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『宇宙戦艦ヤマト』初代・森雪役の麻上洋子「名無しの音響扱い」に異議、所属事務所が謝罪 坂上の投稿削除に批判も

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『宇宙戦艦ヤマト』の初代・森雪役で知られる声優、麻上洋子(一龍斎春水)が、上映中の『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第七章 虹色の輪廻』での自身の声の扱いに異議を唱えた。所属事務所のアクセントは11月6日、公式Xで謝罪文を公表した。

 

5テイクのうち3つ目 舞台挨拶でも話題に

麻上は11月5日、自身の声が劇中の印象的な場面で使われ、舞台挨拶でも取り上げられたとXに投稿した。麻上は、制作側が麻上の声だと知り、収録した5テイクのうち3テイク目だと把握したうえで、誰の演技かが伝わらない音響素材のように扱ったと主張し、「何故名無しの音響扱い?」と疑問を示した。

麻上は音声の二次使用自体は構わないとし、事務所が承諾したのであれば仕方がないと述べた。そのうえで、声優の声や人格を大切に扱ってほしいと訴えた。

第七章の上映が始まった10月30日、新宿ピカデリーでおこなわれた初日舞台挨拶には、福井晴敏総監督やヤマトナオミチ監督らが登壇した。ネットの掲示板には、舞台挨拶で旧作の麻上の声を効果音に使ったと説明があった、との書き込みが寄せられた。該当する音声に劇中の叫び声を挙げる投稿もあった。

 

アクセントが管理体制を見直しへ 麻上は事務所に感謝

アクセントは謝罪文で、本来は事務所が責任を持って内容を把握し、説明すべきだったとし、情報共有と説明の不足を認めた。ファンや関係者に謝罪し、社内管理と所属役者への支援体制を抜本的に見直す方針を示した。謝罪の投稿は同日、45万回以上表示されている。

麻上は同日、事務所の投稿を引用し、「真摯に向き合って頂けた所属事務所に感謝しています」とつづった。麻上の11月5日の投稿は削除されている。

当初、Xでは福井晴敏総監督の対応を批判する投稿があった。事務所が謝罪文を公表した後には、元の投稿を削除した麻上の対応を疑問視し、福井への謝罪を求める声も挙がった。一方、音声を使う際は事前に本人に話を通すべきだったとして、麻上の問題提起に理解を示す書き込みもあった。

Xでは、上映初日に鑑賞したという観客による、劇場上映版のエンドクレジットに「麻上洋子」の名前があったという投稿もみられる。

 

初代・森雪役から半世紀 麻上が語っていた新作への思い

『ヤマトよ永遠に REBEL3199』は、1980年公開の劇場映画『ヤマトよ永遠に』などをもとにしたリメイクシリーズで、第七章が最終章にあたる。今作の森雪役は桑島法子が務めている。

麻上は1974年に放送が始まった『宇宙戦艦ヤマト』で森雪を演じたほか、『銀河鉄道999』のクレア、『シティーハンター』の野上冴子などを担当した。講談師として2004年に真打ちに昇進し、2022年には第16回声優アワードの功労賞を受けた。

2024年11月、東京国際映画祭で『宇宙戦艦ヤマト 劇場版 4Kリマスター』の舞台挨拶に立った麻上は、森雪の声で「古代くん……」と観客に呼びかけた。映画祭の公式レポートによると、麻上は新しい『ヤマト』の一員として、いつか声を出せたらうれしいと語っていた。

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ライター:

東京都出身。一日中ネットに張り付いている。

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