
mizuiroと不易糊工業がタッグを組んで生み出した、廃棄野菜から作る新しいプラスチック素材の魅力と背景に迫る。
捨てられる野菜が便利なプラスチックに生まれ変わる
mizuiro株式会社と不易糊工業株式会社が力を合わせ、デンプンをベースにした新しいバイオスターチプラスチック素材を作り上げた。この素材のすごいところは、今まで捨てられていた野菜や果物の切れ端をたっぷりと混ぜ込んでいるところだ。
植物由来の成分を半分以上使っているおかげで、これまでの一般的なプラスチックと比べて二酸化炭素の排出量を約三十四パーセントも減らすことができ、文房具から企業のノベルティまでさまざまなアイテムへの展開が見込まれている。
他社には真似できない廃棄資源を活用する独自の取り組み

今回の取り組みがユニークなのは、単に環境に優しい素材を作るだけでなく、捨てられるはずだった野菜や果物の残さをアップサイクル原料として見事に組み込んでいる点にある。
特定の製品に縛られない汎用性の高い素材プラットフォームとして設計されており、石油由来の樹脂への依存を賢く減らしながら、しっかりとした資源循環を叶えているのが他社にはない大きな強みとなっている。
お互いの強みを掛け合わせるオープンイノベーションの哲学
こんな素敵な素材が生まれた背景には、異なる分野の企業同士が手を取り合うオープンイノベーションの温かい精神がある。
mizuiroのアップサイクルにかける熱い思いと、不易糊工業が長年培ってきたものづくりの技術が出会うことで、それぞれの強みが自然に融合した。
お互いをリスペクトし合いながら、環境への優しさをワクワクする新しい価値へと転換していこうとするしなやかな哲学が根底に流れている。
個性を活かし外と手をつなぐ姿勢から学ぶこれからのビジネス
自分たちのこれまでのやり方だけに固執するのではなく、外の仲間が持つ技術やアイデアとフランクに組むことで、思いもしなかった面白い価値が生まれてくる。
両社の歩みを見ていると、自分の足元にある大切な技術を磨きつつ、ふっと視野を広げて新しい出会いを楽しむ心が、これからのビジネスを心地よく進めるための素敵なヒントになることがよくわかる。
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