
日向坂46の正源司陽子が横浜DeNAベイスターズのイベントライブで放った「好きですベースボール」が話題に。本人はミスと語るも、ファンからは「可愛い」「むしろ正解」と好意的な声。大舞台をやり切った19歳の胆力に注目が集まっている。
横浜スタジアムでの日向坂46ライブで起きた“微笑ましいハプニング”
5月26日から28日にかけて開催された横浜DeNAベイスターズ対オリックス・バファローズ戦のイベント「推せ推せ!YOKOHAMA☆IDOL SERIES 2026」。
最終日の28日には日向坂46が登場し、『キュン』『君はハニーデュー』『好きになるクレッシェンド』『クリフハンガー』『Kind of love』など人気曲を披露。横浜スタジアムに集まったベイスターズファンとアイドルファンを大いに盛り上げた。
そんな中、試合前に披露された『キュン』で、ちょっとしたハプニングが起きた。
「好きです、ベースボール!」本人は“ミス”と認識するも会場には歓声
『キュン』は1番・2番のサビ前に、メンバーがセリフを言うパートがある。
2番の担当ポジションである正源司陽子は、後日放送された『日向坂46 正源司陽子のオールナイトニッポンX(クロス)』で当時の裏話を明かした。
本来の曲の歌詞は「好きだよ」というセリフだが、ベイスターズのイベントということで、球団公式チアリーディングチーム「diana(ディアーナ)」の楽曲『ハッピースターダンス』にちなんで、「好きです、ベイスターズ」に変更することを自ら提案。マネージャーの許可も得て本番に臨んだという。
しかし本番では緊張もあったのか、
「好きです、ベースボール、あっ間違えた!」
と言ってしまったそうだ。
本人は大きなミスをしたと思ったらしく、パフォーマンス終了後には楽屋で号泣したという。
実は“間違い”ではなかった?球団チア曲の歌詞は「Baseball」だった
ところが、このエピソードには意外なオチがある。
実際に横浜DeNAベイスターズ公式YouTubeが公開している映像の音声を聞くと、「好きです、ベイスター…」のようにも聞こえ、会場からは歓声が上がっている。
さらに調べてみると、正源司が参考にしたというdianaの『ハッピースターダンス』の歌詞には、
「好きです Baseball!」
というフレーズが存在する。
つまり、「好きです、ベースボール」は、実は球団応援文化の文脈では決して間違いではなかったのである。
SNSでも、
「しょげこの言い間違い、むしろ可愛かった」(「しょげこ」は正源司陽子の愛称)
「会場が和んだ」
「ベイスターズファンとして嬉しかった」
といった好意的な声が多く見られた。
19歳で大観衆の前に立ち、冠ラジオ番組で笑い話に変える胆力
今回の出来事で改めて感じるのは、正源司陽子の胆力の強さだ。
横浜スタジアムには数万人規模の観客が集まる。
その大観衆の前で、グラウンドに立ち、ソロでセリフを言う。
想像以上のプレッシャーだったはずだ。
それでもパフォーマンスを途中で止めることなく最後までやり切り、その後ラジオで笑い話として語れる精神力は並大抵ではない。
正源司自身もラジオで楽しそうに当時を振り返っており、失敗を隠すのではなく、エピソードとして昇華しファンを安心させるところに彼女の魅力がある。
“失敗”すら愛される理由
アイドルの世界では、完璧なパフォーマンスが求められる場面も多い。
しかしファンが心を動かされるのは、必ずしも完璧な瞬間だけではない。
一生懸命さや人間らしさが見える瞬間こそ、多くの人の記憶に残る。
今回の「好きですベースボール」ハプニングも、そうした出来事の一つだったのではないだろうか。
ベイスターズファンにとっては球場を盛り上げてくれた嬉しい出来事であり、日向坂46ファンにとっては正源司陽子らしい愛嬌あふれるエピソードとなった。
日向坂46の未来を担う存在として
正源司陽子は日向坂46の4期生として加入後、センター経験も持つグループの中心メンバーだ。
透明感のあるビジュアルだけでなく、ステージでの表現力や存在感も高く評価されている。
今回のハプニングも、結果的には会場を温かい空気で包み込み、多くの人を笑顔にした。
本人にとっては悔しい出来事だったのかもしれない。
しかしファンから見れば、それも含めて忘れられない名場面だったはずだ。
これからも日向坂46を引っ張る存在として、さらなる活躍に期待したい。



