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漫画家・大盛のぞみ氏が謝罪文を公開 Aやん氏への誹謗中傷や自作自演を認める 長期化した騒動は何を残したのか

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漫画家大盛のぞみ氏のX(@imoootjya)より引用

漫画家・大盛のぞみ氏が謝罪文を公開。Aやん氏への誹謗中傷や自作自演、虚偽文書作成などを認めた。騒動の経緯やコミックエッセイ界隈への影響、SNS時代に残した教訓を整理する。

漫画家・大盛のぞみ氏が謝罪文を発表

コミックエッセイ漫画家の大盛のぞみ氏が6月3日、自身のX(旧Twitter)で誹謗中傷騒動が自作自演であることを発表し、謝罪文を公開した。

▼以前までの情報はこちら

大盛氏は投稿で、
「お騒がせしてしまい本当に申し訳ございません。
親しい友人のストーリー(私を含めて4名)のところにAやんさんの画像を上げてしまいました。
私自身の開示請求は終了しています。心から反省し、どのように償えば良いか考えています。」
とコメントした。
添付された謝罪文では、Aやん氏に対して行った行為を列挙している。

大盛のぞみ氏のコミックエッセイブログ

Aやん氏のコミックエッセイブログ

 

謝罪文で認めた内容とは

謝罪文では、大盛氏がAやん氏に対して以下の行為を行ったと認めている。
・東京都公安委員会および同委員長名義を冒用した虚偽の書面をChatGPTで作成し、ThreadsやDMで送信したこと
・客観的事実に反する内容を含む投稿を行ったこと
・Aやん氏に対する侮辱・誹謗中傷に該当する投稿を行ったこと
・いわゆる自作自演の投稿を行ったこと

さらに文書では、
「これらの行為はいずれも私が単独で行ったものであり、Aやん氏には何らの帰責事由もありません」
と明記。

また、
「有印公文書偽造及び偽造公文書行使罪をはじめとする犯罪行為にも該当し得るものだった」
とも記載されており、事態の重大さがうかがえる内容となっている。

 

発端は「誹謗中傷の犯人探し」だった

大盛氏は以前から、自身が誹謗中傷被害を受けているとSNSで発信していた。
そしてその犯人は、以下の条件に当てはまると発信。

・ご飯やお茶をするほど仲良く、何度も会っていた知人
・既婚女性
・同業者(漫画家)
・ほのぼの家族系漫画を投稿

その過程で、家族系コミックエッセイを発表している友人であるAやん氏について、「犯人の条件に一致するのではないか」という憶測がネット上で拡散。
しかし大盛氏自身は当時、「Aやん氏ではない」と投稿していた。

ところが後になって、
「Aやん氏本人には否定しながら、別の友人たちにはAやん氏が犯人だと話していた」
との証言が浮上。
さらに大盛氏が公開した、弁護士事務所との書面とされる画像の不自然さなども指摘され、読者の間では混乱が広がっていた。

 

周囲の漫画家やコミックエッセイ作家にも飛び火

今回の騒動は、当事者だけでは終わらなかった。
ネット上では、犯人は「家族系コミックエッセイ作家」「漫画家」という特徴から、無関係な作家たちまで憶測の対象となった。

結果として、「大盛氏の件とは関係ありません」と声明を出す漫画家やコミックエッセイストも現れる事態に発展。
一部では、その説明やSNSでの発言が読者の抱いていたイメージと異なり、
「作品は好きだったけれど読むのをやめた」
「SNSをブロックした」

という声も見られた。
騒動が広範囲に波及し、多くの関係者を巻き込んでしまったことは否定できないだろう。

 

なぜここまで大きな騒動になったのか

今回の件が注目を集めた理由は、単なるSNS上の口論や誹謗中傷トラブルではなかったからだ。
第三者になりすました投稿。
家族を名乗る人物による発信とみられる投稿。
虚偽文書の作成。
複数の情報が絡み合い、長期間にわたって物語が構築されていたように見えたことが、多くの読者に衝撃を与えた。

そのためSNSでは、
「何が真実だったのか分からない」
「なぜここまでやってしまったのか」

といった声が相次いでいる。

 

「悪意」だけでは説明できない違和感

もちろん、Aやん氏や周囲の関係者が受けた被害は決して軽いものではない。
だからこそ謝罪は必要だし、責任も問われるだろう。
一方で、多くの読者が感じているのは、
「ここまで複雑な行動を取る背景は何だったのか」
という疑問ではないだろうか。

SNSでも、
「精神的に追い詰められていたのでは」
「何らかのケアが必要な状態だったのでは」

といった声が見られる。

もちろん、現時点で公表されている情報だけでは医学的な診断を行うことはできない。
だからこそ注意したいのは、今回の件を理由に新たな誹謗中傷を行うことだ。
SNSでは、ある人が加害者になった瞬間に、別の人たちが正義感から過剰な攻撃を始めることがある。
しかし、それによって問題が解決するわけではない。

 

この騒動が残した教訓

今回の騒動は、SNS時代の危うさを象徴する出来事だったと言える。
一度広がった憶測は簡単には消えない。
誰かを疑う投稿は、たとえ直接名前を書かなくても周囲の人々を巻き込む。
そして、物語を作れば作るほど、後から修正することは難しくなる。

SNSでは「発信する自由」が語られることが多いが、それと同じくらい「発信しない自由」や「事実確認を待つ姿勢」も重要だ。
今回の件で最も大きな被害を受けたのは、犯人扱いされたAやん氏だけではない。
無関係の漫画家や読者、そして長年築いてきた信頼関係そのものだったのかもしれない。
謝罪文の公開によって一区切りはついたが、この騒動が残した教訓は、SNSを利用するすべての人にとって他人事ではないだろう。

 

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