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薬師寺保栄被告、交際相手を妻の「娘」に 元妻「戸籍を見たら私の子」、懲役1年求刑

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元プロボクシング世界王者の薬師寺保栄被告(58)が、当時の妻に無断で交際相手を夫妻の養子とする養子縁組届を偽造し、役所へ提出したとして起訴され、初公判で事実関係を認めた事件で、元妻のAさんが戸籍で発覚した経緯を明かした。Aさんは8月28日公開の「女性自身」の取材に、戸籍を見たら夫の交際相手が「私の子」になっていたと語った。

薬師寺被告と、養子とされた薬師寺史歩理被告(29)は8月5日、名古屋地裁(平手健太郎裁判官)の初公判でいずれも起訴内容を認めた。検察側は両被告にそれぞれ懲役1年を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を求め、即日結審した。判決は9月16日に言い渡される予定だ。

 

妻の氏名を無断記載 交際相手は「妹」から「娘」へ

共同通信によると、起訴状では両被告は共謀し、史歩理被告を夫妻の養子とするため、養子縁組届の養母欄に妻の氏名を無断で記載するなどして書類を偽造。2024年11月、名古屋市内の区役所へ提出したとされる。

検察側は、薬師寺被告が妻との離婚協議がまとまらないなか、交際していた史歩理被告に財産を残す目的で事件に及んだと指摘した。NEWSポストセブンの傍聴記事によると、史歩理被告は事件のおよそ1カ月前、薬師寺被告の両親と養子縁組を結び、戸籍上は一時、薬師寺被告の「妹」にあたる立場になっていた。それから1カ月足らずで、薬師寺夫妻の「娘」となる届を作成したという。

被告人質問で薬師寺被告は「私の財産を少しでも史歩理に残したいと思って」と動機を説明した。史歩理被告は、薬師寺被告から元妻の氏名を記載するよう依頼され、悪いことだとの認識はあったと答えた。そのうえで、財産の相続まで考えてくれた気持ちがうれしく、応えた趣旨を述べた。

 

「夫の交際相手が私の子」元妻が戸籍を取り寄せる

女性自身によると、Aさんは2015年に薬師寺被告と結婚し、2人の子どもをもうけた。夫婦はその後別居し、2025年10月に離婚が成立した。

Aさんは別居中、史歩理被告が薬師寺姓を名乗っているとの話を聞き、戸籍を取り寄せたという。養子縁組の書類には署名していないと警察へ伝えたとも明かした。

Aさんは、養子縁組の無効が認められても戸籍にはその経過が記載されると説明を受けたとして、戸籍を取るたびに史歩理被告の名前を目にすることになると心情を語った。現在も養育費の支払いがないとも訴えている。

 

JBCがクラブオーナーライセンスを6カ月停止

日本ボクシングコミッション(JBC)は8月13日、薬師寺被告のクラブオーナーライセンスを2027年2月12日まで6カ月間停止した。JBCは公式告示で、薬師寺被告が初公判とJBCの調査で事実関係を認め、反省の意を表明したと説明。クラブオーナーによる一連の行為が「プロボクシング界の権威と信用を著しく毀損するもの」だと処分理由を記した。

薬師寺被告は1993年にWBCバンタム級王座を獲得。1994年12月の王座統一戦で辰吉丈一郎に判定勝ちするなど、王座を4度防衛した。現在は名古屋市中区の薬師寺ボクシングジム&フィットネスで会長を務めている。

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ライター:

東京都出身。一日中ネットに張り付いている。

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