佐藤氏と橋本氏はW主演で、夫婦であることを職場で隠しながら事件に挑む刑事を演じた。

報道では、撮影中の身体接触や、その後の佐藤氏の発言が問題視されたとされる。フジテレビは声明で、「男性俳優」に厳重注意を行い、再発防止を求めたことは事実だと認めた。一方で、撮影中に女性俳優の顔に触れた点そのものを問題として捉えたものではない、と説明している。

つまり、フジテレビ側が問題視したのは、接触そのものではなく、女性俳優が演技上の制約を有することになった経緯を認識しながら発した「言葉等」だったという構図である。

佐藤二朗側は全面反論 「嘘はやめて下さい」とX投稿

佐藤氏の所属事務所フロム・ファーストプロダクションは、文春報道について、事実と異なる内容や一方当事者の主張のみを前提にした部分が含まれているとして強く反論した。

事務所側は、3月22日の第1話撮影中に、橋本氏の顎付近へ佐藤氏の指が触れたことが発端だったと説明している。その時点で、佐藤氏は橋本氏に身体接触の制限があることを知らされていなかったという。翌日に制限の存在を知り、以後は「肩と腕以外を触れるときは事前確認が必要」というレギュレーションを守ったと主張している。

また、佐藤氏は7月1日、自身のXで、撮影中に何度もドラマ降板と事実公表を求めたと明かした。さらに7月3日には、報道に対して「嘘はやめて下さい」と改めて反論。

俳優本人、所属事務所、テレビ局、週刊誌報道の主張が食い違う中、騒動は『夫婦別姓刑事』だけでなく、『踊る大捜査線』関連企画へ拡大した。

 

フジテレビの対応は作品保護か、個人への処分か

フジテレビは、文春報道後の声明で、記事掲載が関係者のプライバシー侵害や二次被害につながる恐れが高いとして、掲載中止を申し入れていたと明かした。あわせて、誹謗中傷を控えるよう求めている。

その一方で、佐藤氏には『踊る大捜査線』連動ドラマからの降板が通達されたと報じられた。ここで生じているのは、作品を守るための危機管理と、出演者への処分に近い対応が同時に進んだように見える点である。

とりわけ、スピンオフドラマは撮影前日の中止だったとされる。脚本、出演者、撮影スケジュール、公開前プロモーションの再設計が必要になる可能性がある。フジテレビにとっては、9月18日の映画公開まで残された時間のなかで、関連企画の扱いを再構成する必要が出てきた。

『踊る大捜査線』新作公開前に生じた異例の事態

『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』は、青島俊作が再び動き出すシリーズ最新作である。公式サイトでは、青島の同期である北丘、真下正義・雪乃夫妻の息子である真下勇気、警視庁クリニックの医師・指方輝ら、新たな登場人物が紹介されている。

その中で、佐藤氏が演じる指方輝は、旧作ファンにも新規層にも印象を残しやすい役どころとみられていた。公開前に出演者の騒動が連動ドラマへ波及したことで、映画本体の宣伝戦略にも影を落とす。

ドラマ撮影現場のトラブルは、フジテレビの大型映画プロジェクトにまで及んだ。9月18日の公開へ向け、フジテレビがどのように関連企画を立て直すのか。佐藤氏側が次にどのような事実関係を示すのか。騒動はまだ収束していない。

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ライター:

東京都出身。一日中ネットに張り付いている。

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