
「1日30分睡眠」を看板にしてきた実業家・堀大輔(42)が、新たな受講生への門を閉じた。10月24日、睡眠改善プログラムの新規募集終了をXで発表。今後は既存受講生の継続希望者だけにサービスを提供する。
問い合わせに感謝、募集は「本日未明」に終了
堀が投稿したのは24日午前9時36分。新規入会について多数の問い合わせが寄せられているとして感謝を述べたうえで、「本日未明の時点ですでに終了しております」と告知した。
終了前の11月期募集案内では、申込期限を10月28日としていた。その締め切りまで4日を残した時点で、受け付けを終えたという発表だった。
従来の申込ページには、現在「公開停止中」と表示され、申し込みを受け付けていない旨が案内されている。Xの返信欄には、募集停止の理由を明らかにしてほしいと求める書き込みも寄せられた。
1カ月16万5000円 朝5時半と夜11時半の講座
終了前の11月期募集案内に記載されていたサポート期間は、11月1日から30日までの1カ月間。受講料は税込16万5000円で、12月以降も続けたい人には月額3万3000円の任意継続を案内していた。
講座の柱は、毎朝5時30分から6時15分までの早朝Zoomと、毎晩11時30分から11時59分までの寝る前エクササイズ。朝は堀がエクササイズやトレーニングを直接指導し、睡眠や日中の活動について座学もおこなうという内容だ。
夜のZoomは週5回を講師が担当し、週2回は受講生同士のグループで開催する構成。講師の担当回はYouTubeで限定公開され、後から視聴できる仕組みも案内していた。専用のLINEオープンチャットや、少人数のバディグループも組み込まれていた。
「返金訴訟検討してます」藤吉修崇弁護士も動いていた
この講座をめぐっては、9月に法律の専門家も動いていた。
弁護士の藤吉修崇は9月14日、受講経験者に向けて「返金訴訟検討してます」とXに投稿。当時は事実を集める段階だと説明し、パンフレットや販売ページ、説明会や早朝Zoomで講師が述べた内容について情報提供を呼びかけた。
藤吉が取り上げたのは、講師本人の30分睡眠や、満足度、平均睡眠時間の短縮幅などをうたう表示だ。広告の数値について根拠を説明されたのか、何を信じて受講を決めたのか。本人の睡眠時間の真偽だけでなく、受講料を支払うまでにどのような説明があったかを調べるための呼びかけだった。
「30分睡眠」の看板と公式サイトの説明
堀はGAHAKU株式会社の代表取締役で、一般社団法人日本ショートスリーパー育成協会の代表理事も務める。同社の沿革では、短眠に関するNature sleep事業を2011年1月に始めたとしている。
協会の公式サイトは、睡眠改善プログラムについて、寝つきや寝起き、日中の眠気、生活リズムを扱うものと説明している。そのうえで「睡眠時間を短くすること自体を成果とはせず」と記載。短い睡眠を希望する場合も無理な睡眠制限はせず、強い眠気や体調不良があれば休息を優先する方針を掲げている。
また、提供するのは生活習慣を整えるための教育とサポートであり、医療行為や診断、治療をおこなうものではないと説明している。



