
テレビ朝日「あのちゃんねる」(2026年5月18日放送)で、あのちゃんが「ベッキーの次に嫌いな芸能人」として鈴木紗理奈の名前を挙げた発言が波紋を呼んでいる。
後輩タレントによる先輩実名告白に、鈴木紗理奈がインスタグラムで反論。
制作側の企画責任も問われる事態となった。芸能界の「嫌い暴露」企画の流行とエンタメの境界線とは。
あのちゃんの発言詳細 サッカー企画で実名連呼
番組内の「あのサッカー部」企画で、ゲストとくじ引きのお題に即答しながらシュートを決めるゲームが行われた。お題は「ベッキーの次に嫌いな芸能人は?」だった。
オズワルド・伊藤俊介のパスを受け、あのちゃんは「鈴木紗理奈!!」と叫びながらシュートを試みたが失敗。続けて「蹴れないよ!強いって!」とクレームを入れた。
再挑戦で元サッカー日本代表・本並健治氏のパスを受け、再び「鈴木紗理奈~!」と叫んでゴールに成功した。共演歴がほとんどない大先輩の名前を、ベッキーに次ぐ2番目に挙げた衝撃発言として注目を集めた。
鈴木紗理奈の反応 インスタで長文苦言「いじめやん」
鈴木紗理奈(48)は5月21日、自身のInstagramストーリーズで後輩タレントを名指しせず「後輩タレントさん」として長文を更新した。
「画面ではやり合っていても裏では信頼関係があるかっこいいバラエティーが好き」と前置きし、「私が出てもない番組で嫌いな芸能人の名前は?という質問で普通に鈴木紗理奈、とあるタレントさんに私の名前出されてた」と指摘した。
続けて「だいぶ後輩なうえ、そんなにからみもない。当たり屋みたいな事されてそれ勝手に放送されてそういうのって面白いの?」と疑問を呈し、「普通にショックやし、共演してない時に言うとか意味わからんし、それそのまま放送するスタッフも意味わからんし。そういうのってほんまに信頼関係がある相手とのプロレスやと私は思う。普通にいじめやん」と強い表現で批判した。
約2時間後には「はーーキレたら元気出た!!」と笑顔写真とともに、「名指しで言ってきたタレントさんへ。私のこと嫌いで結構やけどそういうのおもんないし、あんたが損するで」「スタッフさんへ。愛のある笑い作らな国民的な番組は作られへんで。次元の低いことやめ、テレビがなめられるで」と追記した。ベテランらしいプロ意識と率直さが好感を呼んでいる。
あのちゃんの反論投稿 Xで被害者意識をにじませ削除
鈴木紗理奈のInstagram更新から数時間後の2026年5月21日22時27分、あのちゃんは自身のX公式アカウントで「先に嫌なことされてるとは考えないんだな」と投稿した。
これは鈴木紗理奈の反論に対する事実上の反撃と受け止められ、ネット上で「反撃開始」と大きく拡散された。
しかし批判の声が殺到したためか、投稿は現在削除されている。被害者意識を強調する内容が、むしろ「先に実名を挙げたのは自分なのに」という逆効果を生み、さらなる炎上を招いた形となった。
あのちゃんとベッキーの共演NG騒動 過去の類似パターン
今回の発言は、2023年頃のベッキーとの騒動を想起させる。
あのちゃんの冠番組で「最近フォローした有名人」としてベッキーを挙げ、「つぶやきがくだらなすぎてミュートした」と発言したことがきっかけで、ベッキー側が共演NGを示唆したと報じられた。
あのちゃんは「逆にベッキーからNGを出された」と主張し、両者の関係が注目された。その後、ラジオ共演などで直接対談し、笑いに転換。
現在は「犬猿の仲を演じるプロレス関係」としてバラエティーで共演する仲となっている。
毒舌キャラのあのちゃんが安全な相手を選んで本音を言うパターンが繰り返されているとの見方も出ている。
制作側の責任 お題の危うさと放送判断
今回の騒動で最も指摘されているのが、テレビ朝日側の企画・放送責任である。
事前にお題の危険性を予測し、回答をぼかすか編集で配慮すべきだったとの声が多い。
鈴木も「こちらに伝えもせずおもんない文句たれ流したスタッフさん」と名指しで批判した。
毒舌を売りにする番組ゆえに刺激的な回答を期待する一方で、出演者間の信頼関係を無視した低次元の笑いは視聴者離れを招く恐れがある。
過去にも類似企画で炎上した事例があり、コンプライアンス意識の向上が求められる。
嫌いな芸能人暴露企画の流行 エンタメの境界線は
近年、「嫌いな芸能人誰?」「苦手なタレントは?」といった暴露系お題がバラエティーで散見される。
視聴者の好奇心を刺激し、SNS拡散を狙った企画だが、境界線を越えると「いじめ」や「名誉毀損」に近い印象を与える。
制作側は笑いのためのプロレスを想定するが、共演歴のない相手を実名で挙げるケースが増え、被害者側の精神的負担が無視されがちだ。
視聴者からは「刺激優先の低レベル企画」「もっと建設的な笑いが欲しい」との意見も。
芸能界の人間関係を守りつつエンタメ性を保つバランスが課題となるだろう。



