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貝塚市立第三中学校で催涙スプレーか 終業式後に23人搬送、14歳の中2男子を逮捕

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大阪府貝塚市東山の市立第三中学校で2026年7月17日、終業式後に催涙スプレーとみられるものが噴射され、生徒16人と大人7人の計23人が医療機関へ搬送された。大阪府警は、中学2年の男子生徒(14)を傷害容疑で緊急逮捕した。

貝塚市によると、搬送された全員が診察を終えて帰宅している。警察は、男子生徒と別の生徒とのトラブルが発端になったとみて経緯を調べている。

 

終業式後、教室や階段で噴射か 23人全員が帰宅

貝塚市とMBSニュースなどによると、17日午前10時40分ごろ、「敷地内で誰かがスプレーをまいた」と消防に通報があった。学校も直ちに警察へ通報した。

体調不良を訴えた生徒16人と大人7人の計23人が医療機関に搬送された。のどや皮膚の痛みなどの症状があったが、いずれも軽傷で、全員が診察を終えて帰宅した。ほかの生徒も安全確認後に下校した。

MBSニュースは、校内にいた生徒が「のどに違和感があり、咳が止まらなくなった」と話したと報じている。

ABCテレビなどによると、終業式後、男子生徒は別の生徒とトラブルになり、教室や階段で催涙スプレーとみられるものを噴射したとされる。その後、現場を離れ、学校外で警察に身柄を確保された。

 

終業式後も掃除当番の生徒が校内に

毎日新聞によると、終業式を終えた後も、少なくとも掃除当番の生徒が校内に残っていた。

終業式後に2階の教室で掃除当番をしていた2年の男子生徒(13)は、騒ぎを知り、「1階の教室でスプレーがまかれたと聞いた。被害に遭った生徒がかわいそう」と話した。

迎えに来た母親は、子どもが被害に遭っていた可能性を考えると怖いと話した。

貝塚市によると、学校は警察への通報後に校内の安全を確認し、搬送されなかった生徒を下校させた。

 

14歳の少年事件は家裁へ 市教委は全生徒をケア

緊急逮捕は、逮捕状を事前に取得する時間がない場合に認められる手続きだ。警察は逮捕後、直ちに裁判官へ逮捕状を請求し、発付されなければ釈放しなければならない。今回、警察がどの事情から緊急性を認めたのかは公表されていない。

刑法41条は14歳未満の行為を罰しないと定めており、14歳は刑事責任年齢に達している。少年でも被疑者として逮捕される場合があるが、逮捕は有罪が確定したことを意味しない。

少年事件は捜査後、原則として家庭裁判所へ送致される。家庭裁判所が本人の性格や生活環境、事件の内容などを調査し、保護処分や検察官送致などを判断する。

貝塚市教育委員会は、被害を受けた生徒に限らず、全生徒を対象にスクールカウンセラーなどを活用したケアを進め、安全管理と生徒指導を徹底するとしている。一方、市の発表では、学校が当事者間のトラブルを事前に把握していたか、スプレーが校内に持ち込まれた経緯には触れていない。

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ライター:

東京都出身。一日中ネットに張り付いている。

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