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女体シャンパンタワー 坂井氏「炎上の着地は大失敗」と弱音。ADHD再言及に当事者から怒りの声

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坂井秀人氏 X bio
画像出典:坂井秀人氏 X

東京・六本木での「女体シャンパンタワー」動画に端を発した経営者・坂井秀人氏の炎上騒動が、泥沼化している。自身の認知度向上を狙った意図的な炎上だったと明かしていた同氏だが、22日になり一転「精神状態がボロボロです」と窮状を訴えた。

さらに、非常識な行動の理由をADHDの特性に求めたことで、当事者や福祉関係者から激しい非難が殺到。これもまた、SNSをコントロールできると豪語していた彼の戦略の一つなのだろうか。

 

「炎上の着地は大失敗」?計算外の猛反発と再度持ち出されたADHD

22日夕方、坂井氏は自身のXアカウントに長文を投稿した。「強がってたけど精神状態がボロボロです」という書き出しから始まるその文章には、SNSでの猛烈な批判を受け、5月2日から食事が喉を通らず酒に逃げているという痛切な現状が綴られている。

過去の報道や本人の動画での説明などによると、坂井氏は数日前、女性の尊厳を著しく傷つける過激な動画の拡散について、世の中のためになる活動をしていくための賛同者を集めるべく、まずは自らが注目の的となり認知度を上げるための策であったと明かしていた。その結果として得た収益を地元の子ども食堂へ寄付したこともアピールしていたが、当初の主目的はあくまで自身の知名度向上と影響力の拡大であった。つまり、この炎上そのものが彼自身の描いた計画の一部であったわけだ。

しかし、今回の投稿で坂井氏は「正直話します 炎上の着地は大失敗しました 皆様が感じる嫌悪感を予想できなかった」と、世間の反発が自身の想定を完全に超えたことを白状している。

ここで多くの人々の逆鱗に触れたのが、その「予想できなかった」理由を自身の疾患に結びつけた点である。同氏は「僕はADHDで、いつも人の気持ちが分からない、空気が読めない症状で」と告白。自身の行動や倫理観の欠如を、あたかも特性のせいであるかのように説明したのだ。

 

当事者からの悲痛な叫び「疾患を免罪符にしないで」

この自己弁護に対し、SNS上ではかつてないほど厳しい批判の目が向けられている。とりわけ深刻なのは、同じADHDの当事者や、医療・福祉関係者からの切実な抗議の声である。

福祉に関わる立場だと名乗るあるユーザーは、「ADHDを、“他人を傷つけた時の免罪符”にしてはいけない」と強い言葉で釘を刺した。衝動性や空気の読めなさという特性は確かに存在するが、それが「『人の気持ちが分からない』=『何を言っても仕方ない』ではない」と指摘。「そこを全部『ADHDだから』で説明してしまうと、本当に困っている当事者まで誤解される」と、社会における発達障害への偏見を助長する危険性を危惧している。

こうした怒りの声は一部にとどまらない。別のユーザーからも「ADHDを免罪符のように使うなよ」「他のADHDの人まで貴方と同類に思われんだろ」「こんなときに言い訳でADHDを持ってくるから胡散臭いし…単なる迷惑」といった悲痛な叫びが上がっている。

坂井氏は一般ユーザーからの「そら全裸でピラミッドさせたのは事実なんだからドッキリでした〜で済まない」という真っ当な指摘に対しても、「夢中になってしまうと周りが見えなくなってしまうんです…」と的外れな謝罪を重ねている。全裸でピラミッドをさせるという常軌を逸した発想と、他者を搾取する構造の責任を特性に転嫁することへの違和感は拭えない。あるユーザーが「あれに成功の着地なんて無いだろ。頭お花畑か」と吐き捨てたように、大衆が感じている根本的な倫理観の欠如は、いかなる言い訳をもってしても埋まる気配がない。

 

拭えぬSNS操作の疑い。弱音すら信じられない残酷な現実

「もし多くの方が許せないのではあればSNSを辞める必要があります 皆様の率直な声をお聞かせいただけますか?」

坂井氏は投稿の末尾でそう問いかけ、自身の進退を世間に委ねるような姿勢を見せた。しかし、この弱音や謝罪の言葉を、額面通りに受け取る者はSNS上にどれだけいるだろうか。

それは、ほんの数日前まで坂井氏自身が「SNSは自己表現の場だから人にこう見られたいって各々やればいい」「こちらに都合よく人の印象を無意識に操作することもできる」と、自らの情報操作の手法を誇らしげに語っていたからである。

「過激なことをやって注目を集めて(中略)皆で『すげー、すげー』って予め決まってた茶番をさせる」と豪語していた人物が、旗色が悪くなった途端に精神的苦痛を訴え、疾患を告白する。周囲からしてみれば、この一連の弱音投稿さえも「炎上を鎮火させるため、あるいは話題性を長引かせるための『新たな茶番(SNS操作)』ではないか」という疑念が当然のように付きまとっている。事実、X上では「まだこのネタ引っ張るの?」「次はもっときれいな炎上を目指してください」といった、完全に冷めきった反応が寄せられている。

自ら他者の尊厳を蔑ろにする過激な火種を撒き、社会の反応をコントロールできると思い上がった結果がこれである。いざ本当に追い詰められ、公の場で弱音を吐いたとしても、誰からもその言葉の真偽を信じてもらえない。これこそが、自らの影響力を過信し、倫理や他者の痛みをビジネスや承認欲求の手段として弄んだ発信者に下された、最も残酷で必然的な社会的評価と言えるだろう。

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ライター:

Sacco編集・ライター。企業に直接出向く取材が中心。扱う記事はサステナビリティ、エンタメ関係が多め。

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