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YouTuberあま猫、日産東京販売からGT-R入庫拒否と公表 前年の社員DM問題が再燃

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登録者約47.7万人の車系YouTuberで公認会計士のあま猫氏が2026年8月25日、エアコン不調を抱える日産「GT-R」の有償点検を、日産東京販売に断られたと公表した。前年、同社社員の個人SNSから動画削除を求められ、所有車の情報を別の客に伝えられたとして、店長名義の謝罪書面を受け取った後の判断だという。

 

有償点検の依頼に「今後は入庫をお断り」

問題の車両は、あま猫氏が2023年秋、本人公表額2,545万円で購入した中古の「R35 GT-R Premium edition T-spec」だ。

2024年に冷房から生ぬるい風が出る症状が発生。日産ハイパフォーマンスセンターで点検したものの故障は確認されず、冷媒を入れ替えて経過観察となった。2025年夏には東京から岡山まで約650キロを、冷房がほとんど効かない状態で走行。その後の初回車検でエバポレーターからの冷媒漏れが判明し、ユニットをメーカー保証で交換している。

2026年夏に同様の症状が再び生じたため、あま猫氏は保証終了後の有償点検として、過去に利用した店舗へ本名で連絡した。本人によると、当初は日程を調整すると案内されたが、折り返しの電話で「社内で確認した結果、今回は入庫をお断り」と告げられた。

理由は、過去の一連の騒動が同社に良い影響を与えなかったためで、今後も入庫を断るとの説明だったという。電話の録音は公開されておらず、このやり取りは本人による再話である。あま猫氏は「一女性オーナーとして対応をお願いしただけ」「企業の判断として悲しい」と述べ、8月27日にはXで「どうも、出禁女です。」と自嘲した。

 

前年の車検で社員DMと所有者情報の開示

対立の発端は、2025年の車検入庫だった。

あま猫氏は、他の客やスタッフの顔、氏名を映さないことを条件に、担当者から撮影の了承を得たと説明している。動画公開後、日産東京の社員を名乗る個人のInstagramアカウントから、動画と写真の削除を求めるDMが届いた。

本人が相談窓口へ連絡すると、当該アカウントはサービススタッフ本人のもので、「アカウントを乗っ取られた」との返信も本人が送ったことが確認されたという。

これとは別に、「店舗スタッフが別の客へ、GT-Rはあま猫氏の車だと案内し、写真撮影を勧めていた」とする匿名コメントも寄せられた。あま猫氏は当初、匿名情報で真偽は分からないと留保したうえで公表した。

同氏が2025年10月の動画で示した店長名義の書面では、別の客に車の所有者を口頭で伝えたことと、社員本人がDMを送ったことを認定。一方、スタッフが写真撮影を勧めた事実は確認されなかったとしている。書面では謝罪とともに、従業員教育と情報管理を徹底すると説明していた。

 

冷媒は規定500グラムに対し60グラム

今回入庫を断られた後、あま猫氏は専門店のシグマ自動車へ車両を持ち込んだ。

8月26日の動画によると、機器で回収できた冷媒は、規定量500グラムに対して60グラムだった。500グラムまで補充すると冷房は回復したが、漏れ箇所は特定されていない。本人も対症療法であると説明している。

なお、前年に交換したエバポレーターとの因果関係も現時点では不明で、冷媒の少なさだけを根拠に、前年のディーラー修理が不十分だったと断定することはできない。

 

日産全店からの「出禁」ではない

今回の判断主体として本人が挙げている日産東京販売は、メーカーの日産自動車とは別法人の日産系ディーラーだ。日産の公式一覧には東京都内の別の販売会社も掲載されており、今回の拒否が日産ブランドの全店舗に及ぶ事実は確認されていない。

ただし、GT-Rは認定スタッフや専用設備を備えた日産ハイパフォーマンスセンターなど、専門的なアフターサービス体制が設けられた車種だ。他の販売会社や店舗が実際に受け入れるかは分かっておらず、今後の恒久修理先は未定となっている。

 

公式説明がないまま評価は分かれる

日産東京販売ホールディングスは、撮影やSNSへの投稿・拡散を使って不当な要求を受け入れさせようとする行為を、カスタマーハラスメントの例として挙げている。一方で、正当な意見や要望、指摘には誠実に対応するとも定める。

動画コメントやXでは、社員側の不適切な対応を申告した客が排除されたとの批判と、大規模なYouTubeチャンネルで企業対応を公開する顧客との取引継続にはリスクがあるとの理解が並ぶ。

なお、日産東京販売は本件とは別に2026年2月、下請事業者25社へ計2,808台の車両運送などを無償で担わせたとして、公正取引委員会から改正前の下請法違反で勧告を受けた。同社も事実を認め、対価の支払いと社内研修などを表明しているが、今回の入庫拒否との直接的な関係は確認されていない。

8月27日時点で、日産東京販売と日産自動車から本件に関する対外的な公式説明は出ていない。

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ライター:

東京都出身。一日中ネットに張り付いている。

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