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勝どき陸橋で15歳死亡、友人の無免許16歳を救護せず走り去った疑いで逮捕 ネットで再燃する「少年法」議論

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東京・中央区の勝どき陸橋で2026年7月4日夕方、2人乗りバイクの後部座席から転落した15歳の女子高校生が後続車にひかれて死亡した。バイクを運転していた16歳の男子高校生は救護せずに現場から走り去り、翌5日、無免許過失運転致死とひき逃げの疑いで警視庁月島署に逮捕された。SNS上では少年の行動への憤りとともに、「少年法改正」を求める声が改めて広がっている。

 

夕方の陸橋で起きた事故

報道によると、事故が起きたのは7月4日午後5時25分ごろ。中央区勝どきの勝どき陸橋で、2人乗りバイクの後部座席に乗っていた高校1年の女子生徒(15)が路上に転落し、後続の乗用車にひかれた。女子生徒は病院に搬送されたが、死亡が確認された。

バイクを運転していたのは、東京都北区に住む高校2年の男子生徒(16)。運転免許は持っていなかった。2人は友人関係だったという。転落した原因については、警視庁が調べを進めている。

「事故でパニックになってしまった」翌朝に出頭

男子生徒は事故直後、倒れた女子生徒を救護することなく現場から走り去った。しかし翌5日午前、別の警察署に自ら出頭。警視庁月島署は同日、自動車運転処罰法違反(無免許過失運転致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで男子生徒を逮捕した。調べに対し「事故でパニックになってしまった」と話し、容疑を認めているという。

道路交通法は、事故を起こした運転者に負傷者の救護と警察への報告を義務付けており、救護義務違反、いわゆるひき逃げはそれ自体が重い犯罪だ。すぐに救護していれば結果が変わったかどうかは分からない。しかし、「無免許でハンドルを握る」「倒れた友人を置いて走り去る」という二つの選択が、失われた15歳の命と並べて語られることは避けられない。

 

SNSで広がる怒りと「少年法改正」論

この事件はテレビ各局や新聞各紙が相次いで報じ、X(旧Twitter)では「信じられない。少年法は改正すべき」とする投稿が拡散した。無免許運転という第一の逸脱に加え、目の前で倒れた友人を置き去りにした行動への強い憤りが、少年司法の在り方そのものへの不満へとつながった形だ。

少年法をめぐっては、2022年4月施行の改正法で18・19歳が「特定少年」と位置づけられ、検察官送致(逆送)の対象事件の拡大や、起訴後の実名報道解禁など、すでに厳罰化の方向へ一歩踏み出している。ただし、今回逮捕された少年は16歳であり「特定少年」には当たらない。また、故意に人を死亡させた事件では16歳以上の少年は原則逆送となるが、本件は過失運転致死とひき逃げの組み合わせであり、家庭裁判所が今後どのような処遇を選択するかが焦点となる。

少年法の根底には、可塑性の高い少年の更生を重視する理念がある。一方で、被害者遺族の処罰感情や社会の応報感情との緊張関係は、度重なる法改正を経てもなお解消されていない。

 

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ライター:

東京都出身。一日中ネットに張り付いている。

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