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株式会社ティエスイー

https://www.kktse.co.jp/

東京都品川区西五反田2-18-2 いちご五反田ウエストビル 8階

ティエスイーが目指す未来。お客様に近い場所から、最適なITを届ける挑戦

ステークホルダーVOICE 経営インタビュー
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ティエスイー 山路氏
株式会社ティエスイー IT統括事業本部 営業部の山路修隆氏

ITの力をどう経営に活かすべきか。DXという言葉が広がる一方で、「何から始めればよいのか」「自社に必要なシステムをどう判断すべきか」と悩む企業は少なくない。

株式会社ティエスイーは、東京本社でSESやシステム開発、インフラ開発を手掛け、九州支社では医療機関向けITソリューションを展開するITベンダーだ。創業から30期を迎えた同社が大切にするのは、お客様に近い場所から本当に必要なITを見極め、最適な形で届けること。

今回はIT統括事業本部 営業部の山路修隆氏に、同社の歩みと強み、これからの展望を伺った。

 

東芝グループとの関わりから始まった、30期の歩み

ティエスイーは、現会長である佐々木忠志氏が創業したITベンダーだ。佐々木氏はもともと東芝グループの出身であり、同社も創業当初から東芝グループのシステム開発の仕事を中心に事業を展開してきた。

現在は、東京・五反田の本社と、佐賀県の九州支社の2拠点体制でビジネスを進めている。

東京本社では、SESと呼ばれるシステムエンジニアの人材提供のほか、一般企業や行政に向けたシステム開発、インフラ開発を手掛けている。一方、九州支社では医療機関に特化したITソリューションを展開する。

一見すると、東京と九州では対象とする顧客や事業領域が異なる。しかし、両者は切り離されたものではない。九州支社が医療機関向けに提供しているサービスの中には、病院内のシステムを保守するためにエンジニアを常駐させるものもある。そこには、東京本社が創業以来培ってきたSESのノウハウが活かされている。

東京で磨いてきた人材提供の仕組みを、九州の医療機関向けサービスにも応用する。2つの拠点を連動させながら、それぞれの領域でお客様に近いIT支援を進めているのだ。

ニュートラルな立場で、最適なITソリューションを提案する

ティエスイーの強みについて、山路氏は「お客様のニーズに合わせて、最適なITソリューションを提案できること」を挙げる。

ティエスイー 山路氏

背景にあるのは、「IT技術を通じて豊かな社会を実現します」という理念だ。特定の機能や製品に限定するのではなく、お客様の課題に応じて柔軟に提案する。メーカーであれば自社製品を中心に提案することになるが、ティエスイーはITベンダーとして、メーカーに依存しないニュートラルな立場にある。

これは、製品ありきではなく、お客様が本当に解決したい課題に合わせて、人的リソースの提供、システム開発、製品の選定、導入支援などを組み合わせることができるということだ。

山路氏は、同社の立ち位置を「お客様のもっとも近い立場で提案していくこと」と表現する。IT化やDX化の課題に対して、製品を提案すべきなのか、人的リソースを提供すべきなのか。あるいは、まず課題を整理するところから始めるべきなのか。その判断を、お客様の目線に立って行うことが、同社の価値につながっている。

 

「何をすればいいかわからない」企業の最初の相談相手に

DXという言葉は広く浸透した。しかし、現場では「何をすべきか」が見えないまま、悩みを抱える企業も多い。
山路氏は、そうした企業こそティエスイーに相談してほしいと語る。

「『こういうことをしたいけれど、どう進めたらいいのかわからない』という段階でも構いません。むしろ、ぼんやりとした課題を受け止め、内容や状況をヒアリングし、必要な提案につなげていくことに、私たちの強みがあります」(山路氏)

ティエスイー 山路氏

コンサルティング会社の支援では、課題整理や方針策定が主な領域となるケースもある。一方、ティエスイーは、その先の構築や人材手配までを同じ窓口で担うことができる。

課題を整理して終わるのではなく、実際に形にするところまで伴走する。複数の会社を横断することなく、相談から提案、構築、運用に近い領域まで対応できる点は、同社ならではの強みだ。

ITの領域は広い。業務の属人化を解消したい企業もあれば、省人化を進めたい企業もある。システムを導入したものの、現場で使いこなせず悩むケースもある。ティエスイーは、そうした幅広い課題に対し、ひとつの領域に絞り込むのではなく、オールレンジで向き合う姿勢を大切にしている。

医療機関に近い場所で、適正なDXを支える九州支社

九州支社では、医療機関に特化したITソリューションを展開している。その背景には、山路氏自身の経験がある。

山路氏は前職で、電子カルテメーカーの営業を約10年経験してきた。その経験を活かし、現在はティエスイーという立場から、医療機関に対してより近い距離で問題解決を提案している。

医療機関のIT導入では、単にシステムの機能を比較するだけでは十分ではない。医療現場には、それぞれの業界特有の事情や背景がある。患者対応、院内業務、予算、既存システムとの関係など、考慮すべき要素は多い。

山路氏は、メーカー側の視点と、医療機関側に近い視点の両方を持っている。メーカーがどのような意図で提案しているのかを理解しつつ、医療機関が本当に必要としているものは何かを見極めることができる。

たとえば、メーカーから提示された見積もりの内容を精査し、「この項目は本当に必要なのか」と確認することもあるという。実際に、あるケースでは当初数千万円とされた対応が、最終的に数十万円まで減額されたこともあったという。

重要なのは、単に費用を下げることではない。必要のない投資を避け、医療機関にとって適切なタイミングと内容でIT化を進めることだ。山路氏は、これを「適正なDX化」と捉えている。

システム導入は、導入した瞬間がゴールではない。現場で使われ、業務に馴染み、医療機関にとって本当に意味のあるものになって初めて価値を持つ。ティエスイーは、その判断を支えるパートナーとして、医療機関の近くで伴走している。

 

東京と九州に共通する「信頼」を起点にした提案

東京本社と九州支社では、事業の対象や領域は異なる。東京は業界を限定せず、幅広い企業のIT課題に向き合っている。一方、九州は山路氏が立ち上げから手掛けてきた領域であり、医療機関に特化した色合いが強い。

しかし、両者に共通しているものがある。それは、お客様との信頼関係を起点にしていることだ。

山路氏は、医療機関への訪問時には、自身の経歴を必ず伝えるという。メーカー側にいた経験、現在はよりお客様に近い立場で支援していること、双方の視点から課題を見られること。それを最初に共有することで、相手に安心して相談してもらえる関係を築いている。

ティエスイー 山路氏

東京本社でも、同じ考え方が貫かれている。お客様の信頼を得て、課題を丁寧に聞き取り、そのうえで適切な製品やサービスを提案していく。どの拠点でも、どの業界でも、ティエスイーの仕事は「売ること」から始まるのではない。まず、お客様の話を聞き、本当に必要な支援を見極めることから始まる。

この距離感で仕事をするからこそ、ティエスイーは信頼を損なわないことを何より大切にしている。営利企業として利益を確保しながらも、第一に置くのはお客様との関係性である。その姿勢が、同社の提案に対する安心感につながっている。

IT技術を通じて、豊かな社会を実現するために

ティエスイーが掲げる理念は、「IT技術を通じて豊かな社会を実現します」である。

この言葉は、決して大きな理想だけを語るものではない。山路氏が語る未来像は、むしろ地に足のついたものだ。

九州支社の医療機関向け事業について、山路氏は「一施設、一医療機関でも多く、お取引させていただく関係を築き、サービスを通じて満足していただくこと」を目標にしていると話す。その積み重ねが、適正なDX化の推進につながっていく。

ITは、導入すれば自動的に価値を生むものではない。何を導入するか、どの順番で進めるか、どの程度の投資が適切かを見極める必要がある。だからこそ、企業や医療機関の近くに立ち、迷いや不安を受け止めながら、現実的な解決策へ導く存在が求められている。

ティエスイーは、30期を迎えた今も、東京と九州の2拠点でそれぞれの課題に向き合い続けている。

特定の製品を押しつけるのではなく、ニュートラルな立場で最適なITを届ける。課題整理から構築、人材手配まで、ワンストップで伴走する。業界特有の事情を理解し、お客様に近い場所で適正なDXを支える。

その一つひとつの積み重ねが、同社の理念である「豊かな社会」の実現につながっていく。

ティエスイーが目指すのは、ITに詳しい企業だけがテクノロジーの恩恵を受けられる社会ではない。ITに迷う企業や医療機関が、安心して相談し、自分たちに合った形で技術を活用できる社会である。

お客様に近い場所から、必要な IT を、必要な形で届ける。
ティエスイーの挑戦は、これからも続いていく。

◎会社概要
・会社名:株式会社ティエスイー(略称 TSE)
・所在地:東京都品川区西五反田2-18-2 いちご五反田ウエストビル 8階
・設立年月:1998年1月
・資本金:4,000万円
・事業概要
 ・コンピューターシステムの設計、開発、運用、保守に関する事業
 ・コンピューターネットワークの設計、構築、運用、保守に関する事業
 ・コンピューターシステムの販売に関する事業
 ・コンピューター及び周辺機器の販売に関する事業
 ・労働者派遣法に基づく労働者派遣事業 [許可番号:派13-307806]
 ・職業安定法に基づく職業紹介事業 [許可番号:13-ユ-302247]

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ライター:

広告代理店でディレクター・メディアマーケターとして活動後、フリーライターとして独立。広告業界時代には、多くの企業経営者やマーケティング担当者への取材を手がけ、戦略的コンテンツ企画に携わる。現在は、企業取材の執筆を中心に、ライター・編集者として活動中。

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