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麻布十番まつり食中毒を断定 冷やしカニラーメンが原因 患者78人/訴え116人 営業停止 かにをはカレー万博出店中止

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麻布十番納涼まつり 食中毒 こめお 港区
港区みなと保健所は9月3日、麻布十番納涼まつりの冷やし蟹ラーメンを原因とする、サルモネラ属菌による食中毒だと断定した。
確認された患者は78人。8月末までに体調不良を訴えた人数は116人と報じられている。
割烹こめをは7日間の営業停止処分を受け、店側は再開未定と謝罪した。
同日夜、東京カレー万博2026とラー1グランプリは、かにをの出店中止を発表した。
 

保健所が冷やしカニラーメンを原因と断定

祭りは8月22日と23日に開かれた。最初の連絡は8月26日午後0時30分頃、みなと保健所に入った。
8月23日に冷やし蟹ラーメンを食べたあと体調を崩した、という内容だった。
9月3日、保健所は次の理由で食中毒と断定した。患者の共通食がこの一杯以外になかったこと。
複数の患者と従事者のふん便からサルモネラ属菌を検出したこと。
喫食を起点とした潜伏時間に一峰性があり、長さと症状がサルモネラと一致したこと。
原因食品は、区内の飲食店内で調理し会場へ持ち込んで販売した冷やし蟹ラーメンである。
原因施設は割烹こめを。営業者は株式会社Fooppy、代表は大迫大将氏。
店側は調査中に営業を自粛し、謝罪していた。

 

訴えは116人、認定患者は78人

8月28日時点で、みなと保健所への体調不良の連絡は76人だった。
産経新聞は9月3日午前、8月末時点で116人から訴えがあり、さらに増える見込みだと報じた。
一方、同日午後の公式発表で確認された患者は78人である。
116人は連絡の件数、78人は疫学調査のうえ食中毒患者として確認された人数で、同じ数字ではない。
症状は下痢、腹痛、発熱など。発症は8月23日午前1時頃から26日午後4時頃にかけて、と公表されている。
提供数は22日約40食、23日約500食とみられる。
22日に雨で700食余ったとする投稿をきっかけに、翌日への使い回しを疑う声も出た。
店側は使用した事実はないと否定している。保健所の断定理由に、余りの使い回しの有無は含まれていない。

 

営業停止7日と、国への報告問題

港区は食品衛生法に基づき、9月3日から9日までの営業停止命令を出し、ホームページで公表した。
東京都保健医療局も同日、食中毒の発生を発表した。
一方、同日午前の産経報道では、50人以上の食中毒疑いは厚生労働大臣へ直ちに報告する義務があるが、厚労省は正式な報告を受けていないと説明していた。
区の担当者は当時、東京都と連携して対応している、メディアに説明する事柄ではない、と述べた。

こめお氏は同日、Xでお詫びを投稿した。
体調を崩した人とその家族に深く詫び、「これまで通り営業を続けていいのか。一度、営業を休止し今回の事と1から向き合う」と書いた。
画像の声明では、食品衛生法第6条第3号違反と判断されたこと、7日間の営業停止処分を受けたことを認めている。

 

冷やし麺の許可と、イベント出店の取りやめ

ネット上では、夏の屋外で冷製麺の許可が出ること自体を疑問視する声がある。
東京都の移動型臨時営業では、扱えるめん類は原則として焼きそばと即席カップ麺に限られる。
店側は必要な臨時営業許可を申請し、冷やし蟹ラーメンとして申請したと説明していた。
申請したことと、許可が適正だったかは別問題として残る。
祭りの出店名は割烹こめを、浅草店はかにをで、名義は異なる。
東京カレー万博2026の公式は9月3日、関係機関の発表を受け、かにをの出店を取りやめると発表した。
9月17日から23日の枠はSpice and Vegetable 夢民に差し替えた。
大つけ麺博 presents ラー1グランプリも同日、11月7日から11日に予定していたかにをの出店を取りやめると発表した。
代替店は予選敗退店からの繰り上げで調整中としている。
店側の声明は割烹こめをの停止と再開未定まで触れていたが、イベント出店には触れていなかった。
出店中止は、断定後に主催者側が判断した形である。

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ライター:

酒場で耳にした小さな違和感から企業不祥事、SNSトレンド、エンタメ、グルメまで幅広く追いかけるライター。

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